Category Archives: 山旅の記録 詳細

新穂高から弓折乗越経由での日帰り笠ヶ岳登山
(2019年8月25日)

 
 
 
 
 
杓子平からの登山道を登り切り、抜戸岳から笠ヶ岳へと向かう稜線歩きが印象的な笠ヶ岳。
 
この日の登山は当初、新穂高~雲ノ平の日帰り登山(過去に1度経験済み)を計画していましたが、弓折乗越まで登ったところで、天候と体調がすぐれなかったため、笠ヶ岳登山へと切り替えました。
 
弓折乗越~抜戸岳の稜線では3組の雷鳥に会うことができました。いずれも親鳥(雌)と子のファミリーでした。7月の稜線で見かける雷鳥のヒナは、ヒヨコほどのサイズであることが多いですが、8月も下旬となると岩から岩へと移るときに羽ばたいて移動をするなど、着実に大人になりつつある様を目にすることができました。
 
 
 

この日のルート

新穂高~鏡平~弓折乗越~抜戸岳~笠ヶ岳~笠新道~新穂高
 
 
 
 
午前2時45分に新穂高を出発し、5時30分ごろに鏡池に到着。
鏡池からは残念ながら槍ヶ岳と穂高岳の稜線の全景を眺めることはできず。辛うじて大キレットが見れました。
 

 
 
 
 
大キレットから朝日が差し込んでいました。
 

 
 
 
 
雲の間から日差しが。
弓折乗越の看板が照らされているようでした。
 

 
天候と体調が良ければ新穂高~雲ノ平の日帰り登山をしようと思っていましたが、どちらもよろしくなかったので笠ヶ岳登山に予定変更。双六岳から西鎌尾根経由での槍ヶ岳登山もちらつきましたが、風邪気味で体調が万全ではなかったので、選択肢の中では最もコースタイムが短い笠ヶ岳登山としました。
 
 
 
この日は弓折乗越~抜戸岳の間に稜線で3組の雷鳥に会うことができました。
 

 
登山で会うことができた雷鳥たちのアルバムはこちら
 
 
 
霧に覆われた稜線を歩くのも嫌いではありません。
 

 
 
 
 
弓折乗越からそれなりにアップダウンのある稜線を歩き抜戸岳山頂へ。
 

 
 
 
 
振り返ると穂高岳の稜線
 

 
 
 
 
笠ヶ岳も雲が晴れました。
 

 
 
 
 
抜戸岳から笠ヶ岳もそれなりに距離がある稜線歩きですが、笠ヶ岳を眺めながらの稜線歩きは心躍ります。
 

 
 
 
 
青空と緑が鮮やかな笠ヶ岳への稜線歩きです。
 

 
 
 
 
笠ヶ岳山頂で記念自撮り
 

 
 
 
 
笠ヶ岳の山頂標と歩いてきた稜線
 

 
 
 
 
弓折乗越から笠ヶ岳山頂まで歩いてきた稜線
 

 
 
 
 
笠ヶ岳山頂でカップヌードル
 

 
登山中に食べたカップヌードルのアルバムはこちら
 
 
 
笠ヶ岳を後にすると、再び雲が出てきました。中央右には笠ヶ岳山荘が。
 

 
 
 
 
復路の稜線歩き。晴れていれば槍穂高を目の前にしての稜線歩きとなりますが、この日は残念ながら雲の中。
 

 
 
 
 
復路は抜戸岳の分岐から笠新道での下山。
 

 
 
 
 
杓子平から振り返る抜戸岳~笠ヶ岳の稜線
 

 
 
 
 
夏の緑がまぶしい杓子平
 

 
 
 
 
笠ヶ岳は雲の中
 

 
 
 
 
槍穂高も雲の中
 

 
 
 
 
雲の切れ間からかすかに槍ヶ岳
 

 
 
 
 
槍穂高の稜線上には厚い雲が
 

 
雲ノ平登山から笠ヶ岳登山へと切り替えましたが、笠ヶ岳を眺めながらの稜線歩きをすることができ、良い山行となりました。
 
下山の笠新道では、確実に山小屋到着のデッドラインと言われている15時を過ぎるであろう登山者が多数登ってきました。小屋番さんにきつく注意されることを祈るばかりでした。笠新道での笠ヶ岳登山は、大まかに、①新穂高~杓子平、②杓子平~抜戸岳、③抜戸岳~笠ヶ岳の3つの区間に分けることができると思いますが、急登で知られる笠新道を登り切り、稜線に出てからもそれなりに時間と体力を要します。今回、下山をしている時に①の区間の段階で、かなり遅い時間、かなり体力を消耗している登山者の何人かとすれ違いました・・・。
 
 
 
 
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笠ヶ岳登山で会うことができた雷鳥

笠ヶ岳登山で出会うことができた3組の雷鳥(2019年8月25日)

 
 
 
 
