積雪期の鉢伏山から眺めた北アルプス

積雪期の鉢伏山(松本市)登山(2019年3月9日)

 
 
 
 
初めての積雪期の鉢伏山登山。
夏は車でのアクセスでお手軽登山ができる鉢伏山ですが、初めての積雪期の鉢伏山登山でそのきつさをわからされた山行となりました。
 
 
 
 
当初は実はブリーズベイリゾート塩尻かたおか(旧:アスティかたおか)から高ボッチ経由で鉢伏山に登ろうと考えておりました。
 

 
実際に旧アスティかたおかから登ろうとアタックを試みましたが・・・。
 
 
 
トレースも無くルートが不明瞭なので登山開始から15分ほどで断念。暗い時間帯で臨む初見のルートだったので無理をするのはやめておきました。実際に歩いてみると、どうやら登山者は極めて少ないルートな雰囲気で、無雪期の明るい時間帯であったとしてもルートファインディングに難儀しそうな感じでした。
 

 
 
 
 
気を撮り直して車で移動し、牛伏寺から鉢伏山へと登ることにしました。牛伏川階段工のルートでは無く、市街地から見えて手前のルートから登ることにしました。
 

 
旧アスティかたおかルートの後で少し不安でしたが、鉢伏山登山口の道標には松本市の文字があり、行政の息のかかったルートと言うことで安心して登山を開始することができました。
 
 
 
1つめの「開けたら閉めて!!」の看板付近には柵をあける箇所はありませんでした。
 

 
 
 
 
往路でしっかりと写真を撮っていたのに、復路でこの看板に差し掛かった時、牛伏寺砂防ダムからは登っていないと判断してしまい、誤った登山口へとに下りてしまいました・・・。この看板の近く(山頂寄り)でルートが分岐しています。
 

 
 
 
 
初のルート、積雪期、夜明け前の暗闇ということで少しばかりの不安を抱きながら進みましたが、どうやらルートを外していることは無さそうでした。
 

 
 
 
 
トラバースルートと尾根ルートがありましたが、尾根を登っていればルートロスすることも無いだろうと尾根ルートを選択。急斜面のラッセルでなかなかしんどかったです。
 

 
 
 
 
登るにつれて雪が深くなっていったのでスノーシューを装着。
 

 
スノーシューの活躍のアルバムはこちら
 
 
 
登山口から山頂までの半分しかきていないことに意気消沈・・・。
フルマラソンのサブスリーを目指したトレーニングをしているため恒常的な疲労がある中での週末登山です。
 

 
 
 
 
ブナの木権現
 

 
 
 
 
石碑の右側に歩きがきっとブナの木なのでしょう。
 

 
 
 
 
ブナの木権現からほどなくして林道に合流しました。
 

 
 
 
 
せっかくなので登山道を歩こうと思いましたが、雪が深くルートもよくわからないため林道を歩くことにしました。
 

 
 
 
 
林道の高ボッチ側を見ても、トレースはありませんでした。
 

 
 
 
 
高ボッチの向こうに中央アルプス
 

 
 
 
 
林道の雪は表面は固まっており、その下はパウダーのような感じで、きついラッセルとなりました。
 

 
 
 
 
鉢伏山に昇る太陽。
 

 
 
 
 
歩いても歩いても続くラッセルの林道。
 

 
 
 
 
カモシカの寝た跡でしょうか。
 

 
 
 
 
いたるところにカモシカの足跡がありました。
 

 
 
 
 
左に御嶽山、右に乗鞍岳
 

 
 
 
 
やっと鉢伏山荘に到着
 

 
 
 
 
鉢伏山荘の駐車場。無雪期の夜に車でドライブに来た時、駐車場には沢山の鹿がいましたが、雪面には鹿の足跡はありませんでした。
 

 
暦の上では春といえども、駐車場から先は冷たい風に吹きさらされる中でのラッセルとなりハードな登山でした。
 
 
 
美ヶ原
 

 
 
 
 
冬に松本市の平地から山々を見上げると、鉢伏山と美ヶ原がある東側の山々にはそれほど積雪はありません。美ヶ原と鉢伏山だけが白くなっていることが多いイメージです。
 

 
 
