日帰り登山のノウハウ 詳細」カテゴリーアーカイブ

北アルプスの乗鞍岳を雪山登山した時に山頂の剣ヶ峰で撮影した記念写真

雪山登山を引退して良かったと思うこと

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『雪山登山を引退して良かったと思うこと』について山トークをしていきます。
 
 
 
まず最初に、良かったと思うのは、何といっても、雪山で遭難するリスクをゼロにすることができたということです。
 
 
そして、雪山で遭難するリスクをゼロにすることが、雪山登山を引退した目的でもあります。
 
 
僕は冬は北アルプス乗鞍岳に通って、雪山登山をしてきました。
 
 
積雪気になると、月に数回、乗鞍岳登山をしてきましたが、結婚を機に、雪山登山を完全に引退しました。
 
 
引退をしてかれこれ2年が経ちます。(丸2年雪山登山をしていない状況です。)
 
 
そんな僕が、『雪山登山を引退して良かったと思うこと』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
 
 

雪山登山を引退して思うこと

 
①僕がしてきた雪山登山
 
②引退した理由
 
③引退して感じること
 
④引退した効果
 
⑤雪山登山を引退したことによるマイナス効果
 
 
 
 
 
雪山登山を引退して思うこと①

僕がしてきた雪山登山

僕は主に、北アルプスの乗鞍岳と、八ヶ岳で、ほぼ毎週、雪山登山をしてきました。
 
 
午前3時頃から、単独で25kgほどの登山装備を背負っての登山をすることが多く、割とガッツリな、割とハードな雪山登山をしていたと思います。
 
 
 
 
 
雪山登山を引退して思うこと②

引退した理由

理由はズバリ、結婚したからです。
 
 
雪山登山には常に危険が伴います。
 
 
登山中、常に身をさらしている氷点下の空気により、低体温症になる可能性が常にあります。
 
 
そして、氷点下の空気は、雪山登山の1つのリスクに過ぎず、雪山では、雪崩や滑落など、他にも様々なリスクがあります。
 
 
結婚は責任が伴うものだと僕は思ってます。
 
 
様々な危険がある雪山登山で、万が一、僕の身に何かあれば、妻に迷惑をかけ、妻を悲しませることになります。
 
 
その可能性を無くすために、僕は雪山登山を引退しました。
 
 
 
 
 
雪山登山を引退して思うこと③

引退して感じること

雪山登山を引退して、心身ともに弱くなったと感じています。
 
 
僕にとって、雪山登山は相当の気力と体力がいるもので、不安との戦いもありました。
 
 
雪山登山では、まず、登山口駐車場で、暖房の効いた車から外に出る時点で気力が必要です。
 
 
もっと言えば、登山のために深夜に起きて、布団から出る時点で、夏山登山よりも気力が必要です。
 
 
寒くて、装備が重くて、雪や氷の上を歩くので足に負荷がかかり、滑落や雪崩などの危険がある雪山登山。
 
 
僕にとって、雪山登山は夏山登山よりも、気力、体力、筋力、精神力が必要でした。
 
 
そんなわけで、雪山登山を完全に引退した今、気力、体力、筋力、精神力が、落ちてしまっています。
 
 
 
 
 
雪山登山を引退して思うこと④

引退した効果

雪山で遭難するリスクが0になりました。
 
 
雪山だけでなく、夏山であってもですが、山に入る以上、遭難するリスクが0になることはありません。
 
 
登山は自然が相手なので。
 
 
そして、夏山よりもリスクが高い雪山ですが、雪山に行かなければ雪山で遭難するリスクは0になります。
 
 
雪山登山を引退した理由と効果は、雪山登山で遭難するリスクが0になる、0になったということです。
 
 
 
 
 
雪山登山を引退して思うこと⑤

雪山登山を引退したことによるマイナス効果

前述した通り、気力、体力、筋力、精神力が、落ちてしまったことです。
 
 
加えて、雪山登山に行かなくなり、アルコール量が増えました・・・
 
 
雪山登山をしていた時は、少なくとも、登山前日(休日の前の日)と登山を終えて家に帰るまでは、アルコールを飲むことはありませんでした。
 
 
しかし、雪山登山をしなくなったので、登山前日が無くなり、休日の前の日に飲むようになりました。
 
 
また、休日は昼間から飲むのが当たり前になってしまいました・・・
 
 
ちなみに、僕は家でも当たり前のようにビールを数リットル、ワインのフルボトルを空けます。
 
 
雪山登山で遭難するリスクがなくなった代わりに、成人病リスクが爆上がりしてしまっています・・・
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『雪山登山を引退して思うこと』について山トークをしてきました。
 
①僕がしてきた雪山登山
 
②引退した理由
 
③引退して感じること
 
④引退した効果
 
⑤雪山登山を引退したことによるマイナス効果
 
 
 
 
 
僕はもともと、雪山登山が好きで雪山に行っていたというよりは、夏山登山に向けての冬の間のトレーニング、修行として行っていたという感じです。
 
 
雪山登山を引退して、2回の冬を過ごしましたが、雪山への未練もなく、雪山登山をしたいという禁断症状もありません。
 
 
白銀の世界が広がる雪山は、夏山には無い景色と魅力がありますが、雪崩をはじめ、夏山には無いリスクがあります。
 
 
僕は用心深く、臆病な性格なので、結婚を機に雪山登山を引退したのは自然なことだったのでは無いかと思います。
 
 
雪山登山をされる方はくれぐれもお気をつけて。
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
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僕が通ってきた、『冬の乗鞍岳登山のポイント』について、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『冬山登山のノウハウ【北アルプス3000m級の雪山登山の経験から】』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『夏山登山のノウハウ』は、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けた、冬山登山にも通じるノウハウになります。
 
 
 
 
 

岳都松本と言われる長野県松本市の松本駅から見える北アルプスの山々

松本市から眺めることができる山々をご紹介

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『松本市から眺めることができる山々をご紹介』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
僕が生まれ、暮らしている長野県松本市は、北アルプスなどの山岳観光都市であり、「岳都」がキャッチフレーズとなっています。
 