 
この日の笠ヶ岳登山では3組の雷鳥と遭遇することができました。
笠ヶ岳登山とはいうものの、実は雷鳥に会えたのは弓折乗越~大ノマ岳の間でした。
 
ちなみにこの日のルートはこんな感じです。
 
新穂高~鏡平~弓折乗越~大ノマ岳~笠ヶ岳~笠新道~新穂高
 
 
 

①弓折乗越で会えた雷鳥親子

ピントを合わすことができませんでした・・・。
親雷鳥と2羽の子雷鳥の3羽ともが動き続けていたので。
 

 
 
 
 
たぶん親雷鳥です。
子供の雷鳥も、ほとんど親雷鳥と見分けがつかないくらいに成長していました。
 

 
 
 
 
食事中の親雷鳥
 

 
 
 
 
こちらもたぶん親雷鳥
 

 
 
 
 

②弓折乗越から笠ヶ岳方面へ15分ほど進んだ場所で会えた雷鳥

こちらも雷鳥ファミリーでしたが、気が付いた時には、最後の一羽が樹林の中へと入り込んでいくシーンでした。
 

 
 
 
 

大ノマ岳付近?で出会えた雷鳥親子

こちらは親雷鳥と子雷鳥1羽のファミリーでした。
 

 
 
 
 
見た目はまだヒナに近い子雷鳥でしたが、岩から岩へとしっかりと羽ばたいて移動していました。
 

 
 
 
 
ハイマツの中にたたずむシルエットが美しい親雷鳥
 

 
 
 
 
雷鳥と子雷鳥のツーショット
 

 
 
 
 
子雷鳥はまだ首が短いです。
 

 
 
 
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白馬大雪渓から栂海新道で日本海へ(朝日小屋テント場1泊2日) 2日目

 
 
 
 
 
アルプスと日本海とをつなぐ栂海新道を、1泊2日で縦走した時の2日目の登山レポートです。
 
 
白馬大雪渓から栂海新道で日本海を目指す山行の2日目。
 
 
2日目は朝日小屋から一気に日本海の親不知を目指します。
 
 
午前1時30分ごろに起床し、ストックシェルターを撤収。
 
 
前日にお湯を入れておいたアルファ米を食べ、午前2時ごろには朝日小屋を出発しました。
 
 
僕の他には午前2時にテント場を出発する登山者はいないようでした。
 
栂海新道登山1日目のブログ投稿はこちら
 

 
テント場で寝ていた時、遠くで雷が鳴り響いていましたが、地響きが伝わってきました。幸いにして、これまで山中で雷に出くわしたことはありませんが、山の雷の恐ろしさを肌で感じることができた体験でした。
 
 
 
ヘッドライトの灯りで朝日岳を目指して歩きました。
 

 
 
 
 
朝日岳山頂に到着。展望が良さそうな山頂でした。
 

 
 
 
 
まだ暗いので、立山、剱岳を望むことはできない朝日岳山頂でした。
 

 
 
 
 
朝日岳の山頂標と方位盤。右奥には平地の灯りを目にすることができました。
 

 
 
 
 
木道わきの看板から、栂海新道に向かっている?すでに歩いている?実感がわいてきます。
 

 
 
 
 
道標とマツムシソウ
 

 
 
 
 
吹上のコル。蓮華温泉との分岐です。栂海新道はさわがに山岳会の方々が整備をしてくださっているようであり、栂海山荘や白鳥小屋もさわがに山岳会が管理されているようです。
 

 
 
 
 
朝日岳周辺は山深い中であるにも関わらず木道が多く、大変な労力が必要だったのではないかと思いました。
 

 
 
 
 
照葉ノ池
 

 
 
 
 
アヤメ平
 

 
アヤメ平周辺では雷鳥が足元から飛び立つシーンに2回遭遇しました。ヘッドライトの灯りではさすがに足元(登山道脇)の雷鳥に気づくことができず、雷鳥を驚かしてしまいました・・・。僕もとても驚きましたが・・・。
 
 
 
アヤメ平から少し先、明るくなってからアヤメを撮影。
 

 
 
 
 
通過せねばならない少し嫌な感じの雪渓もありました。(チェーンスパイクを携行するも使用せず。)
 

 
朝日岳から先の長栂山、黒岩山は樹林帯を歩くことも多く、ヘッドライトめがけて虫が突撃してくることもしばしば。あまりの虫の多さに、ヘッドライトを頭から外して手で持って歩くシーンも何度かありました。
 
 
 
朝日岳~黒岩山は池塘地帯と樹林帯を繰り返す感じの登山道でした。
 

 
 
 
 
まだうす暗いうちに黒岩平に到着。
気温が上がって暑くなる前に進めるところまで進む作戦。
 

 
 
 
 
池塘の朝
 

 
 
 
 
朝日小屋から日本海まで、一番の見どころは暗い中で歩いた池塘地帯だったように思います。山の奥深く、まさに秘境を歩いている感覚を味わうことができました。
 

 
 
 
 
黒岩山(たぶんです。)
 

 
 
 
 
黒負山でしょうか?綺麗な山容でした。
 

 
 
 
 
振り返る朝日岳(中央奥)もだいぶ遠くになりました。
 

 
 
