積雪と凍結でアビナイヨ岩で撤退した奥穂高岳登山

 
 
 
 
 
例年であれば、9月下旬に上高地から岳沢~前穂高岳~吊尾根経由で登っていた奥穂高岳。
 
2019年は、10月6日に松本マラソンに出場したため、9月下旬には登らず、登るのを先延ばしにしていました。
 
松本マラソンでは本気でサブスリー(フルマラソン3時間以内での完走)を目指していたので、コンディション維持のため、レース前週のロングトレイルとなる奥穂高岳登山は止めておきました。
 
松本マラソンでは結果的にはサブスリーを達成することはできずでした・・・。
 
その後は、台風がきたり、悪天候が続いたりで登ることができず、10月も下旬の27日に登ることになりました。
 
稜線が雪化粧をしていることは知っていたので、吊尾根、ザイテングラートから奥穂高岳に登るのは困難。白出沢ルートであれば何とかなるかと思いましたが、「アビナイヨ」岩の少し上から登山道には積雪と凍結が。
 
白出沢ルートは浮き石の上をひたすら歩くルートで、一応、ペンキマークは所々にありますが、ペンキが塗られた石自体が冬の雪?大雨?で動いてしまっているため、ルートはあってないようなものです。
 
ただ、ルートをおおはずれすると、いもずる式に浮き石が崩れるので地味に危険なルートです。
 
そんな、無雪期でも難儀するルートに積雪と凍結が加わっていたため、おとなしく撤退をしました。
 
毎年登っていた奥穂高岳に登れなかったということで、自分でも思っていた以上に心残りとなってしまいました。
 
 
 
「アビナイヨ」岩の少し上から積雪と凍結が始まりました。
 

 
 
 
軽アイゼンとピッケルを携行していましたがトレランシューズだったので・・・。
 

 
 
 
コースタイムで登りに2時間かかります。
無雪期でも浮石に神経を使う白出沢ルート。
少なくとも、トレランシューズで先に進むのは危険だと判断しました。
軽アイゼンは携行していましたが・・・。
 

 
 
 
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