 
「岳都」がキャッチフレーズになっているだけあり、松本市からは北アルプスの山々だけでなく、沢山の山を眺めることができます。
 
 
どこだったかで、「松本市民は山に囲まれていないと不安になる。」なんて、セリフを聞いたこともあります。
 
 
松本市に住んでいると、生活の中に山があり、通勤、散歩、ランニング、買いものに出かけたときなど、様々なシーンで山を眺めることができます。
 
 
今回は、実際に僕が松本市から眺めている山々をご紹介します。
 
 
僕が良く眺めている山々ということで、松本市から見えている山の全てをご紹介しているわけではありませんが、代表的な山々は網羅できていると思います。
 
 
 
 

Google map 松本市から眺めることができる山々

 

 
上のGooglemapに、以下でご紹介している山々のマークをしています。ある程度、位置関係をイメージしていただけるかと思います。
 
 
松本駅から見た位置関係のイメージとしては、西側に北アルプス、東側に美ヶ原、鉢伏山、高ボッチといった感じです。
 
 
見応えがあるのは西側(北アルプス側)になります。
 
 
今回ご紹介する山々は、夏でも見応えのある山々がほとんどですが、特に北アルプスは、雪化粧をする冬の姿が素晴らしいです。
 
 
 
 
それでは、山トークをしてきます。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

松本市から眺めることができる山々

松本駅から見て、北の方に位置する山々から左回りでご紹介しています。
 
 
 

北アルプス

白馬乗鞍岳、白馬三山(白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳

大町、白馬にある後立山連峰の山々で、白馬乗鞍岳から爺ヶ岳までの連なりが見事です。
 
 
とても見応えのある山塊です。
 
 
鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳は日本百名山です。
 
 
爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳には毎年登っていて、登った山、毎年登るべき山として一年中、眺めています。
 
 
 
 
北アルプス

燕岳(日本二百名山)

日本二百名山で登山者に人気のある山で、僕は毎年登っています。
 
 
ギザギザとした稜線を眺めることができます。
(実際に稜線を歩くとそれほどギザギザ感はありません。)
 
 
松本市の隣、安曇野市からは、夜には山小屋(燕山荘)の灯りが見えるようです。
 
 
 
 
北アルプス

有明山(日本二百名山)

信濃富士、有明富士などと呼ばれる、いわゆる「ふるさと富士」です。
 
 
常念岳や燕岳の稜線の前衛の山です。
 
 
森林限界を超えていない山なので、常念岳や燕岳に比べると、冬の雪化粧が目立たない山になります。
 
 
 
 
北アルプス

常念岳〜横通岳

松本市から見える北アルプスで、1番近く、存在感があるのが常念岳(日本百名山)だと思います。
 
 
※眺める場所によっては、ほとんど見えないこともあります。
 
 
松本城とお堀の向こうの常念岳の写真撮影が定番です。
 
 
運が良ければお堀に白鳥も登場します。
 
 
常念岳は、角度的に、安曇野市からの方が見応えがあります。
 
 
 
 
北アルプス

蝶ヶ岳

目立ったピークが無いので、目立ちません。
 
 
蝶ヶ岳は槍ヶ岳・穂高岳の展望台と呼ばれる山で、松本市と槍ヶ岳・穂高岳の間に立ちはだかっていますw
 
 
そんなわけで、松本市から見ると、槍ヶ岳・穂高岳は蝶ヶ岳に隠れてしまい、ほとんどの部分を見ることができません。
 
 
僕は蝶ヶ岳に毎年登っています。
 
 
 
 
北アルプス

槍ヶ岳(日本百名山)

松本駅や松本城から、常念岳の左奥にちょこっとだけ穂先が見えます。
 
 
北アルプスの主峰とも言える槍ヶ岳ですが、穂先以外は、蝶ヶ岳〜常念岳〜横通岳の稜線に隠れてしまっています。
 
 
槍ヶ岳は、僕が登山に目覚めたきっかけともいえる山で、毎年登っています。
 
 
 
 
北アルプス

大天井岳(日本二百名山)

松本駅から見ると、位置的に横通岳の奥になります。
 
 
大部分が常念岳〜横通岳に隠れていて、見た目、常念岳〜横通岳に同化してしまっています。
 
 
 
 
北アルプス

穂高岳(日本百名山)

基本、松本市の中心部からは見ることができません。
 
 
松本市のお隣、塩尻側からでないとほとんど見ることができません。
 
 
 
 
北アルプス

乗鞍岳(日本百名山)

雲に隠れていることが多いので、眺めることができると晴々とした気持ちになります。
 
 
里山の連なりの向こうに乗鞍岳が見え、前に見える里山とは別格の存在感があります。(
雪化粧をしている冬は特に。)
 
 
僕の冬のホームマウンテンで、冬に通った山なので、とても思い入れのある山です。
 
 
夏は、よくよく見ると、平地からでも乗鞍観測所(宇宙船研究所)の白い天文ドームも見えます。
 
 
冬は雪の白と同化してしまい、見えなくなります。
 
 
 
 
 
松本市から眺めることができる山々

南アルプス

仙丈ヶ岳、北岳、甲斐駒ヶ岳を遠く眺めることができます。(3座とも日本百名山です。)
 
 
長野県の隣、山梨県の山々になります。
 
 
仙丈ヶ岳は一部が長野県にもなります。
 
 
松本市から見て南側に見える山々で、八ヶ岳と間違われやすいですが、南アルプスが見えているということになります。
 
 
ちなみに、松本市からは八ヶ岳を眺めることはできません。
 
 
 
 
 
松本市から眺めることができる山々

高ボッチ

鉄塔が目印で、見上げる山というよりは、写真を撮りに行く山と言った感じかと思います。
 
 
『諏訪湖の向こうに富士山』の写真撮影スポットです。
 
 
日本一高い場所での草競馬が有名です。
※2023年度は大雨によるアクセス道路崩落で中止。
 
 
 
 
 
松本市から眺めることができる山々

鉢伏山

松本駅から見て東側の山の中では、最も山らしいかなと思ってます。
 
 
山頂部は森林限界を超えていて、真冬には雪化粧をすることもあります。
 
 
 
 
 
松本市から眺めることができる山々

美ヶ原(日本百名山)