 
 
黒岩平~黒岩山でむかえたご来光。
 

 
 
 
 
日本海に向けて、水場の乏しいルートを暑い中歩くことになりそうです。太陽の前にギザギザと稜線が見えましたが、山名はよくわからず。
 

 
 
 
 
池塘地帯の向こうに朝日岳
 

 
 
 
 
黒岩山で中巻新道(栂海新道とのエスケープルート)との分岐があるはずでしたが見逃してしまいました。
 

 
 
 
 
これから歩く稜線
 

 
 
 
 
黒岩山周辺から振り返る池塘地帯と朝日岳が栂海新道登山で最も見応えがあったと思います。
 

 
 
 
 
黒岩山の山頂標
 

 
 
 
 
何度も振り返った光景
 

 
 
 
 
文子ノ池。看板が倒れていました。
 

 
 
 
 
文子ノ池
 

 
 
 
 
振り返った黒負山?
 

 
 
 
 
これから歩く稜線
 

 
 
 
 
さわがに山の山頂標。右奥に初雪山?
 

 
 
 
 
歩いてきた稜線を振り返ります。栂海新道は思っていた以上にアップダウンがある登山道でした。
 

 
 
 
 
犬ヶ岳(右)に向かいます。相変わらずのアップダウンが続きます。
 

 
 
 
 
栂海山荘の水場である北俣の水場の看板。登山道から往復10分ほどのようです。僕はスルーしました。栂海山荘の水場とありますが、僕のペースで北俣の水から栂海山荘まで30分かかっております。
 

 
 
 
 
朝日岳(中央奥)が本当に遠くに離れました。
 

 
 
 
 
ちょいちょい危険個所もある栂海新道。
 

 
 
 
 
犬ヶ岳山頂に到着
 

 
 
 
 
犬ヶ岳山頂から歩いてきた稜線の眺め。
 

 
 
 
 
この先に歩く方向に海はまだ見えず。そして、まだまだアップダウンが続きそうな光景です。ここまでの道中で何度か海を目にしましたが、それは恐らく富山県の海で、栂海新道が続く親不知は新潟県の海です。
 

 
 
 
 
犬ヶ岳山頂から栂海山荘までは約10分。栂海山荘の前には栂海新道の開祖、小野健さんの碑が建てられていました。
 

 
 
 
 
栂海山荘に到着。基本的には管理人が居ない無人の小屋で水場はありません。
 

 
 
 
 
栂海山荘の全景。
 

 
 
 
 
収容人数は40名のようです。
 

 
 
 
 
1階と2階がありました。
 

 
 
 
 
混雑することもあるようです。
 

 
 
 
 
栂海山荘のトイレはそのまんま自然に返すタイプのようでした。
 

 
 
 
 
黄蓮山の山頂。犬ヶ岳から先にある山頂は基本的には樹林帯の中で、展望はありませんでした。
 

 
 
 
 
黄蓮の水。栂海山荘から下ること約40分。枯れることもあるようです。僕はスルーしました。
 

 
 
 
 
菊石山
 

 
 
 
 
下駒ヶ岳。暑い中でのアップダウンが続きます。標高がそれほど高くないので気温が高いのです。
 

 
 
 
 
中央奥に白鳥山。まだまだ暑い中でのアップダウンが待ち構えているようです。
 

 
 
 
 
白鳥の水場もスルー。
 

 
 
 
 
白鳥山に到着。
 

 
 
 
 
白鳥山の山頂には山と高原地図には無い分岐があり少し迷いましたが、「日本海」の方へと進みました。水場の乏しい灼熱の登山道でのルートロスは致命的なので若干の不安とともに進みました。
 

 
 
 
 
白鳥小屋の中の様子
 

 
 
 
 
白鳥小屋から少し進むと山姥ノ洞との分岐があったのでルートが間違っていないことを確信。山姥ノ洞方向はあまり歩かれていないようで、登山道をふさぐようにヒモがかけられていました。
 

 
 
 
 
シキ割りの水場の看板。
 

 
 
 
 
シキ割りの水場
朝日小屋を出発してから初めて目にする登山道上にあるまともな水場です。細い水なのでペットボトルにためるまで時間がかかりましたが助かりました。
 

 
 
 
 
金時の頭。日本海に向けて下り基調ではありますが、相変わらずのアップダウンが続きます。
 

 
 
 
 
坂田峠でアスファルト道を渡りました。
 

 
 
 
 
朝日小屋を出発する際、約4ℓの水を携行しましたが、坂田峠までで2.5ℓほどの水を飲みました。(栂海新道の道中での水の補給はシキ水での500mℓ強。)
 

 
灼熱の登山道で、これまでの登山歴の中でもトップクラスの汗のかき方でしたが、熱中症予防のための塩熱サプリが効果を発揮したようです。朝日小屋でポカリを補給しようと思っていましたがまさかの売り切れ。電解質補給のための塩熱サプリが功を奏しました。
 
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坂田峠の看板(旧北陸道クロス)
 

 
 
 
 
