86座目 五竜岳(ごりゅうだけ) 日本百名山全山日帰り登山

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2017年9月20日に五竜岳(ごりゅうだけ)を日帰り登山済

標高2814m

長野県と富山県にまたがる山

 
登山ルート

黒菱第3リフト駐車場(ノーリフト)~唐松岳頂上山荘~五竜岳の日帰りピストン

 
メモ:五竜岳と五龍岳の表記がある。
     家から見える百名山で唯一登っていない山。

 
駐車場(黒菱第三リフト)

50台以上 トイレ有り

※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。

 
 
鹿島槍ヶ岳側から見ると割と平らに見える五竜岳。
唐松岳側から見るとそびえ立っていました。

日本百名山である五竜岳の日帰り登山を達成


我が家から見える百名山の中で唯一、登ったことが無かった五竜岳。

一般的なルートではリフト前提の登山となるため嫌厭していました。
(リフトなどの営業時間に束縛される山行はあまり好きではないのです。)

黒菱第三リフトの駐車場からであれば、
リフトを使わずに登れそうだということは以前から知ってはいましたが、
黒菱第三リフトへと続く黒菱林道は、
牧場の中を通るため、道路上に牛がいることもありなかなか足が向きませんでした。
(以前に下見で通った時に実際に牛が路上におり、10分ほど牛の移動待ちをしました。)

いつもどおり、夜明け前に登山の起点となる駐車場に入る作戦では、
路上で牛が寝ていた場合に予定通りに登山を始めることができなくなる可能性があるので、
前日入りして車中泊をしました。

仮に牛が路上で寝ていなかったにせよ、
道路近くで牛が寝ていた場合、
車の通過により牛に刺激を与えることは好ましくないとの考えもありました。
 

登山口開始地点のゲート。

北アルプスは中部山岳国立公園に属しており、
中部山岳国立公園はペット同伴の入山は禁止されています。(「お知らせ」の内容)

雷鳥など野生動物に影響を及ぼすためです。

リフトを使わずに八方尾根を登るのはあまり一般的な行程ではないと思いますが、
平日でも2名ほど僕より先に登り始めた登山者がいました。
 

天気予報には傘マークもあり、
朝起きての状況で中止も考えていました。

車の中で目覚めると、雨は降っていませんでした。

とりあえず唐松岳頂上山荘までは行けそうだと思い登山を開始しました。

朝焼けと雲海が綺麗でした。
 

リフトの終点である八方池山荘

八方池山荘

リフトを降りて30秒あれば八方池山荘に入れそうです。

冬でも登山客で賑わうわけがわかりました。(八方池山荘とリフトは通年営業)
 

外来植物を持ち込まないためのマット。
(登山靴に付着した種子により、外来植物が繁殖したという事例が各地であるようです。)

八方尾根は高山植物の宝庫です。
 

気温は低く風があるものの、今にでも雨が降りそうだといった空模様ではありません。


 

八方尾根から見る五竜岳(右)と鹿島槍ヶ岳(左)

八方尾根から見る五竜岳と鹿島槍ヶ岳

前日に扇沢から鹿島槍ヶ岳を日帰りピストンしました。
 

白馬三山

八方尾根から見る白馬三山

左から、白馬鑓(やり)ヶ岳、杓子岳、白馬岳)
 

第二ケルン(慰霊碑)

八方尾根の第二ケルン

八方池山荘付近に第一ケルンがあるようですが、見落としてしまいました。

 

不帰(かえらず)キレット

不帰峰

唐松岳から白馬鑓ヶ岳へと向かう稜線で、難所として知られる場所です。
 

八方ケルン

八方ケルン
 

わかりやすい展望図です。


 

有名な八方池

八方池
 

八方池と白馬三山

八方池と白馬三山
 

八方池のケルン(第三ケルン?)

八方池のケルン
 

扇雪渓

八方尾根の扇雪渓
 

紅葉が始まっていました。


 

唐松岳頂上山荘に到着。

登山をするようになってから初めての八方尾根でしたが、
中学校の学校登山で唐松岳に登っているはずです。

恐らく、八方尾根を登り唐松岳頂上山荘に泊まっているはずですが、
全く記憶にありません・・・。
 

唐松岳頂上山荘の全景

唐松岳頂上山荘

右奥が白馬岳で、その手前が杓子岳(多分)
 

唐松岳

唐松岳は頂上山荘から見て五竜岳とは逆方向になるので、
往路ではとりあえずスルー。
 

剱岳(写真右)も見えており、何とか天気は持ちそうです。


 

避雷針と牛首の鎖場(右奥)


