日本百名山全山日帰り登山で富士山剣ヶ峰に登った時の山頂での記念写真

25座目 富士山登山(ふじさん) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年7月2日に富士山(剣ヶ峰)を日帰り登山済
 
標高3776m(剣ヶ峰)
 
静岡県と山梨県にまたがる山
 
 
登山ルート
 
富士スバルライン5合目~吉田口山頂~剣ヶ峰の日帰りピストン
 
 
メモ:日本最高峰。
     金鳥居~剣ヶ峰(距離約40km日帰り)を3年間続けているので、余裕があれば金鳥居からスタートしたい。(→結局、スバルライン5合目から登山開始)
 
 
駐車場(富士スバルライン5合目)
 
50台以上 トイレ有り 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
少なくとも、毎年1回は、日本一の頂を目指し、日本一の頂に身を置きたいと思っています。
 
日本百名山である富士山剣ヶ峰の日帰り登山を達成
 
 
 
例年、金鳥居から剣ヶ峰までの日帰り往復(約40km)を行っていますが、今年ばかりは体力温存のためスバルライン5合目から登山開始。
※金鳥居は吉田ルート1合目から約10キロ下にあります。
 
 
山頂付近は雲に覆われており、厳しい登山となるのは承知の上。
(※雨の富士山を吉田口山頂まで1日に2往復したことがあるので、その厳しさは重々承知。)
 
富士スバルライン5合目から見る富士山
 
登山日を1日2日先延ばししたところで、晴れる保証の無い梅雨時期なので曇り予報の中の突入です。
 
スバルライン5合目に前日入りして車中泊をしましたが、主に外国人登山者(欧米系、アジア系問わず)が日付が変わる前の夜中から登山を始めていました。
 
車で爆睡していたら激しい雨の音で起こされましたが・・・。
 
外人さんたちはどうやって乗り切ったのだろうか。
 
そして、車で寝ていると車を揺らす突風が何度も吹き付けました。
 
朝の駐車場でもかなりの強風だったので、これから向かう山頂一帯は・・・。
 
 
まずは見応えのある山中湖を見ながら歩きます。
 
富士山から見る山中湖
 
 
雲もなんだかいい感じですが、これからの登山にとっては・・・。
 
富士山から見る山中湖
 
 
山中湖の右側には雲海が。
 
富士山から見る山中湖
 
 
河口湖。
 
富士山から見る河口湖
 
河口湖大橋も見ることができます。
 
 
雲の中に向かい登り始めます。
 
雲に覆われる富士山頂上方面
 
 
バランスを崩すほどの風も吹き付け、他の登山者も沢山いるので写真も撮らずに一気に八合目に。
 
富士山8合目で記念撮影
 
荒天のため引き返すことになるかもしれないので早め早めの自撮り。
 
両足を開いていないと風にバランスを崩されます。
 
 
残雪があります。登山道には雪は無し。軽アイゼンも不要。(2017年7月2日)
 
富士山の残雪
 
 
関東方面(神奈川?)の海岸が見えたのは初めてかもしれません。
 
富士山からみる関東方面の海岸
 
 
終盤にトレイルランナーに抜かれそうになりましたが、9合5勺から上の最後の岩場で突き放しました。
 
富士山吉田口山頂直下の鳥居
 
僕が下山するときには富士登山競争出場者と思われる沢山のランナーとすれ違いました。
 
女性トップトレイルランナーも発見。
 
富士登山競争は、富士吉田市役所から富士山吉田口山頂までの約20kmを駆け上がるとても燃えるレースです。
 
 
レースのゴールとなる吉田口山頂。
 
富士山吉田口山頂
 
そして、百名山登山をしている僕にとっては日本最高峰剣ヶ峰に向けてここからが正念場。
 
 
ちなみに頂上扇屋は2017年7月10日に営業開始。
 
富士山頂上扇屋の営業について
 
 
吉田口山頂から剣ヶ峰に向けて時計回りにお鉢めぐりを始めると、いきなりの強風地帯。
 
吉田口山頂から富士山のお鉢めぐりをした時の強風地帯
 
右から左に凄まじいスピードで雲が流れてました。
雪山ですら経験したことの無いレベルの風・・・。
 
マジで吹っ飛ばされるレベル 汗
 
しかも吹っ飛ばされる先は急斜面・・・。
 
引き返そうかと真剣に悩みましたが、一瞬、剣ヶ峰方向の視界が開けるとパワーショベルが作業しているのが分かりました。
 
登山者の姿も見え、風の影響を受けずに歩いているように見受けられる。
 
恐らく、猛烈な風が吹いているのは、ほんの数十メートルだろうと推測し突入。
 
何とか突破しました。
 
吉田口山頂にはたくさんの登山者がいましたが、僕が見た限りでは、吉田口から剣ヶ峰に登ったのは僕以外には1人だけ。
 
吉田口山頂ですら相当な風だったので、9割9分の登山者は剣ヶ峰に行こうという気すら起こさなかった状況だと思います。
 
 
火口にはまだまだ残雪が。
 

 
 
