146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、北アルプスの鹿島槍ヶ岳登山をした際に山頂で撮影

85座目 鹿島槍ヶ岳登山(かしまやりがたけ) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年9月19日に鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)を日帰り登山済
 
標高2889m
 
長野県と富山県にまたがる山
 
 
登山ルート
 
扇沢~爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳南峰・北峰の日帰りピストン
※過去に2回、日帰りをしたことがあるルート。
 
 
メモ:後立山連峰の盟主。
 
 
駐車場
 
12台+22台(登山口最寄り) トイレ無し
 
徒歩約15分圏内に市営無料駐車場と扇沢駅ターミナルの駐車場(有料)がある。
トイレは扇沢ターミナルに有るのみ。(24時間利用可)
 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
我が家から綺麗に見える爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳の稜線。
毎年、必ず歩きたいルートです。
 
日本百名山である鹿島槍ヶ岳の日帰り登山を達成
 
 
 
 
「マイカー登山の皆様へ」
 
爺ヶ岳柏原新道登山口の駐車場についての説明
 
どんなに混雑しようとも、登山者タイムに登山口までやってくれば、扇沢ターミナルの駐車場(有料)に停めることができるという安心感。
 
 
ここ数年、指導員の方がいるのを見たことがありません。
 
たまたまいない時に登っているだけだと思いますが。
 
爺ヶ岳柏原新道登山口
 
 
柏原新道登山口
 
爺ヶ岳柏原新道登山口
 
爺ヶ岳に来ると、今年、現役を引退された山の神 柏原竜二選手(マラソン)を思い出します。
 
柏原つながりです。
 
登山後に寄った全国津々浦々の公共の温泉施設などで、柏原選手を招いてのマラソンイベントの告知が貼られていることが何度かありました。
 
告知を見るだけでなぜかテンションが上がります。
 
 
昨年までは無かった、モミジ坂の看板。
可愛らしい看板とは裏腹にきつい登りのスタートです。
 
爺ヶ岳柏原新道のモミジ坂
 
雨の日に、柏原新道登山口~種池山荘を1日に2往復したことがあります。
 
 
朝焼け
 

 
 
注意喚起がありますが、ごくごく一般的な登山道のレベルだと思います。
 
もちろん油断は禁物です。
 

 
 
ケルン
 
爺ヶ岳柏原新道のケルン
 
 
まだまだガラガラの扇沢ターミナル(平日の午前5時51分)。ケルン付近から見おろせます。
 
爺ヶ岳柏原新道から見おろす扇沢駅
 
ちなみに、ケルンを過ぎたあたりで種池山荘を見上げることができます。
 
 
石畳
 

 
このタイプの登山道は好きなタイプです。
 
 
水平道
 
爺ヶ岳柏原新道の水平道
 
 
なだらかな蓮華岳(多分)と右奥に針ノ木岳。
 
爺ヶ岳柏原新道から見る蓮華岳と針ノ木岳
 
 
種池山荘から針ノ木岳へと続く稜線。
 

 
 
水平岬や、
 
爺ヶ岳柏原新道の水平岬
 
 
包優岬あたりになると登りもひと段落し、登山道からの景色を楽しむ余裕がでてきます。
 
爺ヶ岳柏原新道の包優岬
 
 
紅葉
 

 
 
石ベンチ
 

 
 
アザミ沢はその名のとおり沢山のアザミが咲いていますです。
 
昨年までの僕は、そんなことはまったく意識しておりませんでした。
 
爺ヶ岳柏原新道のアザミ沢
 
 
たくさんのアザミ。
 

 
 
落石注意の看板
 

 
サルやカモシカが石を落とす(故意でなく)ことがあるようです。
 
 
本当に、いつ落石が起きてもおかしくありません。
 

 
初夏には残雪がある箇所です。
 
 
富士見坂から、
 
爺ヶ岳柏原新道の富士見坂
 
 
初めて富士山を見ることができました。(中央奥)
 
