ホワイトアウトだった冬の乗鞍岳登山(2019年2月17日)

 
 
 
 
 
今季、2回目の冬の乗鞍岳登山。
今季は12月下旬に剣ヶ峰まで登頂することができています。
 
冬の乗鞍岳剣ヶ峰登山(2018年12月25日)
 
 
 
午前5時にMt乗鞍スノーリゾートのゲレンデトップに到着。
 

 
 
 
 
バックカントリーツアーコースのナンバリング。
前回は背伸びをしてもナンバリングの板に手が届きませんでしたが、積雪量が増え普通にタッチすることができるようになっていました。
 

 
 
 
 
まだ薄暗い6時にツアーコース終点に到着。
 

 
 
 
 
時間的には剣ヶ峰登頂に向け、理想的な時間にツアーコース終点にたどり着くことができました。しかしながらこの日は残念ながらの視界不良。
 

 
 
 
 
殺人的な雪山の風に吹きさらされながら、トレース無し、目標物無し、自分のトレースは風でかき消され戻るべきルートがわからなくなる状態の雪原。
 

 
生きて戻れる自信はありません。
 
 
 
一応、この日は晴れ予報だったので、時間の経過とともに天候が回復することを期待。
一旦、ツアーコース①まで戻り、再びツアーコース終点まで歩き直すトレーニングをして時間つぶし。
 

 
 
 
 
ツアーコースから見る朝日
 

 
 
 
 
雪山登山でも午前4時前には登山を開始するのが定番となりつつあります。
 

 
 
 
 
ツアーコースのナンバリング①まで戻り、
 

 
 
 
 
再びツアーコース終点まで歩き直しました。
 

 
 
 
 
少しは視界も回復しましたが、ツアーコース終点から先に進むにはまだまだ危険な状況。
 

 
 
 
 
大人しく戻ることにしました。
 

 
 
 
 
ツアーコース終点から先は、荒天時の雪山の厳しさを体感することができる場所です。
 

 
 
 
 
風の直撃を避けれる場所なら大丈夫だろうとカップヌードルを食べ始めましたが、手袋が凍ってきたり、カップヌードルの淵についたスープのしずくが凍り始めたりと、全然、大丈夫な場所ではありませんでした・・・。体まで凍りついてきそうな場所だったので急いで完食。
 

 
登山中に食べたカップヌードルのアルバムはこちら
 
 
 
陽が登り明るくなったツアーコースを戻ります。
 

 
 
 
 
途中で自撮りスノー写真を撮ろうと試みるもうまく撮れず。
 

 
スノーシューアルバムはこちら
 
 
 
剣ヶ峰登頂を断念したので時間的な余裕があったので雪洞掘りをしようと思いましたが、30センチも掘るとその下は雪が凍りついていて雪洞を掘ることはできませんでした。
 

 
遭難したら、加藤文太郎のように雪洞を掘れば何とかなると思っていましたが、いつでもどこでも雪洞を掘れるわけではないということを学びました。過去に2回ほど雪洞を掘ったことがある場所でした。
 
 
 
営業期間外、営業時間外に通過することがおおい三本滝レストハウス。
営業している姿を見れるのはうれしいものです。
 

 
 
 
 
善五郎の滝の看板が立派になって目立つようになったからか、
 

 
 
 
 
駐車場(スペース10台ほど)はほぼ一杯でしたし、雪道も踏み固められて広い通路ができていました。
 

 
 
 
 
全面凍結した冬の善五郎の滝。
 

 
 
 
 
シャンデリアのような氷。
 

 
 
 
 
初めてミネストローネにウインナーを入れようとするも、ミネストローネの素を忘れる痛恨のミス。
 

 
登山調理アルバムはこちら
 
 
 
剣ヶ峰方面は相変わらず雲の中でした。
青空の下に少しだけ雲の層があるように見えますが、つい2~3時間ほど前までいた雲の中は、地獄だったのであります。
 

 
 
 
この冬、既に1度登頂している剣ヶ峰ですが、今シーズンにもう一度登頂したいと強く思ったのでした。
 
冬山の厳しさを改めて実感することができた乗鞍岳登山でした。
 
 
 
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