ようやく海を視認できるようになってきましたが、まだまだアップダウンが続く雰囲気です。
 

 
 
 
 
尻高山
 

 
 
 
 
特に表記はなかったように思いますが、おそらく二本松峠
 

 
 
 
 
入道山
名のあるピークとしては海までの最後のピークですが、そこは栂海新道。入道山から先にもちょっとした登りが待ち構えていました。
 

 
 
 
 
終盤の栂海新道の看板
 

 
 
 
 
2基ほどの鉄塔が出現しました。
 

 
 
 
 
最後にアスファルト道を横断
 

 
 
 
 
登山口まで急斜面を下るので足の筋肉に負担がかかります。
 

 
 
 
 
朝日小屋を午前2時に出発しておよそ10時間後の昼の12時頃に親不知の海に到着。
 

 
 
 
 
栂海新道登山口に記念のタッチ。
 

 
 
 
 
マイカーをデポした時には停められていなかった栂海新道の登山口脇にも車が停められていました。朝日小屋から栂海新道登山口までの道中ですれ違った登山者は15組ほどだったでしょうか。
 

 
 
 
 
登山口にある自動販売機でキンキンに冷えた綾鷹をゲット。
 

 
 
 
 
最終目的地である日本海へと向かいます。
 

 
 
 
 
親不知の海へと続く階段
 

 
 
 
 
北アルプスから栂海新道を経て、1泊2日で日本海まで踏破しました。
 

 
 
 
 
お約束の入水。
 

 
 
 
 
波が高く、油断すると高波にさらわれそうな雰囲気でした。
 

 
 
 
 
ガッツポーズで記念の自撮り。登った岩にもフナムシがウジャウジャいました・・・。
 

 
 
 
 
栂海新道は本当に最後の最後までアップダウンの激しいルートです 笑
 

 
 
 
栂海新道登山1日目のブログ投稿はこちら
 
 
 
栂海新道登山をしてみて感じたポイントなどを、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
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白馬大雪渓から栂海新道で日本海へ(朝日小屋テント場1泊2日) 1日目

 
 
 
 
アルプスと日本海とをつなぐ栂海新道を、1泊2日で縦走した時の1日目の登山レポートです。
 
 
登山の起点とした猿倉までは、松本市の自宅から始発電車とタクシーを使ってのアプローチだったため、8時30分の登山開始となりました。
 

 
 
 
 
白馬尻小屋
登山開始が遅い中、この日の目的地は朝日小屋までの長丁場なので完全スルー。
 

 
 
夏休みのため沢山の登山者が登っていた白馬大雪渓。
 

 
 
 
 
雪渓の上はひんやりと涼しいとはいえ、ハイペースで登ったので汗だくになりました。
 

 
 
 
 
雪渓から先は高山植物が咲き乱れる中をひたすらに登りました。青空と緑がまぶしかったです。
 

 
 
 
 
白馬岳頂上宿舎の前の水場
 

 
 
 
 
雪渓から流れ出る雪解け水をがぶ飲みしました。
登山開始が8時30分と気温が高くなってからの登山開始だったので暑かったです。
 

 
 
 
 
旭岳
 

 
 
 
 
剱岳
 

 
 
 
 
何度見ても標高3000mの光景とは思えない白馬山荘の建物群。
 

 
 
 
 
白馬山荘で贅沢に飲み物を補給。
どう考えても例年より気温が高く、その上、風が吹くことも少ない夏山シーズンだと思います。
 

 
 
 
 
剱岳と白馬岳頂上宿舎を振り返ります。
 

 
 
 
 
白馬山荘の2、3号館の入口
 

 
 
 
 
飲み物の補給だけして、早々に白馬岳山頂を目指しました。
 

 
 
 
 
日本海までの長い行程で最初のピークとなる白馬岳山頂。
 

 
 
 
 
白馬岳山頂から北の山域へは初めて足を踏み入れます。
 

 
 
 
 
白馬岳山頂を振り返ります。右奥に剱岳。
 

 
 
 
 
小蓮華尾根方面
 

 
 
 
 
これから目指す鉢ヶ岳方面。左端に長池。
 

 
 
 
 
白馬岳と三国境の間にはコマクサが咲いていました。
 

 
 
 
 
三国境
白馬大池方面との分岐。雪倉岳、朝日岳方面へと向かいます。猿倉を出発してから白馬大雪渓、白馬岳山頂、三国境までは沢山の登山者がいましたが、ここから先の鉢ヶ岳方面の登山道で登山者が激減しました。
 

 
 
 
 
三国境あたりからマツムシソウを目にするシーンが増えました。
 

 
 
 
 
振り返った白馬岳
 

 
 
 
 
鉢ヶ岳(右側)の左に長池
 

 
 
 
 
振り返った白馬岳と旭岳
 

 
 
 
 
蓮華温泉と雪倉岳、朝日岳方面との分岐
 

 
 
 
 
鉢ヶ岳はトラバース。(山頂への登山道無し。)
 

 
 
 
 
