登山前日のパッキングは登山のために必要不可欠な作業です。
しかしながら、金曜日に遅くまで仕事をして、土曜日に登山に出かける場合など、登山前日のパッキングが大きな負担になることもあります。
また、精神的に余裕がない状況でパッキングをすると、忘れ物をしてしまうということも有り得ます。
このブログ投稿では、
時間的に余裕がない状況でもザックのパッキングを短時間で、確実に行う方法について説明をしたいと思います。
夏山日帰り装備をパッキングしたザック(モンベルのバーサライトパック)
バーサライトパックについてのブログ投稿はこちら。
僕は夏も冬も毎週のように登山をしています。
そんな僕が2020年時点で実際に行っているパッキング方法になります。(日帰り登山でのパッキング方法になります。)
結論 登山前日のパッキングを短時間で行う方法
パッキングを短時間で行う方法は、ズバリ、必要なものだけをパッキングしなおすというものです。
具体的に言うと、登山後も、登山装備をザックにパッキングしたままにしておき、入れ替えなどが必要なものだけを前日にパッキングしなおします。
本来あるべき、登山後に全ての装備をザックから出し、登山前日までに再びパッキングをする場合に比べ、圧倒的に時間を短縮することができます。
夏山登山装備でパッキングしなおすもの
僕の場合、パッキングしなおすものは以下の4点のみなので、5分もあればパッキング完了です。
①カップヌードル (欠かせない山ご飯 : カップヌードルアルバムはこちら)
②山専ボトル(カップヌードル用のお湯)
③デジカメ
④飲み物
⑤登山地図
上記5点に加え、前回登山でレインウェアや保温着などを使用した場合は、登山前日までに手入れをしておき、登山前日にザックに入れます。
パッキングしなおすものは、ザックの上の方に入れたり、ザックの雨蓋や、ザックを背負ったままでも出し入れができる場所に携行しているものばかりです。
雪山登山装備で入れ替えるもの
僕の冬山での日帰り登山装備は、一般的にいうところのテント泊装備です。
厳密に言うとテントではなく、自立式のシェルターを携行していますが、厳冬期用シュラフも携行しています。
雪山登山の場合にパッキングしなおすものは上記の5点に加えて、以下の2点です。
①食料
②クッカーなど
テント泊装備でも5分~10分でパッキングが完了します。
ちなみに、雪山ではカップヌードルに加え、インスタントラーメンなどを食べたりします。
冬山登山装備をパッキングしたザック
必要なものだけをパッキングしなおすデメリット
個人的にはデメリットは、ほぼ無いと思っています。
登山の常識、周りの意見などを気にしなければ登山そのものにはそれほど支障はないです。
もちろん、装備の定期的な点検は必要ですが、ザックに入れたままにしていたからといって急激に劣化するような装備は無いかと思います。
1点、ダウン素材のものに関しては、ザックに入れたままにしておくと、装備品の重みで、羽毛が偏ったりしてしまいます。
シュラフやダウンジャケットは、時々、ザック、スタッフバックから出して、広げておけば基本的には羽毛のふくらみが戻ります。
まとめ 登山前日のパッキングを短時間で効率的にする方法
パッキングも登山の醍醐味であるとは思います。
しかしながら、なかなか十分な時間がとれないときは、パッキングを短時間で済ませ、睡眠時間を確保したり、パッキングに使うエネルギーを省力化して、登山にエネルギーを向けるということも大事だと思います。
ずぼらな方法とも言えるかもしれませんが、登山前日に必要なもののみをパッキングしなおすという方法は、確実にパッキングの時間を短縮することができます。
登山のノウハウなどについて過去に投稿した記事の一覧はこちら
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