美ヶ原の名物の電波塔と王ヶ頭ホテルを遠く眺めることができます。
 
 
夜には、電波塔の赤く光る航空障害灯を目視できます。
 
 
松本駅から見て東側の山の中では1番の存在感だと思います。
 
 
ピークがあるというよりは、壁と言った感じです。
 
 
ちなみに、美ヶ原からは、日本百名山のうち41の山を眺めることができると言われています。
 
 
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松本市から眺めることができる山々

光城山

僕のホームマウンテンです。
 
 
春には登山口から山頂まで、桜の花が咲き誇り、その様は登り龍と言われます。
 
 
櫻の時期の夜間には、花見登山のための電灯が、登山口から山頂まで続きます。(要登山装備、ヘッドライト傾向)
 
 
冬には白鳥をかたどった、巨大なイルミネーションを平地から見ることができます。
 
 
 
 
松本市から眺めることができる山々

北信五岳

北信五岳は、妙高山、斑尾山、黒姫山 、戸隠山、飯綱山の総称です。
 
 
松本市のお隣、長野市の北側にある山塊になります。
 
 
正直、山座同定(その場から見える山の名前を地形図やコンパスを使って明らかにすること。)はできていません。
 
 
見えているあのピーク(山頂)は妙高山で、あれは戸隠山といった風に確信をもって眺められていませんが、ひとつの山塊として、北信五岳を眺めています。
 
 
ちなみに、僕は、妙高山(日本百名山)、戸隠山(日本二百名山)、飯綱山(飯縄山)(日本二百名山)に登ったことがあります。
 
 
 
 
 

山の名前を確認する方法

松本駅の改札外(2階)の通路西側(アルプス口側)に、山名付きで見えている山が描かれたプレートがあります。
 
 
同じく、北側のガラス面に、山名付きで見えている山が描かれています。
 
 
また、松本駅の駅ビルの『MIDORI』の中にある本屋(改造社書店)で、北アルプスのポストカードが販売されているので、そのポストカードを見るとわかりやすいかと思います。
 
 
たしか、200円しなかったと思います。
 
 
 
また、こちらの本が参考になるかと思います。
 
 
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北アルプスの展望スポット

アルプス公園(松本駅から4.5kmほど。)や、城山公園(松本駅から2.5kmほど。)が北アルプスの展望スポットで、松本市の夜景スポットでもあります。
 
 
 
 
 

家から見える山

ちなみに、僕の家からは、乗鞍岳、常念岳、爺ヶ岳から白馬乗鞍岳まで、美ヶ原を眺めることができます。
 
 
爺ヶ岳から、白馬乗鞍岳が見応えがあります。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『松本市から見える山』について、山トークをしてきました。
 
 
・松本市から眺めることができる山々
 
・北アルプスの展望スポット
 
・家から見える山
 
 
 
 
岳都松本が市のキャッチフレーズになっているだけあり、松本市からは四方八方の山を眺めることができます。
 
 
ただ、松本市民は意外と山の名前を知りません。
 
 
身近すぎる存在、当たり前にそこにある存在なので。
 
 
松本市にお越しの際に、今回ご紹介した山々が全てわかれば、その辺の松本市民よりも確実に山に詳しいと言えます。
 
 
松本市にお越しの際は、ぜひ、素晴らしい山々を眺めていただければと思います!
 
 
 
 
それでは、また次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
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北アルプスの五竜岳を登山した時に撮影した、遭難者を救助した長野県の山岳救助ヘリコプターのやまびこ

こんな登山者は遭難をした場合に怒られる&非難される【ダメな登山者の例】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『こんな登山者は遭難をした場合に怒られる&非難される』ということで、ダメな登山者の例について、山トークをしていきます。
 
 
 
遭難をした場合に怒られる&非難されるということは、そんな登山をしているから遭難をしてしまうということにもなります。
 
 
また、遭難をして、助かるとは限りません。
 
 
怒られる、非難されることもなく、命を落としてしまうケースもあります。
 
 
 
 
 

ダメな登山者の例

①装備が不十分・不足している登山者
 
②無謀な登山をしてしまう
 
③登山開始時間が遅い
 
④登山届を出していない
 
⑤酔っ払っている
 
⑥登山終了時刻を15時以降に設定する
 
⑦立ち入り禁止となっている登山道に侵入する
 
 
 
 
それでは、それぞれについて山トークをしてきます。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 
ダメな登山者の例①

装備が不十分・不足している登山者

地図、コンパス、食料、水、ヘッドライト、ツェルト(緊急用簡易テント)などなど。
 
 
必要な装備、緊急時に備える道具を持って登山をすることが大事です。
 
 
雪山を登山する際は、アイゼン、ピッケルなどの携行が必要です。
 
 
ダメな例は、スニーカーにジーパン、雨具はコンビニで売っているビニールのカッパ、というのが典型的なダメな例、怒られるパターンです。
 
 
装備を持たずに手ぶらで登山をするのもダメな例です。
 
 
 
 
 
ダメな登山者の例②

無謀な登山をしてしまう

登山をしたこともないのに、極端な話、1日に50kmを登りおりする計画を立てる。
 
 
岩場や鎖場を通った経験がないのに、難易度の高い岩場・鎖場に行ってしまう。
 
 
無茶な行程、自分の実力に合っていないルートを登山するのもダメです。
 
 
 
 
 
ダメな登山者の例③

登山開始時間が遅い

登山は早朝に、早出するのが基本です。
 
 
昼近くに登山を開始し、下山をする前に暗くなってしまった。
 
 
そして、ヘッドライトを持っておらず、身動きが取れなくなる。
 
 
典型的なダメな例です。
 
 
『登山を早朝に開始するメリット』については、こちらで山トークをしています。
 
 
 
 
 
ダメな登山者の例④

登山届を出していない

登山届を出していたからといって、劇的に救助の時間が短縮されるとは限らないとは思います。
 
 
しかしながら、登山をする際は登山届を出すのが鉄則であり、山によっては法令により登山届の提出が義務付けられている山もあります。
 
 
遭難救助の際、何の手がかりもなく山一帯を捜索するよりも、提出された登山届に書かれた登山ルートを中心に捜索をした方が効率的である、ということはいうまでもありません。
 
 
 
 
 
