2015年4月~9月で長野県に寄せられた熊の目撃情報が1083件と、
昨年の1889件に比較すると6割ほどだったようです。
また、襲われてけがをした人も16人から6人に大幅に減ったようです。
確かに今年は新聞、テレビで熊のニュースを見かけることはありませんでしたし、
地域の防災放送でも熊注意のアナウンスを聞くことはありませんでした。
(自分が見聞きする範囲でですが。)
今年は熊が餌にする木の実が平年並み以上で、
餌を求めて人里に近づく熊が減ったのではないかということですが、
1083件の目撃情報があり、6人の方が熊に襲われたというのも事実。
昨年は12月にも目撃情報があったのでまだまだ気は抜けないなと思います。
ちなみに自分はツキノワグマに遭遇したことはありませんが、
今年9月の北海道登山でヒグマと遭遇しました・・・汗
忠別岳避難小屋からトムラウシ山に向かう途中の朝7時頃、
化雲岳付近のハイマツ帯で遭遇しました。
距離は15mほどで、ヒグマはこちらに気が付き、去っていきましたがさすがに緊張しました。
ツキノワグマは、三俣山荘~双六小屋の巻道を歩いていた時にフンを見たことがあります。
登山道のど真ん中にあり、熊も登山道を通るのだという事を実感しました。
<熊対策として山に入る時に常に頭に入れておくこと>の確認
※あくまで僕が本やネットで目にしたことなので必ずしも合っているとは限りません。
- 熊鈴をもつ
- 熊に死んだふりは通用しない
- 沢など、熊鈴の音がかき消される場所は注意が必要
- 遭遇した際は目をそらさず、ゆっくりと後ずさりする
- 熊に絶対に背中を見せない
- 熊に遭遇しても走って逃げない
- 熊はウサイン・ボルトよりも速いスピードで走ることができる
- 熊がこちらに向かってきた場合は、持っているもの(ザック等)を投げ置き、注意をそらす
- 小熊がいるということは親熊が必ず近くにいるので注意する
- 小熊と一緒にいる親熊は非常に危険である
- 朝の明るくなる前、夕方の薄暮時は熊の活動が活発になる
- 熊は木登りが得意である
- 嗅覚は犬波に優れており、聴覚も非常に優れている
- 万が一、襲われてしまった場合は抵抗をする
- 抵抗の際は鼻を狙う
- 熊鈴は進む方向である、前方につける
(熊に遭遇してから使用しても効果は望めない)
(熊は動物の死肉を食べる)
(野生動物は背中を見せる相手を本能的に追いかける)
(熊と遭遇した場合、基本的に熊は人間を恐れ逃げていくが、子供がいるときは別)
(ザックの後ろ側につけ、歩いてきた後ろ方向に音が響いても効果が薄い。)
熊対策として、鉈(なた)が有効だと聞いたことがありますが、
鉈があたる間合いという事は当然、熊の鋭い爪がこちらにも届くわけで・・・
熊スプレーは命中すれば絶大な効果があるようですが、
スプレーが届く範囲まで間合いをつめなければいけないこと、
風向きによっては自爆する危険性があるなど・・・
それに、結構な金額です。
熊も人間との遭遇は望んでいないので、
熊鈴などでこちらの存在をアピールし、
遭遇しないことが一番の熊対策だと思います。
北海道でヒグマに遭遇した時も、
熊鈴を鳴らして歩いていたので、
ヒグマも前もってこちらの存在に気が付いていたので、
大人しく去っていってくれたのだと思います。
人間が、熊の住処にお邪魔しているという意識を常に持たなければと改めて思います。
山の住人である熊への敬意を忘れぬよう。
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