容易に登れて展望が良さそうな鉢ヶ岳ですが、なぜか登山道はなし。
 

 
 
 
 
雪倉岳避難小屋(非常時のみ利用のこと)
 

 
 
 
 
非常時だけの利用ではもったいない雪倉岳避難小屋でした。
 

 
 
 
 
山を覆う夏の緑が綺麗でした。
 

 
 
 
 
雪倉岳への登り
 

 
 
 
 
雪倉岳から振り返った鉢ヶ岳(右)と白馬岳方面
 

 
 
 
 
雪倉岳山頂
 

 
 
 
 
雪渓の向こうに雪倉池
 

 
 
 
 
雪倉岳から先に向かう燕岩方面はジャングルの中に足を踏み入れていくような心持ちでした。
 

 
 
 
 
ジャングルの真っただ中にいるような心持ち
 

 
 
 
 
燕岩でジャングルから景色が一変。
 

 
 
 
 
燕岩の道標
 

 
 
 
 
燕岩
 

 
 
 
 
燕岩近く(朝日小屋方面)に恐らく水場。飲もうと思えば飲めそうです。
 

 
 
 
 
燕岩から先は木道がでてきました。
 

 
 
 
 
雲に覆われていた朝日岳
 

 
 
 
 
久々に目にする池塘。僕のホームの北アルプスではあまり見かけることはありません。(北アルプスの中でも僕が足を運ぶ山域。)
 

 
 
 
 
雲から姿を現した朝日岳
 

 
 
 
 
朝日岳は翌日に登るので、水平道を通って朝日小屋まで行くことに。水平道はいわゆる巻道です。
 

 
 
 
 
水平道と名付けられているものの、アップダウンが激しかったです。そして、とてつもなく暑かったです。
 

 
 
 
 
鎖も出現
 

 
 
 
 
水谷コル(朝日小屋の目前)が目前の場所に水場がありました。
 

 
 
 
 
朝日小屋が見えてきました。右側が朝日小屋で、左側は工事中でした。小屋の増設でしょうか。
 

 
 
 
 
この日はTJARでおなじみのストックシェルターで朝日小屋ビバークです。
朝日小屋のテント場には僕の他にも2張りほどストックシェルターが張られていました。
 

 
TJAR(トランスジャパンアルプスレース)についてのブログ投稿はこちら
 
ストックシェルターについてのブログ投稿はこちら
 
 
 
こちらもTJARでおなじみのSOLのエスケープライトヴィヴィーでビバークです。
 

 
 
 
 
栂海新道の縦走ではシュラフは携行しませんでした。念のため厳冬期用ダウンジャケットを携行していましたが出番は無しでした。真夏ということで、ソフトシェルを着てエスケープライトヴィヴィのみで快適に寝ることができました。
 

 
 
 
 
朝日小屋のテント場でカップヌードル
 

 
登山中に食べたカップヌードルのアルバムはこちら
 
 
 
朝日小屋の水場。念のためと思い明るいうちに水を大量補給。夜間は水が出なくなっていたので補給をしておいて正解でした。栂海新道にいくつかある水場は夏場は枯れることが多いようで、本当に貴重な朝日小屋の水場でした。
 

 
 
 
 
北アルプス朝日小屋の看板
 

 
 
 
 
翌日の行程に備え、アルファ米でカーボローディング。
 

 
 
 
 
4袋で1200kcalほどですが、3袋しか食べれませんでした。意外とおなかにたまります。
 

 
4袋にお湯を入れてしまいましたが・・・、食べれなかった1袋は翌日の出発前に食べました。
 
 
 
朝日小屋に隣接する朝日神社
 

 
 
 
 
翌日は朝日岳に登ることから行程が始まります。
 

 
 
 
 
歩いてきた白馬岳方面は雲に覆われていました。
 

 
 
 
 
水谷コルの向こうに朝日岳。右からの登山道が水平道。
 

 
 
 
 
朝日小屋に沈む太陽。
 

 
 
 
 
沢山のテントが張られていた朝日小屋のテント場
 

 
 
 
 
テント場の夕暮れ。
今回の山泊はビールを飲むためではなく、縦走のための泊りなのでノンアルコールでした。
 

 
 
 
 
テント場はビールを飲んで山トークをする登山者で活気にあふれていました。
 

 
翌日の長丁場に備え、19時ごろには横になりウトウトし始めました。
 
 
 
栂海新道登山2日目のブログ投稿はこちら
 
 
 
栂海新道登山をしてみて感じたポイントなどを、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
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鉢盛山登山マラソンのスタートとゴールになるゲート

日本三百名山鉢盛山2447登山マラソン完走の記録

 
 
 
 
 
日本三百名山である鉢盛山(長野県松本地域と木曽地域の堺にある標高2446mの山)を舞台に開催される、『鉢盛山登山マラソン
 

 
 
鉢盛山は近所にある山ですが、登るには役場の許可(林道の通行許可)をとる必要があったり、林道ゲートのカギを借りる必要があったりで、その手続きなどが億劫でこれまで登ったことがありませんでした。
 