ダメな登山者の例⑤

酔っ払っている

日帰り登山でも、山小屋でビールなどを飲みたくなる気持ちはとてもよくわかります。
 
 
しかし、ほろ酔いでの下山途中に遭難し、救助要請をすれば非難されるのは明らかです。
 
 
アルコールが入れば、判断能力と運動能力が低下します。
 
 
 
 
 
ダメな登山者の例⑥

登山終了時刻を15時以降に設定する

15時を過ぎて山小屋泊の受付を申し出ている登山者が、山小屋の方に怒られているシーンを、僕は実際に何度か見ています。
 
 
山小屋に泊まる場合には、15時までには着くようにします。
 
 
また、日帰り登山の下山時刻は、15時を基本にします。
 
 
山の日暮は早いので、アクシデントが発生し、予定よりも時間が押してしまうことを想定し、登山終了時刻(山小屋着または登山口着)を15時前にするのが基本です。
 
 
『なぜ15時までに下山をする必要があるのか?』について、こちらでくわしく山トークをしています。
 
 
 
 
 
ダメな登山者の例⑦

立ち入り禁止となっている登山道に侵入する

火山活動が活発化しているため立ち入り禁止となっている登山道。
 
 
登山道が崩落していて立ち入り禁止となっている登山道。
 
 
立ち入り禁止となっている登山道に入り遭難をすれば、当然、非難されます。
 
 
そもそも、極めて危険なので立ち入り禁止になっているわけです。
 
 
そのような場所で遭難をしてしまえば、救助活動をされる方の身を危険にさらすことになります。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『こんな登山者は遭難をした場合に怒られる&非難される』ということで、ダメな登山者の例をあげてきました。
 
 
①装備が不十分・不足している登山者
 
②無謀な登山をしてしまう
 
③登山開始時間が遅い
 
④登山届を出していない
 
⑤酔っ払っている
 
⑥登山終了時刻を15時以降に設定する
 
⑦立ち入り禁止となっている登山道に侵入する
 
 
 
 
ダメな例の登山者に総じて言えること。
 
 
知っていなければいけないことを知っていない。
 
 
やるべきことをやっていない。
 
 
やってはいけないことをやる。
 
 
よく言われることですが、結果的に『山をなめている』登山者はダメな登山者ということになります。
 
 
やるべきことをやり、真摯に登山をしていても、遭難をしてしまう可能性があるのが登山です。
 
 
「山を舐めるな!」は、すべての登山者が、常に自分に言い聞かせるべき言葉です。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
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北アルプスの五竜岳を登山した時に撮影した、遭難者を救助した長野県の山岳救助ヘリコプターのやまびこ

山岳遭難は迷惑で税金の無駄遣いなのか?【登山者の僕が考えてみました】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『遭難は迷惑で税金の無駄遣いなのか?』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
結論から言うと、『山岳遭難が迷惑で税金の無駄遣いだとするならば、山岳遭難だけが非難されるのはおかしい』と僕は思っています。
 
 
 
その理由について、山トークをしていきます。
 
 
※絶対に遭難をしないという意識を持つこと、万全の登山準備をし、無謀な登山をしないということが、今回の山トークの前提です。
 
 
 
 
 

山岳遭難は迷惑で税金の無駄遣いなのか?

 
①遭難する登山者の種類
 
②救助者も登山の魅力を知っている
 
③遭難救助をする方は命懸けであると言うことについて
 
④救助に向かう人のことを考えて、登山をしなければ良いのか
 
⑤税金が使われるものと公的に対応がされるもの
 
まとめ
 
 
 
 
 
山岳遭難は迷惑で税金の無駄遣いなのか?①

遭難する登山者の種類

遭難をする登山者と言っても、いくつかの種類の人がいると思います。
 
 
救助にあたる方々からすれば、遭難者の種類によって、救助活動の際に抱く感情も異なってくると思います。
 
 
 
 
遭難する登山者の種類
 
①装備が万全で経験も豊富、天気の良い日に登山をしていた登山者
 
②経験の浅い登山者
 
③知識も装備も不十分な登山者
 
④スキー場の滑走禁止エリアで遭難するなど、禁止行為をした結果、遭難する登山者
 
 
 
 
僕は救助をする側になったことがないので、感覚がずれているかもしれませんが、僕が救助をする側になったとしたら、こう思うんじゃないかと思います。
 
 
『①装備が万全で経験も豊富、天気の良い日に登山をしていた登山者』が遭難したら
 
何としても救助せねば
 
 
 
 
『②経験の浅い登山者』が遭難したら
 
何としても救助せねば
 
 
 
 
『③知識も装備も不十分な登山者』が遭難したら
 
「山を舐めるな!」と叱責(教育)せねば。
 
 
 
 
『④スキー場の滑走禁止エリアで遭難するなど、禁止行為をした結果、遭難する登山者』が遭難したら
 
何で、ルールを破る奴らを助けに行かなきゃならんのよ。見つけたらタダじゃ済まさん!
 
 
 
 
もし、僕が救助をする側の人間になったとしたら、遭難する人をだいたい、こんな感じで分類し、それぞれに、こんな感じの感情を抱くのではないかなと思います。
 
 
 
 
 
山岳遭難は迷惑で税金の無駄遣いなのか?②

救助者も登山の魅力を知っている

山岳救助隊に当たるのは、山岳警備隊(警察)と山岳遭難防止対策協会(遭対協)、山小屋の方が主になると思います。
 
 
僕の推測にはなりますが、山岳救助にあたる方々は、山の魅力、登山の魅力を知っている方が大半ではないかと思います。
 
 
泳いだことがない人がライフセイバーに配置されないのと同じで、登山をしたことがない人が、山岳救助をする訳がありません。
 
 
登山をしたことがある人であれば、必ず登山の魅力を知ることになります。(中には登山が嫌いな人もいるとは思いますが。)
 
 
そして、登山の魅力を知っている人が、救助をする側になるというのが大半だと思います。
 
 
救助をする側の方々は、登る人の気持ち、なぜ山に登るのか、がわかっていると思います。
 
 
なので、真摯に登山をしている登山者が遭難し、救助にあたるときは、負の感情だけを抱いて救助にあたることはないのではないかと思います。
 
 
 
 
 