爺ヶ岳柏原新道の富士見坂からみる富士山
 
 
鉄砲坂
 
爺ヶ岳柏原新道の鉄砲坂
 
種池山荘を前に最後のきつい登りです。
 
 
青空を背景にお出迎えしてくれた種池山荘。
 
種池山荘
 
 
種池山荘のオレンジ色の屋根と剱岳(中央右)と立山(左)
 

 
 
太陽はまだ、爺ヶ岳南峰の向こう側です。
 

 
 
晴れてはいますが、気温が低く風もあるので稜線は寒いです。
 

 
 
午前7時12分
 

 
 
午前7時18分
6分でだいぶ陽があたる場所が広がりました。
 
種池山荘と剱岳と立山
 
 
登れば登るほど僕は日陰に入っていきます。
 

 
 
爺ヶ岳南峰頂上
 
爺ヶ岳南峰山頂から見る剱岳
 
中央に剱岳
 
 
鹿島槍ヶ岳まではまだまだ遠い道のりです。
 
爺ヶ岳南峰山頂から見る鹿島槍ヶ岳
 
 
南峰頂上のケルンと雲海
 
爺ヶ岳南峰山頂のケルン
 
 
遠く富士山と、平地が綺麗に見えました。
 
爺ヶ岳から見る富士山
 
左奥に八ヶ岳
 
 
槍穂高(中央奥)を眺めることもできました。
 

 
 
爺ヶ岳中峰に向かう途中に振り返った南峰
 

 
 
爺ヶ岳中峰
 
爺ヶ岳中峰山頂
 
 
爺ヶ岳中峰から見た南峰
 

 
 
雲海が綺麗です。
 
爺ヶ岳から見る雲海
 
 
平地から空を見上げたときにどのように空が見えているかが気になるところです。
 
爺ヶ岳から見る雲海
 
 
爺ヶ岳中峰から冷池山荘までは地味にアップダウンがあります。
 
爺ヶ岳から見る鹿島槍ヶ岳
 
 
親の雷鳥と2羽の子供の雷鳥
 
爺ヶ岳北峰付近の雷鳥
 
何のポーズでしょうか。
 
 
日陰なのが少し残念です。
 
爺ヶ岳北峰付近の雷鳥
 
太陽はまだ稜線の向こうでした。
 
 
地味に3羽の雷鳥が写っています。
 
爺ヶ岳北峰付近の雷鳥
 
 
たたずむ雷鳥
 
爺ヶ岳北峰付近の雷鳥
 
 
立つ雷鳥
 
爺ヶ岳北峰付近の雷鳥
 
ニワトリなどのように足がむき出しになっておらず、フワフワした羽毛に覆われているところが雷鳥の可愛さの一端なのかなと思います。
 
日陰で風が強く物凄く寒かったですが、雷鳥親子の可愛さに単写で90枚近く写真を撮りました。
 
ちなみに、爺ヶ岳中峰から鹿島槍方向に5分ほど進んだ場所に雷鳥親子が姿を見せてくれました。
 
昨年もほぼ同じ場所で雷鳥親子に遭遇しているので、雷鳥出現率が高い場所だと思います。
 
山と高原地図にも「雷鳥多い」とあります。
 
 
冷池山荘(つめたいけさんそう)と布引岳と鹿島槍ヶ岳
 

 
一番左のピークが布引岳で、右側の2つのピークが鹿島槍ヶ岳南峰(左)と北峰(右)です。
 
爺ヶ岳も鹿島槍ヶ岳も2つのピークを持つ双耳峰です。
 
 
冷乗越(つべたのっこし)
 

 
 
「守 山の規則」のモニュメント
 
冷池山荘乗越の山の規則のモニュメントと布引岳と鹿島槍ヶ岳
 
 
冷池山荘(写真左)はなかなか絶壁近くに建てられています。
 
冷池山荘と布引岳と鹿島槍ヶ岳
 
 
冷池山荘
 
冷池山荘
 
 
目の前に剱岳と立山を眺めることができる冷池山荘のテント場。
 
冷池山荘テント場から見る剱岳と立山
 
山荘(トイレ)まで、傾斜のある斜面を5分~10分ほど歩かないといけないのが難点です。
 
 
こうみると布引岳も鹿島槍ヶ岳に肩を並べているように見えますが、実際には200m程低いです。
 
布引岳と鹿島槍ヶ岳
 
 
剱岳と立山を眺めながらの稜線歩きです。
 

 
 
