146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、平ヶ岳登山をした際に山頂で撮影

83座目 平ヶ岳登山(ひらがたけ) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年9月15日に平ヶ岳(ひらがたけ)を日帰り登山済
 
標高2141m
 
新潟県と群馬県にまたがる山
 
 
登山ルート
 
平ヶ岳登山口からの日帰りピストン
 
 
メモ:山頂部に「玉子石」がある。
 
 
駐車場
 
20台前後 トイレ無し(バイオトイレがあるが施錠されていた)
 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
ある意味、ここまでの百名山で最も遠かったといってもよい平ヶ岳。
 
日本百名山である平ヶ岳の日帰り登山を達成
 
 
7月下旬と8月下旬に平ヶ岳、越後駒ヶ岳に登ろうと新潟県入りするも、ことごとく雨予報。
 
それもただの雨予報ではなく、朝から晩まで降水確率80%以上が数日に渡って続くというもの。
 
新潟では「止まない雨はない」という言葉が信じられなくなりました 笑
 
8月下旬は雨でも突入しようかなと思いましたが、体調が万全ではなかったことと、会津駒ヶ岳と巻機山でお会いした方(同一人物さん)から、平ヶ岳は絶対に雨の日はやめた方が良い、難易度が数段上がるから、と、アドバイスいただいていたので9月上旬のアタックとなりました。
 
同一人物さんは会津駒ヶ岳の時も巻機山の時も、本当にくどいくらいに雨の日はやめた方が良いとアドバイスしてくれました 笑
 
 
越後三山只見国定公園 平ヶ岳登山口
 
平ヶ岳の鷹ノ巣ルート登山口
 
鷹ノ巣と呼ばれる場所ですが、福島県側からでも新潟県側からでも非常に時間のかかる場所にあります。
 
舗装路(奥只見シルバーライン?)ではありますが、道幅が狭く神経を使います。
 
特徴的なのは、道路が沢の水路になっていることです。
 
10ヶ所近く、沢が道路を横断する形で流れています。
 
水が流れやすいようにアスファルトが加工されていますが、そこが若干凹んでいるので、スピードを出し過ぎると車の底をすってしまいます。
 
同一人物さんは、そこで車の底の部品がとれかかってしまい、ガソリンスタンドで急遽、修理してもらったと言われていました。
 
また、新潟県側からアクセスする場合、長い長いトンネルを通ることになります。
 
このトンネル、ただのトンネルではなく、採掘現場のトンネルのようと言えばよいのか、地底トンネルのようと言えばよいのか、とにかく、そのへんのトンネルとは質が違います。
 
非常に神経を使うのと、その長さの余り、永遠に外に出れないんじゃないかという感覚に陥りました。
 
トンネルの中には「次の空まで○○km」の看板があります 笑
 
危険だからということだと思いますが、二輪車は通行禁止です。
 
 
テント泊前提の登山は遠慮願うとのことです。つまり、テント泊はしないで下さいとのこと。
 

 
平ヶ岳は、山頂や道中に山小屋がないので、僕のような登山者でなくても日帰り登山の山となります。
 
中ノ岐林道から登ると、登山時間がだいぶ短縮されますが、銀山平の民宿に宿泊することが中ノ岐林道ルートで登る条件となるようです。
 
メインルートは鷹ノ巣ルートと思われ、鷹ノ巣ルートは山小屋がないルートとしては百名山で最長のルートとなるようです。
 
つまり、百名山の中で、日帰り登山しか選択肢がないルートで最も長いルートということのようです。
 
 
下台倉沢橋
 

 
2017年8月24日に出来たばかりのようです。
 
 
橋が無かったころはペンキマークに従って沢を渡っていたんだと思います。
 

 
 
すぐやせ尾根の文字にひるみます。(やせ尾根というのは難ルートの場合が多いのです。)
 

 
 
その名の通り、すぐにやせてきました。
 

 
 
気持ちよく歩けるレベルのやせ具合でした。
 

 
 
粘土質?でスリッピーな登山道。
 

 
飯豊山や巻機山にも同じような場所がありました。新潟県の山に多いタイプなんでしょうか。
 
 
うっすらと虹が。
 

 
 
登山口から山頂までの全行程を通して、行程序盤の下台倉山までの登りが最もきつかったと思います。
 

 
 
それほど高度感はありませんが、きつい登りでした。
 

 
 
多分、同一人物さんは、復路の下台倉山の下りが雨が降ると危険だと言いたかったのかなと思います。
 

 
 
同一人物さんの、平ヶ岳は雨の日はやめた方が良いの連呼に、なぜ止めた方が良いのかの理由が吹き飛んでしまっておりました 笑
 

 
トラロープがいっぱいです。
 
 
復路で撮影した下台倉山への登りです。
 

 
 
 
実際には写真で見る以上の斜度があります。
 

 
 
新潟の山は下山後には泥だらけになる印象です。
 

 
平ヶ岳のぬかるみ箇所は、ここだけだったといっても良かったと思います。
 
実際のところ、泥だらけになることはありませんでした。
 
 
台倉清水(水場)
 
平ヶ岳の鷹ノ巣ルートの大倉清水(水場)
 
 
平ヶ岳にはいくつか水場がありますが、豊富な水量があるわけではなく、貴重な水を、なんとか水場として使っている感じでした。
 

 
それゆえか、すべての水場にこの看板がありました。
 
 
台倉清水の水場は、この先にあるようでした。(僕はスルーしました。)
 

 
 
よくわかりませんが、木道は、厚生年金国民年金積立金還元融資施設のようです。
 

 
 