山岳遭難は迷惑で税金の無駄遣いなのか?③

遭難救助をする方は命懸けであると言うことについて

山岳遭難が発生すると、『危険に身をさらして救助に向かう人の立場になって考えてみろ。』といったコメントを見聞きすることがあります。
 
 
救助にあたる方の二次遭難のリスクがありますし、これまでに実際に二次遭難で命を落とされた方もいます。
 
 
コメントをする方の言いたいことは十分にわかりますが、命懸けでことにあたるのは、山岳遭難に限ったことではないと思います。
 
 
犯罪に立ち向かう警察官、消化活動に臨む消防士、水難救助隊の方など。
 
 
登山者だけが、『危険に身をさらして救助に向かう人の立場になって考えてみろ。』と言われるのはおかしいのではないかと思います。
 
 
 
 
 
山岳遭難は迷惑で税金の無駄遣いなのか?④

救助に向かう人のことを考えて、登山をしなければ良いのか

誰も登山をしなくなれば、山小屋は経営が成り立たなくなります。
 
 
登山用品のみを作るメーカーは経営が成り立たなくなります。
 
 
山岳雑誌、山岳書籍を出版する会社も登山カテゴリーから撤退をすることになります。
 
 
山岳救助隊、遭対協、山岳会は解散となります。
 
 
登山は、日本だけでなく、世界的に行われており、登るのは、人間の本能であると言っても良いのではないかと思います。
 
 
登山をしない(登山を禁止する)というのは、現実的にみて、無理だと思います。
 
 
『雪山登山は禁止できるのか?』について、僕の考えをこちらにブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
山岳遭難は迷惑で税金の無駄遣いなのか?⑤

税金が使われるものと公的に対応がされるもの

登山と同じような形で、税金が使われ公的に対応がされるものには以下のものがあるかと思います。
 
 
・犯罪捜査
 
・交通事故の救助、処理対応の一部
 
・火事の消化
 
・水難事故の救助
 
 
 
 
登山の遭難が、迷惑だ、税金の無駄遣いだと言われるのであれば、上記の当事者も同じように非難されるべきかと思います。
 
 
犯罪者、事故を起こした人、火事を起こした人、水難救助をしてもらった人。
 
 
税金が使われ、公的に対応がされるものというのは、社会的に必要経費ということであり、山岳遭難への対応も、必要経費のひとつということだと思います。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『山岳遭難は迷惑で税金の無駄遣いなのか?』ということで、山トークをしてきました。
 
 
 
①遭難する登山者の種類
 
②救助者も登山の魅力を知っている
 
③遭難救助をする方は命懸けであると言うことについて
 
④救助に向かう人のことを考えて、登山をしなければ良いのか
 
⑤税金が使われるものと公的に対応がされるもの
 
 
 
 
自然を相手にする登山では、誰もが遭難をする可能性があります。
 
 
そのことを常に意識し、装備と体の準備を整え、無謀な登山はしないことが重要です。
 
 
しかし、それでも遭難をしてしまうことがあるのが登山です。
 
 
今は、ココヘリなどで遭難対策をすることもできます。
 
 
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遭難をしてしまった時に、登山者だけが、迷惑だ、税金の無駄遣いだと言われるのはおかしいと思います。
 
 
ただ、救助は命懸けであるということと、多額の税金が使われる場合があるというのも事実です。
 
 
遭難をしてしまった時に、非難をされない登山をすることが重要だと思います。
 
 
 
 
それでは、また次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
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雪山登山・冬山登山が禁止されていない北アルプスの乗鞍岳

雪山登山は禁止できるのか?【禁止すべきとの声を見聞きすることがありますが僕はできないと思ってます。】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
雪山登山は禁止できるのか?
 
 
 
雪山での山岳遭難が発生すると、ネットニュースのコメントやSNSで時々、『雪山登山は禁止すべきだ』という意見を見かけることがあります。
 
 
 
結論から言うと、僕は、『雪山登山の禁止はできない』と思っています。
 
 
 
雪山登山は社会的に肯定されています。
 
 
今回は、雪山登山が肯定されている証(あかし)について、山トークをしていきます。
 
 
ちなみに、僕自身、冬は北アルプス乗鞍岳(標高3026m)を中心に、雪山に通い、雪山登山をしてきました。
 
 
そんな雪山登山者による山トークになります。
 
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
※今回は、成人の雪山登山についての山トークになります。高校生をはじめとした、未成年の雪山登山に関しては除外しての山トークです。
 
 
 
 
 

雪山登山は禁止できるのか?

雪山登山が肯定されている証しとして、以下があげられると思います。
 
 
①登山用品店では、必ず雪山装備が売られている
 
②雪山でも、営業している山小屋がある(開放されている避難小屋がある)
 
③登山雑誌では、毎年、雪山登山について特集されている
 
④雪山登山についての書籍が出版されている
 
⑤ピオレドール賞では、雪山登山が評価されています。
 
⑥夏山登山は禁止できるのか?
 
 
 
 
それぞれについて、山トークしていきます。
 
 
 
 
雪山登山は禁止できるのか?

登山用品店では、必ず雪山装備が売られている

大昔から、アイゼンやピッケルといった、雪山登山のための装備、道具があります。
 
 
雪山登山に使われるアイゼンピッケルが製造され、販売されているということは、雪山登山をする人が昔からいるということです。
 
 
また、雪山登山が社会的、商業的に肯定されているということだと思います。
 
 
雪山登山が禁止されるということになると、アイゼン、ピッケルの製造と、登山用品店などでの販売が規制、禁止されることにならなければなりません。
 
 
製造販売が規制されることになる、禁止になる、という場合、間違いなく業界から反発があります。
 
 
また、これまで肯定されていた真っ当な業界が、政府によって潰されることになるという状況は、世の中的に論争が引き起こされることになると思われます。
 
 
 
 
 
雪山登山は禁止できるのか?

雪山で営業している山小屋がある

北アルプスの西穂高岳山荘や、八ヶ岳の赤岳鉱泉は、冬も営業をしています。
 
 
そして、たくさんの登山者が利用、宿泊をしています。
 
 
冬に山小屋が営業をしているということは、需要があるから営業をしている訳であって、山小屋が、雪山登山を肯定しているということです。
 
 
また、夏山で営業をしている山小屋には、冬季避難小屋(管理人は不在)が併設されている場合があり、冬の間、解放されていることがあります。
 
 
山小屋の冬季営業に、冬季避難小屋の開放。
 
 
山小屋(登山業界)は、雪山登山を肯定しているということになるかと思います。
 
 
 
 
 
雪山登山は禁止できるのか?

