日本百名山の登山を存分に満喫するために役立つ日本百名山地図帳

思う存分に日本百名山を登山するための考え方【究極の百名山ハンターだった僕の考えです】

 
 
 
 
 
百名山ハンターはうざい。
 
 
 
日本百名山には興味がない。
 
 
 
日本百名山を登っている登山者は3流だ。
 
 
 
 
などなど、ときどき、日本百名山に登ることを否定的にとらえている意見を見聞きすることがあります。(アンチ日本百名山なんて言葉を目にすることもあったりします。)
 
 
今回は、そんな否定的な意見に屈することなく、自信を持って日本百名山の登山を満喫するための考え方について山トークしたいと思います。
 
 
ちなみに僕は2017年の6月5日から10月28日までの146日間で、日本百名山の百座全てに登りました。
 
 
言ってみれば、僕は、究極の百名山ハンターでした。
 
 
実際に自分が日本百名山を完登した経験も元に、日本百名山を登山することのすばらしさについて、山トークしたいと思います。
 
 
『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)』については、こちらで詳しく山トークしてます。
 
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

日本百名山を登ることのすばらしさ

①そもそも登山として楽しい
 
②日本全国を舞台にした山旅をすることができる
 
③日本百名山は、山のベストセラー
 
④いいとこどりの登山ができる
 
⑤日本百名山を登って日本の山を知る
 
⑥山トークが盛り上がる

 
 
 
 
それではそれぞれについて、詳しく山トークしていきますが、まずはその前に。
 
 
 
 

まずは「日本百名山」(新潮社)とは

1964年に新潮社から出版された山岳随筆集で、作家であり登山家であった深田久弥(ふかだきゅうや)により綴られています。
 
 
深田久弥が実際に登頂し、
 
「品格・歴史・個性」を兼ね備え、かつ原則として標高1,500 m以上の山という基準で、日本全国の山々の中から100座が選ばれています。
 
 
「日本百名山」は、出版された1964年に読売文学賞を受賞してます。
 
 
読売文学賞は、過去には三島由紀夫や阿部公房など名だたる作家が受賞をしてます。
 
 
 
 
日本百名山(新潮社) 深田久弥著
 
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日本百名山を登ることのすばらしさ①

そもそも登山として楽しい

登ったことがない山に登るというのは楽しいものです。
 
 
初めて登る山は、ワクワク感と、いい意味での緊張感をもって登山に臨むことができます。
 
 
また、見たことのない景色を見に行く時というのは、胸が躍ります。
 
 
多くの登山者にとって、日本百名山の大部分の山は登ったことが無い山のはずです。
 
 
深田久弥のお墨付きの素晴らしい100の山。
 
 
日本百名山の登山では、そんな素晴らしい100の山を舞台に、初めて登るワクワク感と、いい意味での緊張感を持ちながら、登山をすることができます。
 
 
 
 
日本百名山を登ることのすばらしさ②

日本全国を舞台にした山旅をすることができます

日本百名山は、北海道から九州にまで点在しているので、日本全国を舞台に山旅をすることができます。
 
 
また、登る山の登山口を目指し、日本全国を舞台とした旅をすることができます。
 
 
鹿児島県の屋久島に、宮之浦岳という百名山があります。
 
 
もちろん僕も日本百名山を完登した中で登りましたが、宮之浦岳がなければ僕は屋久島に行くことはなかったと思います。
 
 
僕は日本百名山を登っていたおかげで屋久島に行くことができたのです。
 
 
日本百名山登山では、山旅だけでなく、日本全国を旅することができます。
 
 
 
 
日本百名山を登ることのすばらしさ③

日本百名山は、山のベストセラー

小説などの本のベストセラーや、音楽のセールスランキングは、売上などから見ることができますが、山の場合はそうはいきません。
 
 
山には売上も無いですし、ごく一部の山を除き、登山者数のカウントがされることもありません。
 
 
国土地理院のホームページには、日本の主な山は1003山と記載があります。(名もなき山は1万6000以上とも言われています。)
 
 
日本には、そんな、途方もない数の山があるなかで、素晴らしい100の山を教えてくれるのが、深田久弥の日本百名山です。
 
 
本を買う時、音楽を聴く時、ランキングに入っているものの中から興味のあるものを選ぶことがあると思います。
 
 
われわれ登山者は、深田久弥が選定してくれた、日本百名山の中から興味のある山を選ぶことができるのです。
 
 
 
