登山装備 詳細」カテゴリーアーカイブ

ツェルトインナーポールで居住空間の確保を

 
 
 
 
 
 
基本的には緊急時に使用するのがツェルトですが、テント場で、時々、ツェルトを見かけることがあります。
 
 
僕も含め、初めからツェルト泊の予定で山行計画をたてる登山者もポツポツいます。
 
 
そんな、予定したツェルト泊をする際におすすめなのが、ツェルトインナーポールです。
 
 
 
 
モンベル ライトツェルトについては、こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
ツェルトインナーポールはツェルト内の居住空間を広めてくれます。
 
 
モンベルのツェルトインナーポールの重量は133g。
 
 
僕のテント(アライテント・エアライズ)のフレームの重量が約380gなので、テントポールと比べるとツェルトインナーポールの重量は2分の1以下です。
 
ツェルトインナーポールの大きさを靴と比較
 
 
伸ばすと若干アーチ状になっています。
 
ツェルトインナーポールを伸ばした様子
 
 
 
ツェルト中央のでっぱりがツェルトインナーポールです。
 
 
ツェルトインナーポールは、ツェルトの中でアーチ状に張られています。
 
ツェルトインナーポールを使っている様子
 
 
モンベル以外のツェルトはわかりませんが、自分が使っているモンベルライトツェルト内部には、
ツェルトインナーポールを固定するためのヒモが3ヶ所にあります。
 
 
ツェルトインナーポールを使わない状態で強風にさらされると、風に押されてツェルト内の空間が狭くなってしまうことがありますが、ツェルトインナーポールがあれば解決です。
 
 
また、降雪による多少の雪の重みがあっても居住空間を確保してくれます。
 
 
ツェルトのサイドリフターを使った方が暴風が吹いても安心ですが、
 

 
 
少し強めの風程度であればツェルトインナーポールでも問題ありません。
 
 
ツェルトインナーポールを使うかサイドリフターを使うかは好みもあると思いますが、
 
 
僕の場合は、ツェルトの設営時に既に強風が吹いている場合にはサイドリフターを、それほど風が強くなければツェルトインナーポールを使うようにしています。
 
 
 
 
モンベル ライトツェルトについては、こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
 
ツェルトインナーポール
 
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僕の登山装備(登山ウェア含む)をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
日帰り登山のノウハウをこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 

モンベルのライトツェルトの設営方法などについて

 
 
モンベル ライトツェルトは、
 
モンベルのライトツェルトを海岸で設営
 
 
ツェルトの中では、収納サイズ、軽さともに上位レベルではありませんが、
その分、居住性の良さと強度と安心感があります。
 
モンベル ライトツェルトの写真集(ツェルト泊をしたときの写真)をこちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
ライトツェルトの設営時の広さは、縦100cm、横90cm、高さ100cmです。
収容人数1人から2人。
 
夫婦や彼氏彼女などと登山するときの緊急用におすすめの広さです。
 
緊急ビバーク用ではなく、
積極的にツェルト泊をするという場合にもおすすめの広さです。
 
モンベルのライトツェルトにサーマレストを敷いた様子
 
サーマレストZライトスモール(横51cm、縦130cm)を、余裕をもってしっかりと敷くことができます。
 
両サイドには荷物を置くスペースもできます。
 
ツェルトインナーポールを使うとさらに居住性を上げることができます。
 
モンベルのライトツェルトにインナーポールを張った様子
 
途中かくれてしまっていますが上の写真にも下の写真でも、ライトツェルトの左端の底から右端の底まで、アーチ状にインナーポールが張られています。
 
モンベルのライトツェルトにインナーポールを張った様子
 
 
常念岳をバックにツェルトの記念撮影☆
 
蝶ヶ岳ヒュッテのテント場にモンベルのライトツェルトを設営
 
ライトツェルト内部に黒いポールが張られているのがわかるでしょうか。
 
 
☆ツェルトインナーポールについてのブログ投稿はこちら
 
 
モンベル ライトツェルトは、設営をする余裕がない時にはベンチレーター(換気口)から頭を出す形でかぶることができます。
 
山仲間にかぶってもらいました。
 
モンベルのライトツェルトをかぶった様子
 
暴風雨の中などで停滞せざるを得なくなった時、これだけでもだいぶ違います。
 
2015年は蝶ヶ岳ヒュッテで4回、
上高地の横尾で1回、槍ヶ岳~穂高岳山荘の縦走の際に南岳小屋でツェルト泊をしました。
 
2015年の夏山シーズンはツェルトに6泊、テントに1泊です(笑)
 
ツェルト内部の結露は気象条件により、全くないときもあれば、ポタポタと落ちるほどになることもあります。
 
ちなみに、ツェルト泊ではシュラフを結露から守るためのシュラフカバーは必須です。
 
サバイバルシートでシュラフカバーの代用という手もありますが、シュラフカバーを持つことに越したことはありません。
 
モンベルライトツェルトはしっかり設営ができていれば風にも強いです。
 
僕は暴風雨の中でも何回かツェルト泊をしたことがありますが、ツェルトが倒壊することはありませんでした。
 
テント泊装備での大キレットなどの難所の通過は、ザックの重みでバランスを崩す危険性がありますが、テントでなくツェルトにすることにより装備の軽量化を図ることができます。
 
また、ツェルトはテントに比べ撤収も容易です。
 
テントポールを抜く作業も必要ありませんし、フライシートがないのでツェルト本体をたたむ作業のみです。
 
 

ツェルト泊をするにあたって気を付けた方が良いと思うこと

(モンベル ライトツェルト)
・結露対策のためシュラフカバーは必須(サバイバルシート可?)
 