登山雑誌では、毎年、雪山登山について特集されています。

誰も読まないような記事であれば、特集されることはありません。
 
 
雪山登山についての特集は、冬の風物詩です。
 
 
出版業界も、登山を肯定しているということかと思います。
 
 
 
 
 
雪山登山は禁止できるのか?

雪山登山についての書籍が出版されている

雑誌の雪山特集だけではなく、単行本でも、雪山登山の入門書をはじめ、たくさんの書籍が販売されています。
 
 
雪山を肯定する著者がたくさんいるということかと思います。
 
 
 
 
 
雪山登山は禁止できるのか?

ピオレドール賞では、雪山登山が評価されています。

ピオレドールとは、「金のピッケル」を意味し、登山界のアカデミー賞ともいわれる権威ある賞になります。
 
 
賞の名前自身に、雪山登山の装備である「ピッケル」が使われており、多くの雪山登山者(=登山家)が賞を受賞しています。
 
 
雪山登山は、世界中の登山業界で肯定がされているということになります。
 
 
 
 
 

夏山登山は禁止できるのか?

仮に、雪山登山が禁止されることになった場合、夏山登山は禁止できるのか?
 
 
答えはノーだと思います。
 
 
日本三霊山(にほんさんれいざん)という用語があるように、日本では山岳信仰が盛んです。
 
 
富士山・白山・立山が日本三霊山になります。
 
 
三霊山以外にも信仰登山が盛んな山々があり、登山を禁止するということは、信仰に干渉することになります。
 
 
また、日本各地に山岳会や登山サークルがあり、中には社団法人化されている山岳会もあります。
 
 
登山を禁止するということは、山岳会や登山サークルを解散させるということになり、そのようなことが許されるとは思えません。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『雪山登山は禁止できるのか?』という問いに対して、雪山登山が肯定されている証をあげてきました。
 
 
①登山用品店では、必ず雪山装備が売られている
 
②雪山でも、営業している山小屋がある(開放されている避難小屋がある)
 
③登山雑誌では、毎年、雪山登山について特集されている
 
④雪山登山についての書籍が出版されている
 
⑤ピオレドール賞では、雪山登山が評価されています。
 
⑥夏山登山は禁止できるのか?
 
 
 
以上より、昔から雪山登山は各業界で肯定をされており、雪山での遭難や事故が多発をしても、雪山登山を禁止をすることはできないと思います。
 
 
では、どうするかということですが、取り組むべきは、雪山未経験者、雪山初心者への啓発活動だと思います。
 
 
例えば、義務教育の中に、雪山登山の危険さや、必要な準備・装備について教育することを含めるようにするなど。
 
 
最近は、登山アプリやSNSで、雪山登山の様子を以前よりも身近に目にするようになりました。
 
 
軽い気持ちで雪山登山を始めてしまう登山者が、増えてきているように思います。
 
 
未成年や、雪山登山未経験者、雪山登山初心者に対して、雪山登山の危険さ、雪山登山のリスク、雪山登山を始めるために必要な知識について、啓発をしていくことが大切だと思います。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
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僕が遭難することなく雪山登山をしてくることができた理由のひとつのザックを背負って御嶽山の山頂で撮影した記念写真

遭難することなく雪山登山をしてこれた理由【北アルプス3000m級の雪山登山の経験から】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『遭難することなく、僕が雪山登山をしてこれた理由』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
僕は冬は北アルプスの乗鞍岳(標高3026m)に通って雪山登山をしてきました。
 
 
乗鞍岳ではこれまでに複数回の雪崩事故も発生していますが、僕はこれまで遭難することなく、無事に雪山登山から帰還することができています。
 
 
今回は、その理由について、山トークをしていきます。
 
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

遭難することなく、僕が雪山登山をしてこれた理由4つの理由

運が良かったから

まずは、何と言っても運が良かったからです。
 
 
雪崩に巻き込まれる、滑落をしてしまうというのは、どうしようもない側面があります。
 
 
いくら気をつけていようが、いくら登山の実力があろうが、自然を相手にしている以上、人間如きでは抗うことができない、不可抗力の事故があります。
 
 
乗鞍岳では、僕がいつも歩いていた場所でも雪崩事故が発生しました。(2021年3月)
 
 
雪崩事故が発生した場所は、山頂を目指す上で、大多数の雪山登山者が通過をする箇所になります。
 
 
そのような箇所で発生した雪崩なので、僕が巻き込まれていたとしても、決しておかしくはありません。
 
 
僕はどんな天候だろうが、行けるところまでは行くというスタイルで冬の乗鞍岳登山をしてきたので。
 
 
たまたま、僕が登った時は雪崩が起きなかった、ということだと思っています。
 
 
雪崩に限らず、たまたま僕が登った時はホワイトアウトしなかった、たまたま天候が悪化しなかった、などなど、僕はたまたま運良く下山することができてきた、ということだと思っています。
 
 
 
 
 
遭難することなく、僕が雪山登山をしてこれた理由②

万全の装備だから

僕は、冬は日帰り登山だとしても、雪上テント泊ができる装備で登山をしてきました。
 
 
厳冬期用シュラフ、スノーショベルなどなどを携行し、雪上テント泊装備で登山をしてきました。
 
 
なので、万が一、アクシデントにより身動きが取れなくなってしまった場合にも、雪山の夜を凌ぐことができます。
 
 
このように、万が一の場合も大丈夫という備えがあればこそ、無理のない行動、冷静な判断をすることができてきたのだと思います。
 
 
 
 
 
遭難することなく、僕が雪山登山をしてこれた理由③

トレーニングをしているから

雪上テント泊装備を携行していれば、万が一の場合にも乗り切ることができる可能性は上がります。
 
 
しかしながら、完全雪山装備は重いです。
 
 
僕の完全雪山装備は25kgほどです。
 
 
トレーニングにより、毎週末のように25kgの完全雪山装備を背負って登山をするだけの気力と体力を培ってきたことが、遭難することなく雪山登山をしてこれた理由だと思っています。
 