 
スタート地点となる朝日村役場は我が家から30分ほどで行ける場所にあるということ、登ったことの無い鉢盛山が舞台のトレラン大会であることから参加することにしました。
 
真夏の真っただ中(8月初旬)に行われる大会であり、ロードと林道の距離が約32km(コース全長は38km)なので、最大のポイントは暑さの中を走る復路の林道とロードだろうと予測して臨みました。
 
 
 
 
 

朝日村役場での受付からスタート

受付は当日受付のみ。駐車場は朝日小学校グラウンド(トイレあり)でスタートとなる朝日村役場までは徒歩5~10分。
 
 
朝日村役場にはファミリーマートが一体化しています。
 
 
規模が大きい大会ではないので参加者全員で集合写真を撮ったりなどがあり、和やかな雰囲気のままスタート時間となりました。
 
 
 
 
 

スタート~林道入口ゲート

スタートは午前6時30分。
 
 
ロード区間は特記事項なし。
 
 
村落の中の登り基調のロードを走る。
 
 
傾斜はそれほどきつくない。
 
 
 
 
 

林道入口ゲート~鉢盛山登山口

鉢盛山登山マラソンのメイン区間と言っても過言ではない林道。
 
 
登っては曲がり、登っては曲がりを延々と繰り返す。
 
 
登り基調ではあるが走れるレベルの林道。
 
 
 
 
 

鉢盛山登山口~山頂

登山口から2169mに出るまでのトレイルは急登。
 
 
段差があまり無いタイプの急登なので、ふくらはぎへの負担が大きい。
 
 
2169mから鉢盛山山頂までのトレイルは走って登って、走って登っての繰り返し。
 
日本三百名山である鉢盛山の山頂
 
折り返し地点は、山頂から2~3分の反射板がある場所です。
 
 
鉢盛山からは北アルプスの展望が素晴らしいようですが、レースに集中しており、目に入りませんでした・・・。
 
 
木彫りの登頂証をもらうことができます(登山マラソンのみ)。
 
 
 
 
 

復路

復路は往路をそのまま引き返す。
 
 
特に登山道では多くの後続ランナーとすれ違うことになる。
 
 
登山の原則では、登りの登山者が優先だが、鉢盛山登山マラソンでは下りが優先。
 
 
林道は日陰が多いものの、気温が高く厳しいものとなった。
 
 
ロードは日陰が無いに等しく林道以上に厳しい環境。
 
 
また、ロードはフラットな箇所も多く、林道の下りで消耗した足、照り付ける暑さの中、かなり厳しいものとなった。
 
 
特にゴール直前の登りは走ることができなかった。
 
 
 
 
 

ゴール後

灼熱のロードで熱中症&脱水症状になりかけた体に、ホースから浴びた水が最高に気持ちよかったです。
 
 
スイカや冷凍トマトなどが振る舞われており、乾ききった体にとても沁みました。
 
 
参加賞は朝日村でとれたキャベツとトウモロコシでした。
 

 
 
 
 
 

エイドについて

エイドには水とスポーツドリンクあり。
 
 
補給食は当てにしない方が良いです。
 
 
仮設トイレのあるエイドもあり。
 
 
 
 
 

鉢盛山登山マラソン2019での自分の走りを振り返って

朝日村役場のスタートから鉢盛山登山口までのロードと林道は往路復路ともにほぼすべて走ることができた。(ゴール直前のロードの登りのみ、最後の最後に走ることができず。)
 
 
順位は上位6%以内。
 
 
大会の週には飲み会が3回あったこと、大会前日には爺ヶ岳に登ったことを考えると満足できる結果となった。
 
 
 
 
 

暑さ対策

スタート前に900mlポカリをガブ飲み。
 
 
ポカリと水を1:1で割ったものを1.2ℓ携行。
 
 
レース中は熱中症予防のため塩熱サプリを4個食べて電解質を補給。
 
 
エイドの飲料はほとんど飲まず、頭、首、腕にかけた。
 
 
 
塩熱サプリ
 
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鉢盛山登山マラソンを走ってみて

鉢盛山登山マラソンの特徴は、何と言っても8月初旬の真夏の暑さに尽きると思います。
 
 
ハードなコースを炎天下の中で走るので一般的なミドルのトレランレースに比べ過酷でした。
 
 
その分、ゴール後に浴びた水は最高に気持ちよかったです。
 
 
おそらく、朝日村の方々を中心とした大会の運営スタッフと、沿道の応援の様子から、鉢伏山登山マラソンは朝日村をあげての一大イベントであることを肌で感じることができました。
 
 
選手以上に炎天下にさらされ続けている運営、スタッフの方も沢山いらっしゃり、大会にかける想いが伝わってきました。
 
 
暑さが過酷すぎるので毎年出場したいかと言われるとちょっとですが・・・、出場して本当に良かったと思える大会でした。
 

 
 
 
 
 
鉢盛山の登山ルートなどはこちらに掲載されています。
 
分県登山ガイド 15 長野県の山
 
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山岳レース・トレランレースの攻略・完走レポートを、こちらで一覧にしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

