ペツルのエリオスはストレスを感じることなくかぶることができる登山用ヘルメットです。
頭を包み込むようにフィットしますが、蒸れることはほとんどありません。
衝撃吸収性能にも優れ、調整機能が高いペツルのエリオス。
ヘルメットと言えば、重い、熱い、窮屈で、かぶらない時の扱いに困るというイメージがありましたが、ペツルのエリオスはそんなことを感じさせない快適さです。
新穂高から奥穂高岳へと向かう重太郎橋で撮影。
(黒いジャックダニエルのステッカーは自分で貼ったものです 笑)
僕は下山時に登山道を走ることがありますが、エリオスをかぶっていてもブレが気になったことはありません。
また、僕は登山道のコースタイムの約50%のペースで登山をすることが多いので、かなりの発汗量がありますが、暑さを感じることほとんどもありません。
エリオスは、工事用、防災用ヘルメットに使われているものと同様に、耐衝撃性などの強度が高いABS樹脂製です。
約300gと軽量です。
エリオスの内側は、多くの登山用ヘルメット、自転車用ヘルメットで採用されている、ポリスチレンフォームライナーです。
優れた衝撃吸収性、断熱性を持ち、それでいて軽量です。
ヘルメットの上からヘッドライトを装着できるようになっています。
暑い時はスライド式シャッターを上げると
風が入ります
個人的にはシャッターを開けなくてもそれほど暑さを感じることはありません。
ヘッドバンドを調整して頭にフィットさせます。
開いた状態でかぶり、 ボタンを押しながらヘッドバンドを締めます。
頭にピッタリとフィットします。
かぶらないときは、後頭部の穴にザックのバンドを通してザックに外付けをしています。
日帰りザックにはこんな感じで外付けしています。
走ってもパタパタしたりしません。
写真は鹿島槍でセルフタイマー機能を使って撮ったものです。
大きいザックにはこんな感じに。
常念岳で撮影。
長野県警および遭対協(山岳遭難防止対策協会)は登山用ヘルメットの着用を呼びかけています。
長野県警が紹介している「ヘルメットを着用し、死亡事故にならなかったと思われる例」
(150mもの滑落をした登山者の例です。)
2014年には御嶽山の噴火という大災害も起きてしまい、登山用ヘルメットは登山道具として必須化してきています。
槍ヶ岳山荘では、槍の穂先に上る登山者のためにヘルメットの貸し出しを行っています(有償)。
富士登山ガイドライン(指針)もヘルメットの携行を推奨しており、富士登山競争も出場者にヘルメットの携行を推奨しています。
万が一の滑落、落石から命を守ってくれる登山用ヘルメット。
登山道では、自分がいくら気を付けていても、自分より高所に居る他の登山者が落石を引き起こしてしまうということもあります。
そんな状況に備え、落石が起こりそうな場所ではヘルメットをかぶっていれば憂いなしです。
僕は自衛隊の山岳レンジャーがペツルのヘルメットを使っているのをみてエリオスを選びました。
エリオスはストレスなくかぶることができるおすすめの登山用ヘルメットです。
※エリオスは販売がほぼ終了しています。現在は、同じペツルのシロッコがおすすめです。
ペツル シロッコ
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僕の登山装備をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
日帰り登山のノウハウをこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
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