 
重い装備を背負うためということに限らず、安全な登山のためには、トレーニングにより体力をつけておくことが重要です。
 
 
 
 
 
遭難することなく、僕が雪山登山をしてこれた理由④

臆病で用心深いから

ぶっちゃけ、僕は臆病で用心深い性格です。
 
 
「だったら、初めから登山なんかしないでしょ」と言われればそれまでですが、登山をするだけの冒険心はあるようです。
 
 
雪山登山をしていて、嫌だな、怖いなと感じたら、僕はあっさりと撤退をします。
 
 
実際に、冬の八ヶ岳の赤岳登山では、文三郎尾根から赤岳の鎖場にさしかかるあたりの同じ場所で、怖さのため、2回の撤退をしています。
 
 
無雪期には、何度も通過している場所ですが、僕にとっては、積雪期には滑落の恐怖を感じる場所なのです。
 
 
1回目の冬の赤岳アタックの時は、経験不足と、フル装備のザックで身のこなしが難しかったので、撤退もやむなしと思いました。
 
 
1回目の翌年だったか、2回目にアタックをした時は、身軽にアタックザックで臨みましたが、やはり、同じ場所で撤退をしました。
 
 
それ以降、赤岳にアタックするのは止めました。
 
 
ホームマウンテンの冬の乗鞍岳では、ツアーコース終点から先は、晴れていなければ進まずに撤退をします。
 
 
チキン野郎、臆病者と言われようが、登山においては、臆病であること、用心深いことが大事だと思っています。
 
 
僕が、日本百名山の100座全てを事故無く登ることができたのも、春夏秋冬の何百回という登山を無事にしてくることができたのも、臆病で用心深いからだと思っています。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『遭難することなく雪山登山をしてこれた理由』ということで、山トークをしてきました。
 
 
①運が良かったから
 
②万全の装備だから
 
③トレーニングをしているから
 
④臆病だから
 
 
 
 
無慈悲な自然を相手にする登山。
 
 
特に冬山・雪山登山は低温、雪崩などの要素が加わり、夏山登山よりも遭難リスクが上がります。
 
 
どんなに対策をとろうとも、『絶対に大丈夫』が無いのが登山です。
 
 
そのことを前提に、装備を整え、トレーニングをし、最悪の辞退を想定するといった意味でのネガティブシンキングで山に臨むことにより、運を味方につけることができるのだと思います。
 
 
僕は結婚を機に、2021年度を以って、雪山登山を引退しています。
 
 
臆病で、用心深いので。
 
 
 
 
雪山登山をされる方はくれぐれもお気をつけて。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
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石が氷におおわれる雪山登山の低温の恐怖

雪山登山で死の恐怖を感じた話し

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『雪山登山で死の恐怖をを感じた話し』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
1年を通して、毎週末に登山をしてきた僕は、冬は北アルプスや八ヶ岳で雪山登山をしてきました。
 
 
そんな登山経験の中で、一歩間違えば死んでいたかもしれないシーンが一度あったので、その時のことを山トークしていきます。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 
雪山で死の恐怖を感じた話し

死の恐怖を感じた状況

僕の冬のホームマウンテン、北アルプス乗鞍岳(標高3026m)を登山していた時のことです。
 
 
その日の序盤は、気温が高く、既に積もっていた雪、降っていた雪のどちらにも湿り気がありました。
 
 
また、気温が高かったので汗をかき、その汗によってウェア(ミッドシェル)やグローブ(手袋)の内部が湿っていました。
 
 
その湿った状態のところに、急激に気温が低下し始め、風が吹きだしました。
 
 
身の危険を感じる寒さとなったので、慌ててザック(雨蓋)の中のハードシェルを出そうと思いましたが・・・
 
 
急激な気温低下と風により、瞬く間に手指の感覚が無くなっていたのと、湿ったグローブが凍りつき始めていました。
 
 
低温により、指の感覚がなくなっていたのと、低温によりグローブが凍りかけたことにより、気がついた時にはザックの雨蓋すら開けることが困難な状況に陥っていました。
 
 
そして、雨蓋を開けるのに手間取っている間にも、ウェアは凍りつき始め、瞬く間に体温が奪われていきました・・・。
 
 
何とか、雨蓋を開け、ハードシェルを着ることができたので、ことなきを得ましたが、急激な気温低下の恐ろしさを身をもって感じました。
 
 
ウェア(ミッドシェル)と、グローブが凍りついていく様を、身をもって実感させられました。
 
 
 
 
 
雪山で死の恐怖を感じた話し

ザックを開けることができなかったとしたら

例え、ザックに十分な装備を入れていたとしても、出すことができなければ何の意味もありません。
 
 
ザックを開けることができなかったとしたら、凍傷、低体温症になり、凍死をしていた可能性が冗談抜きにあります。
 
 
実際にウェア(ミッドシェル)とグローブが凍りつき始めていたので。
 
 
もし、ハードシェルを着ることができずに、濡れたミッドシェルで外気にさらされ続けていたら、体も凍りついていった可能性が充分にあったと思っています。
 
 
 
 
 
雪山で死の恐怖を感じた話し

教訓

雪山登山では、気温の変化に注意を向けることが重要であることを実感した出来事でした。
 
 
特に、気温が高く、汗や湿った雪によって、自身が湿っている時は注意が必要です。
 
 
天候の変化によって、気温が下がれば瞬く間に凍りつきます。
 
 
そして、気温の変化に即座に対応するために、ウェア類は雨蓋などの、すぐに取り出せる場所に入れておくことが重要です。
 
 
 
 
 
雪山で死の恐怖を感じた話し

まとめ

以上、『雪山で死の恐怖を感じた話し』ということで、山トークをしてきました。
 
 
・死の恐怖を感じた状況
 
・ザックを開けることができなかったとしたら
 
・教訓
 
 
 
 
雨蓋に、ウェアを入れていたにもかかわらず、急激な気温低下により、取り出すことが困難になってしまった乗鞍岳での出来事。
 
 
ウェアとグローブが凍りつき始め、低温の恐怖、死の恐怖を感じました。
 
 
常に身を置いている空気(低温)により、死を感じた恐怖。
 
 
雪山では常に死に触れているということを実感しました。
 
 
そんな、雪山の恐ろしさを痛いほど知っている僕は、結婚を機に雪山登山を引退しました。
 
 
澄んだ青空と白銀の世界。
 
 
雪山には夏山には無い魅力がありますが、雪山登山をされる方は、くれぐれもお気をつけて。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
なぜ雪山に登るのか?
 