チングルマが満開だった扇沢からの爺ヶ岳登山(2019年8月3日)

 
 
 
 
 
同僚との扇沢からの爺ヶ岳登山。
単独登山では午前3時ごろからヘッドライトの灯りで歩くことが多い最近ですが、同僚との登山と言うことで午前6時からの登山開始となりました。
 
朝の時間帯とはいえ、猛暑に見舞われている日本列島、熱い中での登山となりました。
 
6月29日に扇沢から爺ヶ岳・鹿島槍北峰を日帰りピストンした際には、全行程で1組の登山者にしか会いませんでした。この日は、夏山シーズン到来ということで登山口から稜線まで登山者の活気で満ち溢れていました。
 
種池山荘のテント場にはぎっしりとテントが張られていました。
 
逆に、前回は爺ヶ岳だけでも5羽以上の雷鳥に会うことができましたが、今回は1羽にも会うことができずでした。
 
稜線では種池山荘近くでチングルマとコバイケソウが、爺ヶ岳南峰~中峰の間ではコマクサが見頃でした。
 
また、爺ヶ岳南峰、中峰ともに早くもたくさんのトンボが飛び回っていました。
 
同僚とも登山やランニングを中心に色々と話をしながら歩くことができ、良い山行でした。
 
 
 
 
種池山荘方向から見た爺ヶ岳南峰
日差しと緑がまぶしい夏山シーズン到来です。
 

 
 
 
 
ハイマツの向こうに鹿島槍ヶ岳①
 

 
 
 
 
ハイマツの向こうに鹿島槍ヶ岳②
 

 
単独であれば鹿島槍まで行くところですが、同僚との山行だったので、行きたいオーラを必死に隠します。
 
 
 
緑の中に種池山荘のオレンジ色の屋根。奥には剱岳(右)から立山(左方向)へと続く稜線
 

 
 
 
 
種池山荘のオレンジ色の屋根が良いアクセントになっています。
 

 
 
 
 
剱岳にズーム。設計をはっきりと見ることができます。小窓雪渓(右?)と三ノ窓雪渓(左?)
 

 
 
 
 
針ノ木岳(左)とスバリ岳(右)
 

 
 
 
 
爺ヶ岳南峰につく頃には鹿島槍ヶ岳に雲がかかり始めてしまいました。
 

 
 
 
 
爺ヶ岳中峰山頂。青空に黒くぽつぽつしているのは大量のトンボです。
 

 
 
 
 
種池山荘のオレンジの屋根をめがけて下山。
 

 
 
 
 
大賑わいの種池山荘前で食べたカップヌードル
 
爺ヶ岳登山の時に種池山荘前で食べたカップラーメン
 
登山中に食べたカップヌードルのアルバムはこちら
 
 
 
見頃だったチングルマ(種池山荘近く)①
 

 
 
 
 
見頃だったチングルマ(種池山荘近く)②
 

 
 
 
 
見頃だったコマクサ(爺ヶ岳南峰~爺ヶ岳中峰の間)
 

 
 
 
 
コマクサにズーム
 

 
 
 
同僚と爺ヶ岳の夏山シーズンを満喫することができた山行でした。
 
 
 
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富士登山競争5合目コースのゴールである佐藤小屋

第72回富士登山競争5合目コースでギリ100位以内完走(2019年7月26日)

 
 
 
 
 
2015年の第68回大会で山頂コースを完走して以来の富士登山競争。
 
富士登山競争のスタートとなる富士吉田市役所
 
 
 
山頂コースにエントリーをするには、3回前までの富士登山競争の記録で規定の条件を満たしている必要があります。
 
第68回大会の完走実績は期限切れの状態だったので、5合目コースからの出直しとなりました。
 

富士登山競争5合目コース完走タイムと順位

完走タイムは1時間47分。順位は90番台。
 
 
 

富士登山競争5合目を100位以内で完走時のトレーニング内容

直近のトレーニング内容は以下の通り。

登山

特に富士登山競争のためと言うわけではなく、ライフワークとしての登山。午前3時に登山を開始することが多く、コースタイムの6~7割で12時間を目安に日帰りで歩く行程が多い。富士登山競争前の1~2ヶ月で富士山剣ヶ峰、槍ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、鹿島槍の3000m級に登っており標高にも充分、耐性ができている状況。
 

ランニング

1000m×15本程度のインターバルがメイン。ペースは3分40秒~4分でレストは2分。時々の20km走のペースは4分30秒から5分くらい。トラックを走ることが多いので、ジムのトレッドミルで8%ほどの傾斜をつけてのトレーニングも行った(1回あたりの距離はせいぜい2~3kmでペースは6分ほど)。
 
 
 

総括

招待選手、Dブロックの後ろのEブロックからのスタートだったので序盤の3~4kmは自由に走れず体力と時間をロス。スタート~馬返しまでは歩くことなく走った。馬返しから先も2~3割は走った感じ。
 