 
 
ラッセルが超きつかった小ピークへの登り。大した距離ではありませんが。
 

 
 
 
 
左奥には白馬方面の北アルプス。右奥には北信五岳(戸隠山、妙高山など)を見ることができました。
 

 
 
 
 
思っていた以上に、見応え、登り応えのある降雪直後の鉢伏山。
 

 
 
 
 
なだらかな登りなのに、本当に全然進みませんでした。
 

 
 
 
 
綺麗な景色ですが進みません。そして、吹きさらされます。
 

 
 
 
 
やっと山頂に到着。全然進まなかったのには強度の高いランニングのトレーニングを行っていることによる疲労もあるのだと思います。
 

 
 
 
 
無雪期、積雪期ともに鉢伏山の展望台まで来たのは初めてでした。
 

 
 
 
 
諏訪湖の向こうに南アルプス。左側から甲斐駒ヶ岳、北岳、仙丈ヶ岳はわかりますが、右奥の山塊がイマイチわかりません。塩見岳、赤石岳、聖岳などなどだと思いますが。
 

 
 
 
 
北アルプスのオールスターが一堂に会しています。
穂高岳、大キレット、槍ヶ岳、常念岳、燕岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬岳、白馬乗鞍岳。
同じく、光城山・長峰山、美ヶ原からも北アルプスを眺めることができますが、鉢伏山からの眺めが一番良いと思います。
 

 
 
 
 
厳冬期には神秘的な光景になっているのではないでしょうか。登山も相当厳しくハードなものとなると思います。
 

 
右奥に地味に富士山が写っております。
 
 
 
この日の登山では本当にスノーシューが大活躍でした。
 

 
 
 
 
鉢伏山展望台を風よけにして、北アルプスを眺めながらのカップヌードル。
 

 
登山中に食べたカップヌードルのアルバムはこちら
 
 
 
鉢伏山展望台からは360度の大パノラマでした。
 

 
 
 
 
山頂の鳥居と祠。雪が深かったので鳥居はくぐらず。
 

 
 
 
 
林道から鉢伏山展望台まで、ひと筋のトレースをつけました。
 

 
 
 
 
まだまだ雪化粧をしている北アルプスをバックに記念写真
 

 
 
 
 
浅間山も降雪直後のようです。
 

 
 
 
 
苦労の後①
 

 
 
 
 
苦労の跡②
 

 
 
 
 
松本市の平地から見上げたときに白く目立っていることが多い鉢伏山。(この冬は吹きが積もることが少なく、山肌が見えていることが多かったですが。)
 

 
降雪直後に登り、間近に見ると、とても美しい雪景色が広がっていました。
 
 
 
冬季通行止めとなっている林道でミネストローネタイム。
 

 
 
 
 
ミネストローネタイムは重装備のおかげで悲鳴を上げている肩を休めるためのタイムでもあります。
 

 
登山調理アルバムはこちら
 
 
 
復路のブナの木権現。
石碑に記されている文字がわかりやすく記されていました。明治35年に建立されているということにロマンを感じます。100年以上前から人々は鉢伏山に登っているのであります。
 

 
 
 
 
ブナの木権現
 

 
 
 
 
登山者の少ない積雪期の里山登山。
 

 
 
 
 
それでも、3組ほどと復路ですれ違いました。
 

 
 
 
 
樹林帯より上では雪のラッセルに苦しめられ、誤って下りてしまった登山口では葉っぱラッセルで足元をすくわれ・・・。
 

 
 
 
 
下山後は信州随一の厄除観音として名高い牛伏寺にお参りをしました。
 

 
夏は車で楽々と登れる鉢伏山なので、麓から登ってもあまり達成感もありがたみもない山ですが、冬は苦労の先に絶景が待つ素晴らしい山だと思いました。
 
そして、長野県防災ヘリ事故を胸に臨んだ鉢伏山登山でした。
 
 
 
 
 
『冬山登山のノウハウ【北アルプス3000m級の雪山登山の経験から】』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『夏山登山のノウハウ』は、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けた、冬山登山にも通じるノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の夏山登山装備(登山ウェア含む)』は、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

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