 
僕が雪山に登り続けてきた理由』について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
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修行のために通った厳冬期の北アルプス乗鞍岳

なぜ雪山(冬山)に登るのか?【厳冬期に北アルプスに通って登山をしてきた僕の場合】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『僕はなぜ雪山に登るのか?』について、山トークをしていきます。
 
 
 
なぜ雪山に登るのか?なぜ雪山登山をするのか?
 
 
いくつかの理由がありますが、僕の場合は、『修行のために雪山登山をする』というのが1番の理由です。
 
 
訓練のため、トレーニングのためとも言い換えることができますが、修験道という言葉もあるとおり、修行という言葉が1番しっくりくるように思います。
 
 
※『修験道』は奥が深すぎますので、意味はご自身でお調べください。ざっくり言うと、悟りを得るために、山で修行を行うことだと僕はとらえています。
 
 
僕は、冬の北アルプス乗鞍岳(標高3026m)に、足しげく通って、修行をしてきました。
 
 
午前2時から3時の間にはソロ登山をスタートし、25キロほどの雪山装備を背負って、山頂の剣ヶ峰を目指しました。
 
※荒天のため、登頂できなかったことの方が多いです。
 
 
僕は、修行のために冬の乗鞍岳に通ってきたわけですが、雪山登山のどこが修行なのかについて、山トークをしていきます。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

雪山登山が修行な理由

①冬山は夏山よりも気力が必要
 
②雪山は寒い
 
③雪山は重い
 
④雪山は進まない
 
⑤雪山は危ない
 
⑥きついから、危険だからこそ修行
 
 
 
 
 
雪山登山が修行な理由①

冬山は夏山よりも気力が必要

様々な登山シーンの中で、最高レベルに気力が必要なシーンとは?
 
 
それは、雪山登山で、登山口駐車場に停めた車から外に出る時です。
 
 
車の中と外では気温差が30度以上あることがザラです。
 
 
暖房が効いた暖かい車の中から、氷点下の車外に出る時はマジで気力が必要です。
 
 
僕の場合、気温差に加えて午前2時〜3時の暗闇の中という要素も加わってます。
 
 
 
 
 
雪山登山が修行な理由②

雪山は寒い

夏山の暑さもきついですが、雪山の寒さは死に直結します。
 
 
氷点下の雪山で身動きが取れなくなってなってしまえば、低体温症、凍死のリスクにさらされることになります。
 
 
天候の急激な変化により、場合によっては、保温のために携行している装備を、ザックから出すことすら容易ではなくなります。
 
 
極限の寒さに常に身をさらすことになる雪山登山。
 
 
雪山は命懸けの修行の場です。
 
 
 
 
 
雪山登山が修行な理由③

雪山は重い

雪山では装備が重くなります。
 
 
まず、冬山用登山靴が重いです。
 
 
そして、アイゼンにピッケル、雪山用の保温着などなどを携行するザックが重くなります。
 
 
例えば、テント泊をする場合、寝袋ひとつとっても夏山よりも冬山の寝袋の方が重くなります。
 
 
平地の夏の衣服&寝具と、冬の衣服&寝具を比べて貰えば、夏よりも冬の登山装備の方が重くなる理由はお分かりいただけるかと思います。
 
 
僕の場合は、その重いザックを背負って、3000m級の山頂を目指すわけです。
 
 
※僕は日帰り登山でも、テント泊装備で雪山登山をしてきました。
 
 
山に登ること自体が修行とも言えますが、それに加えて夏山よりも装備が重くなる冬山は、より負荷がかかる修行になります。
 
 
 
 
 
雪山登山が修行な理由④

雪山は進まない

先ほどお話しした、装備が重いという要素だけでも、雪山は登山スピードが落ちます。
 
 
加えて、雪山には雪が積もっています。
 
 
わざわざいうまでもないことですが・・。
 
 
雪の上は滑ります。
 
 
また、雪がゆるい場合や新雪の場合には、足が雪に沈みます。
 
 
雪が深い場所では、腰よりも上までが雪に沈むこともあります。
 
 
まさに、もがきながら進み、もがきながら登ることになることもあります。
 
 
雪山では装備が重い上に、雪に滑り、雪に沈むので、夏山に比べて数段、進むのが大変になります。
 
 
雪山は、夏山よりも進むのが大変な修行になります。
 
 
 
 
 
雪山登山が修行な理由⑤

雪山は危ない

雪山では、気温の低さに加えて、雪崩や滑落といったリスクがあります。
 
 
アイゼン、ピッケルを使っていようとも、雪の斜面、凍りついた斜面では滑落をするリスクがあるのです。
 
 
ぼくは、雪山は、夏山に比べてリスキーな修行の場だと思ってます。
 
 
 
 
 
まとめ

きついから、危険だからこそ修行

冬山は夏山よりも気力が必要
 
①冬山は夏山よりも気力が必要
 
②雪山は寒い
 
③雪山は重い
 
④雪山は進まない
 
⑤雪山は危ない
 
 
 
 
 
改めまして、『なぜ雪山に登るのか?』
 
 
僕が雪山登山をするのは修行のためです。
 
 
寒くて、重くて、進まなくて、危ない、雪山登山という修行。
 
 
きついからこそ、危険だからこその修行であり、精神的にも肉体的にも自己を鍛えることができます。
 
 
また、夏山登山以上に死が身近になる雪山では、生きることに一生懸命になれます。
 
 
そして、雪山登山での修行は、夏山登山に活きるのです。
 
 
また、雪山には、夏山では目にすることができない、澄んだ空と白銀の世界が待っています。
 
 
僕にとっては、それはあくまで、修行に付随するものではありますが。
 
 
最後にですが、僕は結婚をきっかけに雪山登山を引退しています。(2022年に引退)
 
 
雪山登山をされる方は、くれぐれもお気をつけて!
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
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