 

唐松岳頂上山荘から五竜岳方向に進むと、すぐに牛首の鎖場となります。


 

仮に、復路が雨になったとしても、何とか通過できそうな牛首の鎖場だったので、
五竜岳に向かうことを決めました。(個人的な感触と判断です。)

牛首の鎖場
 

それほど問題なく通過できました。

牛首の鎖場
 

鹿島槍側からは何度も五竜岳を見ていますが、
唐松岳側から五竜岳を見るのは初めてです。

唐松岳頂上山荘付近から見る五竜岳

遠く、そして、そびえ立っています。
 

剱岳

唐松岳頂上付近から見る剱岳
 

牛首の鎖場を過ぎたあたりに雷鳥親子がいました。

牛首の鎖場付近の雷鳥
 

後ろ姿しか撮れませんでしたが、

牛首の鎖場付近の雷鳥
 

前日の鹿島槍ヶ岳と2日連続で雷鳥を見ることができました。

牛首の鎖場付近の雷鳥
 

振り返る牛首の鎖場(写真奥)

復路では登り返すことになります。
 

遠い遠い五竜岳


 

大黒岳のケルン(慰霊碑)

大黒岳の慰霊碑

大黒岳は稜線上の小ピークといった感じだったと思います。
 

岩壁(登山ルート外)


 

唐松岳が少し離れて、


 

五竜岳が少し近づいてきました。


 

稜線上の目印(ビニールテープ)

風でズタズタに引き裂かれています。
 

登山道が斜めに走っているのがわかります。(五竜岳方向)


 

地味に体力を使います。


 

唐松岳がだいぶ離れました。


 

遠見尾根との分岐。

五竜岳の遠見尾根への分岐

遠見尾根が五竜岳の最短ルートだと思いますが、
こちらはリフトを使う以外にないはずです。
 

五竜山荘


 

五竜山荘から見る五竜岳山頂

山荘から山頂まではコースタイムで1時間。
 

尖っています(登山ルート外)


 

五竜岳と言うと岩稜というイメージですが、
いよいよ岩場の出現です。

五竜岳山頂直下の岩場
 

ペンキマークに従い、それほど問題なく登れました。

五竜岳山頂直下の岩場
 

鹿島槍ヶ岳

五竜岳から見る鹿島槍槍ヶ岳
 

歩いてきた唐松岳方面


 

五竜山荘

五竜岳山頂から見る五竜山荘
 

山頂に到着。撮ってもらいました。

五竜岳山頂で記念撮影

山頂標は五龍岳となっていました。

僕は五竜岳の方が慣れ親しんでいます。
 

鹿島槍をバックにしたパターンも撮ってもらいました。


 

山頂には「修行」の文字が含まれた木札が。


 

歩いてきた稜線と八方尾根(中央上から右に向かって下っている尾根)

戻らねばなりません。
 

よく歩いてきたな~と我ながら感心すると同時に、
戻らないといけないのか~と億劫になります。

億劫になりながらも、気合を入れて戻り始める時に、
長距離日帰り登山ならではの味わいがあると思います。
 
 
山頂直下を登っている時に、
登山ガイドさんらしき人から介抱をうけている登山者がいました。
(のちに側聞したところ、骨折をしているらしいとのこと。)

どうやらその登山者はヘリで搬送されるらしく、
僕が山頂から下り始めるとすぐに、
ヘリが来るので進むのを止めるように山小屋関係の方?から言われました。

以前にも一度、要救助者がヘリでピックアップされる場に遭遇したことがありますが、
ヘリが来るとプロペラからの風が物凄いので、登山者は止まるように言われます。

そして、このヘリが来るのを待つ時間と言うのが結構長いのです。
(この時は、僕が足を止めてから再び歩き始めるまで30分ほどだったと思います。)

絶対にそうならないように細心の注意を払ってはいますが、
登山をする者にとって、ヘリに助けていただく状況に陥る可能性は0%ではありません。

従って、常識的な登山者であれば、
ヘリが要救助者をピックアップするまでに長い時間がかかろうとも、
文句や不満を口にすることはないと思います。良心的な観点からも。
 

救助ヘリは、正に救世主の中の救世主です。本当に鳥肌が立つレベルのカッコよさです。

いくら救世主といえども、ドラマや映画のようにはいきません。

作戦を立てているのだと思いますが、上空を何度も行ったり来たりします。

そして、この時の移動範囲がとても大きいので、
上空の状況からヘリでの救助が困難と判断し、退却していくのではないかと不安になります。
 

この日は稜線上でも風が強かったので、
ヘリが飛んでいる上空はもっと風が強かったと思いますが、
綺麗にホバリングをしていました。

救助隊員の方がヘリから降下し、要救助者の方をヘリにピックアップしていきました。
 

要救助者の方は、
五竜山荘に駐在する山岳パトロールの方?と、小屋の方?に介抱されていました。

このお二人の活躍により、スムーズな救助要請とピックアップが行われたのだと思います。

 