 
日本百名山を登ることのすばらしさ④

いいとこどりの登山ができる

山のベスト100を選定するには、当然ですが、100座を越える相当数の山に登る必要があります。
 
 
深田久弥以上にたくさんの山に登ったことがある登山者は、そうは居ないのではないでしょうか。
 
 
深田久弥は、膨大な数の山の中から、めぼしい山を登ったはずです。
 
 
そして、その登った山の中から特に素晴らしかった100の山が選定されているわけです。
 
 
われわれは、日本に何百、何千とある山の中から、いいとこどりの山を登ることができるのです。
 
 
 
 
日本百名山を登ることのすばらしさ⑤

日本百名山を登って日本の山を知る

夏目漱石や太宰治を読まずして、日本文学を語る専門家がいたとして、そんな人が日本文学を知っているといえるでしょうか?言うことに説得力があるでしょうか?
 
 
登山に置き換えて言えば、富士山をはじめとした日本の名峰(百名山)を登らずして、日本の山を語るようなものです。
 
 
日本百名山に選定されている山々は、選定される前からもたくさんの人々が登っているはずです。
 
 
そして、新潮社から日本百名山が出版された後は、日本百名山ブームという言葉もあるように、より沢山の人々に登られるようになっています。
 
 
沢山の日本人が登っている日本百名山を登るということが、日本の山を知るということになると思います。
 
 
 
 
日本百名山を登ることのすばらしさ⑥

山トークが盛り上がる

日本百名山の山々にはたくさんの人が登っているとお話ししました。
 
 
沢山の人々が登っている山に自分も登っていれば、山頂や山小屋、日常で登山者と話をすることになった時、お互いに登ったことがある山というのがある可能性が高くなります。
 
 
自分が登りたい山を相手が登っている可能性も高くなり、逆に相手が登りたい山を自分が登っている可能性もあります。
 
 
登ったことがある山、これから登りたい山のアドバイスをしたりされたりで話が盛り上がります。
 
 
もちろん、お互いに登ったことがある山であれば話が盛り上がること間違いなしです。
 
 
たくさんの登山者に登られている日本百名山。
 
 
日本百名山に選ばれている山の話題であれば、山トークが盛り上がる可能性が上がります。
 
 
 
 

まとめ 日本百名山を登ることのすばらしさ

①そもそも登山として楽しい
 
②日本全国を舞台にした山旅をすることができる
 
③日本百名山は、山のベストセラー
 
④いいとこどりの登山ができる
 
⑤日本百名山を登って日本の山を知る
 
⑥山トークが盛り上がる
 
 
 
 
日本百名山に登ることが自慢できることであり、誇れることであるということではありません。
 
 
日本二百名山、日本三百名山も選定されていますが、それらの山に登ることも同様に、自慢できることであり、誇れることであるということではありません。
 
 
〇〇名山に選ばれていない山に登ることも立派な登山です。
 
 
知名度の低い山、名もなき山に登るのも立派な登山であり、登山をすることそれ自体が素晴らしいことだと僕は思っています。
 
 
確かに、日本百名山に登るというのは、ミーハーと言われればミーハーなのかもしれません。
 
 
ただ、確かなことは、日本百名山は、深田久弥のお墨付きの素晴らしい山々です。
 
 
また、登山という要素が選考の全ての要素ではありませんが、日本百名山(新潮社)は読売文学賞の選考委員のお墨付きです。
 
 
そして、日本百名山は過去より、たくさんの人々に登られています。
 
 
日本百名山に限らず、どんな山にも必ず、何かしらの素晴らしい点があります。
 
 
そして、特に素晴らしい点がある山が日本百名山に選定されているのです。
 
 
 
 
日本百名山についての否定的な意見など、全くもって気にすることはありません。
 
 
 
 
今回お話しした日本百名山を登ることのすばらしさを胸に、思う存分に日本百名山の登山を満喫しましょう!!
 
 
 
 
 
それでは、また次の山トークでお会いしましょう。
 
 
 
 
 
『146日間での日本百名山完登レポート』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
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