布引岳への登り。
 

 
なかなかきついです。
 
 
布引岳山頂から見る鹿島槍ヶ岳。
 
布引岳から見る鹿島槍ヶ岳
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰への登り。
 

 
 
歩いてきた稜線(爺ヶ岳方面:中央左の3つのコブ)を振り返ります。
 
爺ヶ岳稜線
 
好きな眺めです。
 
ちょうど、写真の中央あたりが種池山荘になります。
 
中央奥に槍穂高が見えています。
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰で記念自撮り。(ひょっとしたら撮っていただいた写真かもしれません。)
 
鹿島槍ヶ岳南峰で記念撮影
 
鹿島槍ヶ岳南峰が最高峰であり主峰です。
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰から見る五竜岳方面
 

 
 
鹿島槍ヶ岳南峰からも富士山が見えます。
 

 
 
鹿島槍ヶ岳南峰から槍穂高アップ
 
鹿島槍ヶ岳から見る槍穂高
 
右が槍ヶ岳で中央が奥穂高岳、奥穂高岳から左に吊尾根を経て前穂高岳です。
 
 
富山県の平地と日本海も見えます。
 

 
 
剱岳(右)と立山(左)
 

 
 
薬師岳
 
鹿島槍ヶ岳から見る薬師岳
 
 
中央に針ノ木岳。中央奥に水晶岳。
 

 
 
薬師岳(右)から槍穂高(左)まで。
 

 
 
歩いてきた爺ヶ岳からの稜線。
 
爺ヶ岳の稜線
 
 
山頂標の間に剱岳を入れて。
 

 
左側の山頂標には、「皆さん頂上の道標を入れて記念撮影をしますので周囲は空けて下さい。」と書かれています。
 
残念ながら、このことを山の常識であると認識していない登山者が数多くいます。
 
道標の近くにザックを置いて休憩、食事をしたり、道標の近くにザックをデポしたりする登山者がいます。
(例えば、鹿島槍南峰にザックを置いて身軽な状態で北峰まで登るなど。)
 
デポ自体は悪いことではありませんが、置く場所は考えて欲しいものです。
 
ちなみに、僕はデポしたら負けだと思っているタイプの人間です。あくまで自分にとってです
 
 
晴れてはいますが、夏が終わりすっかり寒くなった3000m級の稜線。
レインウェアを着て再びの記念撮影。
 

 
 
鹿島槍ヶ岳南峰から北峰へと向かいます。
 

 
 
北峰に向かう途中、振り返る南峰。
 

 
急斜面の岩場なので登りも下りも注意が必要です。
 
 
2017年の初霜を観測。
 

 
 
再び振り返る南峰。
 

 
 
南峰と北峰の間にある雪渓。
 
鹿島槍ヶ岳北峰直下の雪渓
 
 
南峰と北峰を結ぶ吊尾根
 
鹿島槍ヶ岳南峰と北峰を結ぶ吊尾根
 
 
我が家から眺める鹿島槍ヶ岳は、南峰と北峰をこともなげに行き来できるように見えますが、
 
鹿島槍ヶ岳北峰から見る鹿島槍ヶ岳南峰
 
実際に歩くと結構大変です。
 
この大変さが、我が家から眺める鹿島槍ヶ岳に味わいを与えてくれます。
 
 
鹿島槍ヶ岳北峰に到着。
 
鹿島槍ヶ岳北峰山頂
 
 
記念自撮り
 
鹿島槍ヶ岳北峰で記念撮影
 
北峰は南峰に比べるとそれほど寒くありません。
 
南峰は恐らく風の通り道です。
 
 
五竜岳(手前)の向こうに白馬岳(中央奥の黒いピーク)
 
鹿島槍ヶ岳北峰から見る五竜岳と白馬岳
 
 
正直なところよくわからない長野県の北側地域(北信:ほくしん)の山々。
 
鹿島槍ヶ岳北峰からみる北信五岳
 
百名山登山で登ってきた、妙高山、火打山、高妻山が見えているはずです。
 
北信五岳(妙高山、斑尾山、黒姫山、戸隠山、飯縄山)もすべて見えているはず?
 
