ツールド長野130kの試走会に参加してきました。
ツールド長野130kは長野市の、
信州トレイルマウンテンさん(トレイルランニング・軽快登山の専門店)主催のイベントです。
長野盆地を囲う里山をロードでつなぎながら結び、
完全踏破をすると約130kmになります。
コースは全8エリアで構成されており、
ツールド長野本番までの週末に試走会が行われます。
この日で2回目の参加となる信州トレイルマウンテンさんのツアー。
前回は地附山・大峰山エリアの試走会に参加させていただきました。
前回の地附山・大峰山の時と同様にツアー後にひとりで再び同じルートを歩きました。
前回の地附山・大峰山ではツアーの時と同じくトレラン装備で2周目を行いましたが、
ツアー直後とはいえ、慣れていない山域を1人で歩くというのは心細いものがありました。
雁田山ではトレラン装備から登山装備に代えて2周目へと向かいました。
日本全国の山々を歩いてきた装備なのでトレラン装備と違い絶対的な安心感があります。
雁田山の登山道入口
一の岩
二の岩
随所になかなか良い音がする熊ベルがありました。
展望台や山頂で撮った写真ではないと思いますが、
紅葉も綺麗でなかなか良い眺めです。
見おろしている平地は小布施町だと思われます。
小布施町というと栗(竹風堂:ちくふうどう)と葛飾北斎(北斎館)のイメージです。
落ち葉の登山道
登山口はすべり山入口と言うようです。
反射板跡
博が無いので内容はよく解りませんが、
無線電波を反射させる役割を担っていた板のようで、
現役の時は結構重要だった雰囲気です。
反射板は撤去されています。
物見岩
物見岩には登ろうと思えば登れそうです。
展望園地
ツールド長野の時にエイドが設営されていた東屋。
(このブログはツールド長野の後に投稿しています。)
有志の方により、通過する参加者ごとに写真撮影をしていただきました。
サンドイッチなどを用意していただいてありましたが、
この場所まで担ぎ上げていただいたということになります。
展望園地からは北信五岳を見渡せるようですが、残念ながら雲の中。
飯縄山(いいづなやま)、戸隠山、黒姫山、妙高山(百名山)、斑尾山(まだらおさん)で、
北信五岳です。北信というのは長野県の北部地域を指す呼び名です。
イマイチよくわからないのですが、
飯綱山=飯縄山で良いのだと思います。
子供の頃に飯綱高原スキー場によく連れていってもらっていたので、
飯綱山のイメージがありますが、広く使われているのは飯縄山だと思います。
wikiでも飯縄山(飯綱山)となっているので同一の山で間違いないと思います。
位置関係としては上の写真の黒姫山の右に妙高山が位置します。
登山口のすべり山入口から下山口の岩松院(がんしょういん)までは4km強のようです。
岩松院は小林一茶のゆかりの古寺で、
「やせ蛙まけるな一茶これにあり」の句を詠んだ蛙合戦の池があります。
また、葛飾北斎の大作「大鳳凰図」もあります。
大鳳凰図は天井画であり、八方睨みの鳳凰ともいわれ、
その鋭い目はどこからみてもこちらを見据えているように見えます。
完全に忘れていましたが、
小学校か中学校の社会科見学だったかで訪れたことがあったはずです。
姥石
千僧坊(せんぞうぼう)
千僧坊が今回のコース中の最高峰のようです。
千僧坊が雁田山の最高地点ということで良いのだと思います。
一応の自撮り
重りにピッケルをつけていました。(この日はルート上に一切の雪なしでした。)
落ち葉に覆いつくされた登山道。
登山道はそこそこの斜度で道幅も狭かったので千僧坊からの下山は難所でした。
ツアーの時は他の参加者の方も苦戦しながらの下山でした。
ツツジ台
ツツジがあるのでしょうが、よくわかりませんでした。
大城
苅田城の大城ということになるのだと思います。
上の写真の看板があった一帯
小城
苅田城の小城ということになるのだと思います。
上の写真の小城の看板があった近くの祠
モミジ
紅葉
モミジ
岩松院の横にあった弁天池
水が汲めるようになっていたと思いますが、
生では飲まないように注意書きがあったと思います。
前回のツアーで歩いた地附山・大峰山もそうでしたが、
雁田山も家の近くにあったとしたら足しげく通うだろうなと思う良い里山でした。
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