無事に救助され、稜線には良かった良かったの声が広がりました。

稜線の冷たい風に吹き続けられ、
手が震えながらでしたが写真を撮らせてもらいました。

※救助写真等は問題があるようなら削除します。
 

振り返る山頂方向


 

離れていく五竜岳山頂


 

五竜山荘の入口

五竜山荘

五竜岳に現れるという菱型の雪型が描かれています。
 

長丁場の復路に備え、コーラを補給。


 

五竜山荘の全景(テント場から撮影)

五竜山荘
 

五竜岳を後にします。


 

復路は意外と早く、あっという間に牛首の鎖場付近までやってきました。

往路は八方尾根をノーリフトで登ってから、
唐松頂上山荘~五竜岳を歩いたので長く感じたのかなと思います。

実際に長いわけではありますが。
 

向こう側に続いている鎖。


 

ピッケルのモニュメント


 

五竜岳が遠く離れ、

五竜岳
 

唐松岳がだいぶ近づきました。


 

牛首の鎖場を通過している登山者。(左上)

牛首の鎖場
 

客観的に見ると、すごいところのように見えますが、
実際に自分で通過してみるとそれほどではありません。(個人的感想)

牛首の鎖場
 

中学校の学校登山で来たはずの唐松岳は本当に全く覚えていませんが、
数百人規模の集団登山でも収容できそうな唐松岳山荘。

唐松岳頂上山荘

収容人数350人のようです。
 

風も強かったので唐松岳に登るのは止めて八方尾根を下山しました。

唐松岳頂上山荘から見る唐松岳
 

唐松岳は目の前ではありますが、前日に鹿島槍ヶ岳を日帰りしている疲れもありスルー。

唐松岳頂上山荘と唐松岳
 

丸山ケルン

八方尾根の丸山ケルン
 

五竜岳と鹿島槍ヶ岳の見納めです。

八方尾根から見る五竜岳と鹿島槍ヶ岳
 

八方池

八方尾根の八方池
 

5歳くらいのちびっ子集団が八方池周辺を元気に散策していました。(稜線右上)

八方尾根の八方池

稜線左に八方ケルン
 

八方池にある飯森神社奥社

八方尾根の飯森神社奥社

右奥に白馬三山
 

八方ケルン

八方尾根の八方ケルン

雪だるまの顔のように見えます。
 

雨飾山、火打山、妙高山、高妻山と、
百名山が4座含まれていますが、

イマイチ、ピンと来ない北信地方(長野県の北側の地域)の山々。
 

復路もノーリフトで下山します。


 

ノーリフトルートも整備されており、ほとんどが石畳でした。


 

八方池山荘から上は高山植物が沢山咲いていましたが、

八方池山荘から下のノーリフトルートにも、そこそこ高山植物が咲いていました。
 

黒菱平雲海デッキと白馬三山

ここから黒菱第三リフトで駐車場に向かった登山者(僕が勝手にマーク)と、
徒歩の僕とで競争してみたところ、圧倒的に僕の方が早かったです。
 

早く下山をすることができますが、

自転車が登れないレベルの急斜面アスファルトなので足には負担がかかります。
 
 
前日の扇沢~鹿島槍ヶ岳の日帰りに続き、
壮大な景色の広がる稜線を歩くことができた五竜岳でした。
 
 
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86座目 五竜岳(ごりゅうだけ) 日本百名山全山日帰り登山」への2件のフィードバック

  1. kt

    takaさん
    あと4座まで来ているのですね。あと一息、安全最優先で頑張ってください。
    先週10/7-9で猿倉から入り白馬岳、杓子岳、白馬鑓、唐松岳、五龍岳まで南下したのち、八方に下山しました。
    テント2泊。白馬の風情と、五龍の緑、稜線の風と雲海の続く景色を味わいました。

    返信
    1. taka 投稿作成者

      白馬岳~五竜の稜線を満喫されたようですね。
      テント泊装備で不帰キレットを踏破されたのですね!!
      ちなみに僕は歩いたことがありません。
      唐松岳から五竜岳の稜線は今回初めて歩きましたが、
      スケールが大きく、毎年歩きたいなと思いました。

      返信

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