蝶ヶ岳山頂から眺めた蝶ヶ岳ヒュッテと常念岳

三股からの蝶ヶ岳・常念岳日帰りピストン登山
(2018年10月28日)

 
 
 
 
 

 
 
 
暗闇に照らし出される「みつまたゴジさん」
 

 
 
 
 
午前4時前から三股登山口を登り始め、日の出前の午前6時には蝶ヶ岳山頂につきました。
 

 
 
 
 
富士山(中央奥)も見ることができました。手前のハイマツは樹氷のように白くなっていました。
 

 
 
 
 
日帰り登山でご来光を見ることができたので得をした気分でした。
 

 
 
 
 
朝日を浴びる穂高岳・大キレット・槍ヶ岳の稜線
 

 
 
 
 
朝日を浴びる常念岳と蝶ヶ岳ヒュッテとテント場
 

 
 
 
 
蝶ヶ岳ヒュッテから蝶槍までの1往復目
 

 
 
 
 
左から奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳。中央の灰色の部分が涸沢カール。
 

 
 
 
 
まだ陽が登り切っていないので蝶ヶ岳の影が槍穂の稜線にかかっています。
 

 
 
 
 
常念岳と雲海
 

 
 
 
 
安曇野が雲に覆われています。
 

 
 
 
 
蝶槍から蝶ヶ岳ヒュッテへと戻ってきました。
 

 
 
 
 
ハイマツの上部が凍りついています。
 

 
 
 
 
蝶ヶ岳ヒュッテから再びの蝶槍
 

 
本当は蝶ヶ岳ヒュッテ~蝶槍を複数往復するトレーニングをしようと思っていましたが、天候などのコンディション的に常念岳まで行けそうだったので、常念岳山頂を目指すことにしました。12月初旬にツールド長野130kが控えているので登り返し耐性をつけておきたいと思っていました。
 
 
 
蝶ヶ岳~常念岳の道中の池は全面結氷していました。石を投げつけてみると割れるほどの氷の厚さではありましたが。
 

 
 
 
 
振り返ると蝶槍がだいぶ離れました。
 

 
蝶ヶ岳~常念岳は実際の見た目以上、地図上での見た目以上の時間と体力が必要なルートだと思います。複数回のアップダウンがあります。
 
 
 
常念岳への登りは、登っても登っても山頂が近づかない印象です。
 

 
 
 
 
蝶槍が本当に離れました。中央左奥にポツンと写っています。
 

 
 
 
 
登っても登っても近づかない常念岳山頂。冷たい風に吹きさらされながらの登りです。
 

 
 
 
 
絶好の登山日和と思いきや、槍穂高の稜線には残念ながら雲が。
 

 
 
 
 
蝶ヶ岳山頂に到着。上下ともに厳冬期用のウェアがザックには入っていますが、完全に夏山スタイルで登ってしまいました。
 

 
 
 
 
記念自撮り
 

 
山頂で自撮りをしていると、「ブログ参考にさせてもらっています。」と青年に声をかけられました。
自撮りしている様を見て、僕がブログの人だと気づいてくれたようです。
また、僕が北海道のトムラウシに登っている時に青年も登っていたようで、
僕の姿が印象に残っていたようです。(自撮りをしている姿が滑稽だったんだと思います・・・。)

そして、どうやらこの青年。この日の常念岳登山で日本百名山の完登を達成したとのことでした。
(公共交通機関とヒッチハイクだけでの達成のようです。凄すぎです。)

実は、この時は全く気が付いていませんでしたが。
昨年の同じ日に僕も日本百名山の完登を達成したのでした。
青年もそのことにはまったく気が付いていなかったようです。
(下山後にインスタでやりとりをしてお互いに気が付きました)
そして、なんと、青年は下山時に日本百名山ひと筆書きの田中陽気さんに遭遇したようです。
常念岳を舞台に、百名山がらみの、偶然に偶然が重なったまさにミラクルデーだったのではないかともいます。

ちなみに、常念岳山頂には、この日の登山で常念岳登山100回目だという方もいました。
こんなことって本当にあるんでしょうか・・・笑
 
 
 
大天井岳・北アルプス裏銀座方面
 

 
 
 
 
2週間前にも登った常念岳山頂に再びやってきました。
 

 
 
 
 
残念ながら槍穂の稜線の雲は晴れることはありませんでした。
 

 
 
 
 
常念岳山頂と前常念を結ぶ稜線。
 

 
 
 
 
雪化粧した槍ヶ岳山頂と北鎌尾根(写真右)にズーム
 

 
この日は朝から山岳救助ヘリが飛んでいました。後で知ったところによると北鎌尾根で遭難があったようです。助かったようでなによりです。
 
 
 
常念岳から遥か彼方の蝶槍に再び戻ります。
 

 
下山後にざっとgoogle検索してみましたが、
三股から蝶ヶ岳・常念岳を日帰りピストンしたことがある登山者はいなさそうな雰囲気でした。
 
 
 
高山植物が凍りついていました。
 

 
 
 
 
つららもこんな感じに。
 

 
ビバーク装備はいつもどおり携行していましたが、シュラフまでは持っていませんでした。
トランスジャパンでも火器の携行が義務付けられたので、来年の夏山登山では火器を携行しようと思っています。
この時期の稜線を縦走して、季節に応じて、夜を乗り切ることができる装備を携行することが重要だと改めて実感しました。
 
 
 
蝶槍から蝶ヶ岳ヒュッテへと向かう稜線。
 

 
思っていた通り、蝶ヶ岳からの常念岳往復はきつかったです。
 
 
 
ハイシーズンは登山靴で一杯になる蝶ヶ岳ヒュッテの下駄箱ですが、1足も登山靴が置かれていませんでした。
 

 
 
 
 
蝶ヶ岳ヒュッテテント場泊では何度も何度もお世話になる自動販売機。この夏の蝶ヒュッテテント泊の時は5ℓ以上のビールをちょうだいいたしました。
 

 
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これから蝶ヶ岳登山を計画されている方は林道の通行止め時間帯があるのでご注意を。
(蝶ヶ岳ヒュッテの営業は11月3日までのはずです。)
 

 
 
 
 
蝶ヶ岳山頂に戻ってきました。この日だけで3回目の蝶ヶ岳山頂です。
 

 
 
 
 
蝶ヶ岳ヒュッテと常念岳。テント場のテントの少なさが無雪期登山が終わりを迎えつつあることを物語っています。
 

 
 
 
 
帰りの登山道で地元のホームセンターのシールを発見。
 

 
 
 
 
どうやら登山道の階段の手すりはホームセンターで調達がされているようです。
三股ルートは階段の整備が着々と進んでいます。
 

 
 
 
本当は、蝶ヶ岳ヒュッテ~蝶槍を複数往復しようと思っていたこの日の登山ですが、
常念岳まで足を伸ばしたのは、百名山達成の青年に呼ばれたからではないのかなと思いました。
 
最高にミラクルな蝶ヶ岳・常念岳登山だったと思います。
 
 
 
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