 
眼下に見えるキレット小屋。
 
鹿島槍ヶ岳北峰から見おろすキレット小屋
 
たどり着くまでには難所の八峰キレットを越える必要があります。
 
 
鹿島槍ヶ岳側から見る五竜岳は穏やかな山容の山に見えます。
(実際には鹿島槍ヶ岳から五竜岳のルートは危険箇所が多々あります。歩いたことはありませんが。)
 

 
 
雲越しの平地。
 

 
長野県の池田町や松川村(男性長寿日本一)あたりが見えているのだと思われます。
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰へと戻ります。
 
鹿島槍ヶ岳北峰方向から見る鹿島槍ヶ岳南峰
 
 
岩々しい斜面。
 

 
斜面の右側に登山道があります。
 
 
再びの鹿島槍ヶ岳南峰。
 
鹿島槍ヶ岳山頂(南峰)
 
 
南峰から剱岳アップ
 
鹿島槍ヶ岳か見る剱岳の小窓雪渓と三ノ窓雪渓
 
右側が小窓雪渓で左側が三ノ窓雪渓です。
 
 
薬師岳
 
鹿島槍ヶ岳から見る薬師岳
 
 
平地と富士山(中央奥)
 

 
 
北峰を振り返る。
 
鹿島槍ヶ岳南峰から見る鹿島槍ヶ岳北峰
 
 
五竜岳から白馬岳へと続く稜線の見納め。
 
鹿島槍ヶ岳からみる五竜岳へと続く稜線
 
 
爺ヶ岳方向に戻ります。
 

 
 
爺ヶ岳へと続く稜線が雲をせき止める堰堤のようです。
 

 
午後になると左側から雲が湧いくる光景を毎年見ています。
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰を振り返る。
 

 
 
爺ヶ岳南峰まではアップダウンが続きます。
 
爺ヶ岳北峰と中峰と南峰の稜線
 
 
お昼近くになっても綺麗に見えている剱岳と立山。
 
鹿島槍ヶ岳登山道から見る立山と剱岳
 
 
鹿島槍方向に雲が湧いてきました。
 
布引岳と鹿島槍ヶ岳
 
 
離れ行く鹿島槍ヶ岳
 
冷池山荘と布引山と鹿島槍ヶ岳
 
 
緑が綺麗ですが、地味なアップダウンがこたえます。
 

 
 
冷池山荘付近からだと鹿島槍ヶ岳と肩を並べていたように見えた布引岳。
 
鹿島槍ヶ岳
 
こうして離れてみるとまったく存在感がありません。
(冷池山荘の真上のピークが布引岳です。)
 
 
地味なアップダウンがきついです。
 

 
 
種池山荘と剱岳と立山
 

 
 
紅葉を入れて鹿島槍ヶ岳。
 
鹿島槍ヶ岳
 
 
種池山荘と同じくらいの標高まで下りてきました。
 
種池山荘と剱岳と立山
 
 
紅葉の稜線歩き。
 

 
 
爺ヶ岳南峰を振り返る。
 
種池山荘側の稜線から見上げる爺ヶ岳南峰
 
 
紅葉初めといったところでしょうか。
 
種池山荘側の稜線から見上げる爺ヶ岳南峰
 
 
種池山荘でコーラを補給。
 

 
 
種池山荘のすぐ前にある種池。
 
爺ヶ岳の種池
 
 
種池山荘のテント場
 
爺ヶ岳の種池山荘のテント場
 
 
青空を背景にした種池山荘がお見送り。
 

 
 
今年も無事に爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳登山を終えることができました。
 
これでまた、冬の間に心置きなく鹿島槍ヶ岳を眺めることができます。
 
 
北海道の山でお話しした方が、爺ヶ岳で熊と遭遇してから熊鈴を持つようになったと言われていたのを思い出しました。
 
過去には熊の出没により種池山荘のテント場が封鎖されたこともあるようです。
 
 
 
 
 
 
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『日本百名山登山地図帳をどのように使ったか』こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 

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