白沢清水(水場)
 
平ヶ岳の鷹ノ巣ルートの白沢清水(水場)
 
 
良く見ると水が湧いていました。
 

 
僕のような軟弱者には平ヶ岳の水場は全体的にハードルが高かったです。
 
 
登りも終盤の雰囲気になってきました。
 

 
 
ここまで、もちろん登山であり、登り基調でありますが、イメージとしてはひたすら距離を歩いてきたといった感じです。
 

 
 
左手に山頂が見えてきます。(この時は山頂だとはわかっていませんでした。)
 

 
 
紅葉が始まりつつある感じです。
 

 
 
姫ノ池に到着
 

 
 
あくまで緊急用なので、予定宿泊(テント泊)はしないで下さいという場所。
 
平ヶ岳の姫ノ池
 
 
登山口からここまで9.4km。
 

 
 
姫ヶ池から右に行くと、奇石たまご石で左に行くと山頂です。
 

 
山頂方面からもたまご石に行けるので、まずは山頂に行き、それからたまご石に行くのが良いかなと思います。
 
 
湿原が広がります。
 

 
 
紅葉
 

 
 
山頂は広大な台上にあります。
 

 
 
平ヶ岳山頂に到着。
 
平ヶ岳山頂
 
平ヶ岳は、ここだけではなく、広大な台上の全体が山頂といった感じです。
 
 
記念自撮り
 
平ヶ岳山頂で記念撮影
 
降雨直後ではありませんが、ふくらはぎにそこそこ泥が跳ねあがっています。
 
 
山頂から先も続いている木道がどこまで続いているか見に行くと、
 

 
 
すぐに通行止になっていました。
 

 
 
食後の記念自撮り。寒かったのでレインを羽織っています。
 

 
いつもどおりカップヌードルを食べていたら、道中で抜いてきた登山者さんたちが続々と登ってきました。
 
長距離の日帰り登山となる平ヶ岳なので、フットワークの軽い方が多かったです。
 
そして、やはり皆さん、通行止のところまで木道を歩いていました。
 
 
カタツムリ発見
 

 
 
山頂から少し戻ると姫ノ池とたまご石の分岐があります。
 

 
奇石と言われるたまご石へと向かいます。
 
 
たまご石まで約1キロです。(ほとんどが木道でした。)
 

 
 
何やら工事をしている様子です。
 

 
 
水場
 

 
 
近づくとこんな感じです。
 

 
 
真新しい木道
 

 
 
どうやら木道の工事をしているようでした。
 

 
簡易的な小屋に住み込みで作業されているようでした。
 
たしかに、そうでもしないと、登って下山するだけで1日が終わってしまいます。
 
作業のための施設、作業風景を見させていただくと、標高の高い場所に木道を作るということは並大抵の労力ではないということがわかります。
 
木道を歩くときは感謝の気持ちを忘れずにです。
 
 
山頂方向
 

 
 
紅葉と木道
 

 
 
民宿への宿泊が条件の登山口側について。
 

 
僕も、できれば10時。どんなに遅くても11時の下山開始を心がけています。
 
 
広大です。
 

 
 
たまご石は風化していて危険なようです。
 

 
 
奇石たまご石に到着
 
平ヶ岳の奇石たまご石
 
 
雪だるまのようでもあり、人の後ろ姿のようにも見えます。
 

 
もともとひとつの石が、風などによって削られたのではないかと言われているようです。
 
 
池塘群を眺める雪だるま。
 

 
 
綺麗な池塘群です。
 

 
 
丘の向こうが姫ノ池だったと思います。
 

 
 
気持ちの良い木道歩きです。
 

 
 
山頂方面
 

 
 
樹林が綺麗です。
 

 
 
新しい木道と古い木道。
 

 
 
朽ち果てた古い木道
 

 
 
青空が映り込む姫ノ池
 

 
 
池塘群と山頂方面
 

 
 
色づいた葉と山頂方面
 

 
 
鷹ノ巣までの長い道のりを戻ります。
 

 
 
離れていく山頂。
 

 
 
広大な山頂をもつ平ヶ岳でした。
 

 
巻機山も同じような感じではありましたが、平ヶ岳の方が広大です。
 
 
登山口方向。
 

 
眼下の森の中に登山道が続いているものと思われます。
 
 
形からして燧ヶ岳だと思われます。
 

 
 
蝶が羽を休めていました。
 
平ヶ岳の鷹ノ巣ルートの蝶
 
 
再びすぐやせ尾根を通り、
 

 
 
無事に下山。
 

 
 
まさに、三度目の正直で登ることができた平ヶ岳。
 
雨天決行が憚られる雨が続いた天候と、車での遠いアプローチ。
 
本当に遠い遠い平ヶ岳山頂でした。
 
 
 
 
 
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<新潟県の百名山登山遠征(平ヶ岳、越後駒ヶ岳、巻機山)の宿泊について>
 
今回の経験から、車中泊で無い場合、大湯温泉に宿をとるのがベストかなと思いました。
(コンビニまで車で20~30分ほどかかります。)
 
魚沼近辺にはビジネスホテルチェーンなどはありません。
 
 
僕が3泊4日お世話になった宿
 
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建物の老朽化は否めませんが、掃除などは行き届いていました。
楽天トラベルでの宿泊者の評価も高いです。
 
 
 
 
 
『日本百名山の100座すべての登山所要時間(登山レポート)』を、こちらで一覧にしています。
 
 ↑ 146日間で日本百名山を完登したときの登山所要時間(登山レポート)になります。
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』を、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
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