剣ヶ峰へと続く急斜面の馬の背。
 
富士山剣ヶ峰へと続く馬の背
 
 
なんとさっき見たショベルカーが馬の背に移動し除雪をしていました。
 
富士山剣ヶ峰に向かう馬の背を整備する様子
 
写真では伝わらないですが、なかなかスリルのある光景です。
 
 
剣ヶ峰にある観測所。新田次郎の「孤高の人」に登場した観測所のはずです。
※現在は無人施設。
 
富士山剣ヶ峰の観測所
 
多分、この建物があるおかげで、剣ヶ峰にいてもそれほど風に吹きつけられることはありませんでした。
 
 
荒天でも基本的にはフードをかぶらずに帽子でやりすごしますが、久しぶりにフードをかぶりました。
 
富士山剣ヶ峰で記念撮影
 
 
ザックカバーがよく吹っ飛ばされなかったなと思います。ほとんど脱げかけてます。
 
富士山剣ヶ峰で記念撮影
 
 
日本一高い場所なのに、なぜ一等三角点ではなく二等三角点なのか?
来るたびに疑問に思いながらも結局、調べず。
 
富士山剣ヶ峰の三角点についての説明
 
 
細かいことは気にせずに三角点ゲット。
 
富士山剣ヶ峰の三角点
 
 
ちなみに、日本一高いといわれている場所は剣ヶ峰の碑の場所ではなく、写真左の岩の部分。
 
富士山剣ヶ峰の様子
 
 
ここだという説があります。実際に碑がある場所よりは高いです。
 
富士山の日本一高いといわれる場所
 
 
赤ペンキが目印でしょうか。
 
富士山の日本一高いといわれる場所で記念撮影
 
 
ここでも一応、自撮り。
 
富士山の日本一高いといわれる場所で記念撮影
 
観測所が風を遮ってくれているといえども、念のため座って記念撮影。
 
 
火口の中をのぞいても、この天気ではさすがにスノーボーダー、スキーヤーはいない。
(今まで晴れたときですら見たことが無いですが、滑る人がいる模様)
 
富士山の火口
 
 
剣ヶ峰から時計回りに吉田口山頂へ向かうルートはまだ雪がありました。
 
富士山剣ヶ峰から時計回りでお鉢めぐりをする場合の吉田口方面
 
一応、ピッケルを携行していましたが、行く気にはなれませんでした。
 
雪はだいぶ柔らかそうでしたが、視界も怪しげな雰囲気で、強風にさらされながら歩くには・・・。
 
ちなみに、冬の富士山の登山道は俗に、アイゼンもピッケルも効かないほど固い氷の斜面になるといわれますが、
 
そんな状況の斜面を歩いているときに、今回のような風に吹きつけられたら・・・。
 
 
なんとか無事に吉田口山頂に戻り、吉田口から見ると反時計廻りに剣ヶ峰に向かうルートを偵察しようとしましたが、
 
富士山のお鉢めぐり出口(時計回りの場合)
 
 
上の写真の「立入禁止」が風に吹かれて暴れてました・・・。
 
富士山のお鉢めぐりルート出口(時計回りの場合)
 
全体重をかけないと進めないレベルの強風に立ち入りする気にもならず下山開始。
 
 
それほど天気は良くなくても賑わう登山道。
 
富士山の吉田ルート登山道
 
 
登山ガイドさんが、芦ノ湖が見えてますと説明する声が聞こえてきました。
 
富士山から見る芦ノ湖と箱根
 
解りづらいですが、中央に芦ノ湖で、中央左端で噴煙を上げているように見えるのが箱根でしょうか。
 
 
下山は八合目のトモエ館までは登山道を下りました。
山頂からも下山道がありますが、入口にはまだロープが張られていました。
 
富士山本八合目のトモエ館の看板
 
 
下山道は途中でスバルライン5合目方面と須走口方面とに分かれているので気を付けます。
 
富士山本八合目にあるスバルライン5合目と須走口方面への下山道の看板
 
車移動で60kmほど?離れているようです。
 
 
 
8合目の下江戸屋の分岐を要チェック。
 
富士山下山道の吉田口と須走口の分岐の看板
 
 
スピーカーでも注意を促していますが風があったせいかあまり耳に入ってきませんでした。
 
富士山下山道の吉田口と須走口の分岐の看板
 
 
要チェック。
 
富士山下山道の吉田口と須走口の分岐の看板
 
 
慣れていれば気持ちよく小走りできる下山道ですが、苦手な人は結構苦戦する下山道です。
 
富士山吉田口ルートの下山道
 
 
緊急避難所。
 
富士山吉田口下山道の緊急避難所
 
 
山中湖の下に見える緑色の部分は自衛隊の演習場だと思いますが、山中湖の3倍近くあるでしょうか。
 
富士山吉田口下山道から見る山中湖と自衛隊の演習場
 
 
下山道のつづら折りはNO51でひと段落。
 

 
 
51のすぐ下には富士山吉田口下山道7合目公衆トイレ。
 
富士山吉田口下山道の7合目公衆トイレ
 
 
引き続き小走りで下山。
 
富士山の吉田ルート下山道
 
 
6合目の少し上にある登山道と下山道が合流する地点。
 
富士山吉田ルートの登山道と下山道の合流地点
 
 
一組だけ馬に乗って6合目方向に向かう観光客がいました。
 
富士スバルライン5合目の馬
 
6合目近くまでであれば登山装備無しの観光気分でも行くことができ、条件が合えば雲海も見ることができます。(靴は登山靴に近いものが望ましいです。)
 
 
外国気分が味わえるスバルライン5合目。
 
賑わう富士スバルライン5合目
 
外国語ばかりが聞こえてきます。
 
 
下山した時には富士山の山容を見ることができましたが、すぐまた雲に覆われました。
 
富士スバルライン5合目から見る富士山
 
 
あの雲の中はすごいことになっているんだろうな~。
 
と、他の山から富士山頂を眺めることがありますが、
 
その雲の中に身を置くことができ、よい経験となりました。
 
そして、天気予報に晴れマークが無い日の富士山登山はできれば避けたいと痛感しました。
 
 
 
 
 
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