富士山は登山競争よりも登山で登ることの方が圧倒的に多く、今回のレースでも自然と山頂までたどり着くためのペースを維持していたように思う。足の攣りや、翌日の筋肉痛もなく、翌日にはジムのトレッドミルで20km走を行った。
 
無意識に山頂を目指していたことをほめるべきか、決められた距離の中で限界近くまで追い込まなかったことを反省すべきか微妙なところ。
 
なにはともあれ富士登山競争は数あるレースの中でもトップレベルに燃えるレースであることを改めて実感。
 
 
 

スタートにたどり着くまでとゴール後について

今年から受付は前日のみで時間は21時まで。富士登山競争は毎年金曜日なので、金曜日の休暇と前日の定時上りが必須。前日受付は指定駐車場から受付会場までシャトルバスで移動する必要があるので、その時間も加味したうえで富士吉田入りする必要あり。
ゴール後の富士スバルライン5合目から駐車場までのバス(富士登山競争出場者専用)は、完走したランナーで大渋滞だった。今年は山頂コースが5合目打ち切りとなったので、山頂コースと5合目コースの完走者の時間が重なったからなのか、バスの順番待ちが1時間ほどかかった。たまたま無風状態で雨風が無かったので良かったが、荒天の場合にバスを待つのは非常に過酷。レインウェア等、荒天を見越した荷物(5合目受け取り)を預けておく必要あり。
 
 
 

来年に向けて

まずはエントリー時のクリック合戦に勝ち残り、山頂コース自己ベストの3時間40分を切れるようにしたい。
 
富士登山競争のチップに書かれた過酷に挑む価値はある
 
過酷に挑む、価値はある
 
 
 
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南アルプスの甲斐駒ヶ岳山頂でモンベルの登山用グローブであるサンダーパスグローブの記念撮影

2年振りの甲斐駒ヶ岳黒戸尾根日帰り登山(2019年7月21日)

 
 
 
 
 
毎年欠かさずに日帰りで歩いていた甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根ですが、昨年(2018年)は歩くことができませんでした。
 
甲斐駒ヶ岳は中央自動車道や特急あずさで関東方面に行く際には富士山、八ヶ岳と同じくとても見応えのある山です。高速や、あずさから甲斐駒ヶ岳を眺めるたびに、2018年に登れなかったことを悔やんでいたのでした。
 
今年はなんとしても黒戸尾根日帰り登山をしたかったので、例年よりも早めの7月に優先的に甲斐駒に登ることにしました。
 
黒戸尾根はハードルートとして知られているため、トレイルランナーや健脚の持ち主が多く歩く登山道です。
 
この日は3時から登り始め、7時には山頂にたどり着きました。山頂で1時間ほどまったりし、北沢峠側の摩利支天まで下って、登ってピストンをしました。
 
摩利支天から甲斐駒山頂まで戻り下山を開始したのは9時ごろ。
 
しばらく下山をしていると、ちらほらとトレイルランナーの方たちとすれ違いました。
 
我ながら、普通のトレイルランナーや普通の登山者とは違う時間帯、違うペースで登山をしているということに気が付いた甲斐駒ヶ岳登山でした。
 
 
 
甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山の動画
熊鈴の音がやかましいです・・・。
 

 
 
 
左に八ヶ岳(甲斐駒ヶ岳山頂から撮影)。今年はまだ登れていません。
 

 
 
 
 
甲斐駒ヶ岳山頂から八ヶ岳にズーム。
 

 
 
 
 
八ヶ岳を中心に
 

 
 
 
 
雲海と鳳凰三山の向こうに富士山
 

 
 
 
 
鳳凰三山の向こうに富士山(ズーム)
中央左にちょこんと地蔵岳のオベリスクが写っています。
 

 
 
 
 
甲斐駒ヶ岳山頂でカップヌードル
 

 
登山中に食べたカップヌードルのアルバムはこちら
 
 
 
甲斐駒ヶ岳山頂で記念撮影。左に仙丈ヶ岳。
 

 
 
 
 
僕の向こうに鳳凰三山。その向こうに富士山。
 

 
 
 
 
甲斐駒ヶ岳の稜線と鳳凰三山と富士山
 

 
 
 
 
富士山と北岳(右端の左)と間ノ岳(右端の右)
日本標高第一位の富士山、第二位の北岳、第三位の間ノ岳のスリーショット。
 

 
 
 
 
北岳(左)と間ノ岳(右)にズーム
 

 
 
 
 
再び鳳凰三山と富士山にズーム
 

 
 
 
 
黒戸尾根のシンボルである岩の上の2本の剣
 

 
 
 
 
甲斐駒ヶ岳黒戸尾根の高山植物アルバム①
 

 
 
 
 
甲斐駒ヶ岳黒戸尾根の高山植物アルバム②
 

 
 
 
 
甲斐駒ヶ岳黒戸尾根の高山植物アルバム③
 

 
 
 
 
甲斐駒ヶ岳黒戸尾根の高山植物アルバム④
 

 
 
黒戸尾根はハードで登り応えのあるルートだということを改めて実感した山行でした。
 
 
 
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