・ツェルトの底部分はあらかじめ縛っておくと楽。
 
・細引きは自在ロープ(アライテント)がおすすめ。
 
・ツェルトの4隅以外は、ペグダウンではなく、自在ロープを使い石に固定するのが楽。
 
・ツェルトの下にグランドシート(レジャーシート等)があった方が良い。
 
・ツェルト内部にもシートを敷いた方が良い。↑よりもこちらの方が重要
(僕はオールウェザーブランケットを使用=雨の際、浸水を防ぐため)
 
・ツェルトインナーポールがあった方が良い。(居住空間の確保と、風対策)
 
 
 
ツェルトの張り方ですが、オーソドックスな張り方をするときに必要なものは、トレッキングポール、ペグ4本、細引きです。
 
モンベルのライトツェルトの設営に必要な道具
 
 
トレッキングポールを使わずに木と木の間に設営するパターンもあったりします。
 
ツェルトインナーポールは、初めからツェルト泊をすると決めているときにはあった方が良いかなと思います。
 
ツェルト内部の居住空間が広がるのと、強風などでツェルトが中に押し付けられるのを防いでくれます。
 
ただ、本当に風が強い時にツェルトインナーポールを使っていたら折れてしまったことがあります。
 
強風が予想されるときには、石を大量に使うなど、サイドリフターを強化して使った方が安心です。
(正直、ツェルトインナーポールを使うか、サイドリフターを使うかは好みだと思います 笑)
 
 
細引きは、ただの細引きで設営することももちろんできますが、アライテントのツェルト用の張り綱を使った方が断然、手間がかかりません。
 
 
アライテント ツェルト張り綱セット
 
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僕のツェルトの張りかたは、まず、ツェルトの4隅をペグダウンします。
 
モンベルのライトツェルトの設営方法
 
我が家の庭は地面に沢山の石がうまっているようで、うまくペグが刺さりません(汗)
 
 
モンベルライトツェルトはベンチレーターの上に輪っかがあるので、
 
モンベルのライトツェルトの設営方法
 
 
この輪っかをトレッキングポールにかけます。
 
モンベルのライトツェルトの設営方法
 
 
張り綱の輪っかもトレッキングポールにかけ石などの重りでバランスをとれば完成です。
(アライテントのツェルト張り綱は輪っかができた状態で販売されています。)
 
モンベルのライトツェルトの設営方法
 
 
強風対策として、石をいくつも積んで補強しておくと安心です。
 
モンベルのライトツェルトの設営方法
 
 
ライトツェルトにはサイドリフターもあります。
 
モンベルのライトツェルトのサイドリフター
 
 
ライトツェルトの底は割れており、ヒモを結ぶことによって底として機能しますが、
 
モンベルのライトツェルトの底
 
僕は撤収時も結びっぱなしにしています。
 
 
底が割れている理由は、設営せずにそのままツェルトをかぶったりというケースを想定しているのだと思います。
 
モンベルのライトツェルトの底
 
 
慣れれば、5分かからずに設営ができます。
 
モンベルのライトツェルトを設営した様子
 
ツェルトが浮いてる・・・笑
 
 
ツェルト泊ばかりしていたおかげで、僕はテントを設営するよりツェルトの方が早く設営ができます 笑
 
緊急時にツェルトの設営が必要な場合は、精神的に余裕がないはずなので、ツェルトをスムーズに設営できるように練習をしておくことは大事なことだと思います。
 
自分の山仲間でも、ツェルトをいつもザックには入れていても設営したことがないという人がいますが、設営の練習はしておくべきだと思います。
 
 
撤収時ですが、ペグはツェルトのヒモごと引っ張って抜いた方が良いです。
 
ペグの抜き方
 
 
以前、ペグを素手で抜こうとし、ペグの十字の部分で指を深く切ってしまったことがあります 泣
 
危険なペグの抜き方
 
この抜き方は非常に危険です。
 
 
ツェルトの収納方法ですが、 4隅を合わせて2つ折りを繰り返していきます。
 
モンベルのライトツェルトのたたみ方
 
早く丸めこんでしまいたくなりますが 笑
最後の最後まで丸めない方が良いです。
 
 
これくらいの大きさになるまで2つ折りを繰り返し、
 
モンベルのライトツェルトのたたみ方
 
これくらいの大きさで初めて丸め込みます。
 
 
丸め込んだら、あとはスタッフバックに入れるだけです。
 
モンベルのライトツェルトのたたみ方
 
 
 
家の廊下などでたたむとスムーズに収納できますが、
 
モンベルのライトツェルトの収納サイズを350ml缶と比較
 
 
テント場ではなかなかこうはいきません 笑
 
 
 
 
 
『ツェルトの携行が重要な理由』を、こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
ライトツェルトよりもテント場でよく見かけるツェルト(ファイントラック)です。
 
※設営方法は基本的に同じです。
 
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モンベルのダウンジャケットをご紹介【登山でも平地でも大活躍!1年を通じてザックに入れてます。】

 
 
 
 
 
 
僕は冬山登山の時はもちろん、夏山登山でも必ずモンベルのダウンジャケットを携行します。
 
モンベルのダウンジャケット
 
ちなみに、僕が携行しているダウンジャケットは、UL.ダウンガイドパーカで、家で手洗いの洗濯ができるダウンジャケットです。
 
 
ダウンジャケットが冬山で活躍するのは言うまでもありませんが、夏山でも3000m級の標高での大休憩やテント泊で大活躍します。 (行動中に着ることはほぼありません。着るのは大休憩のときなどです)
 
 
 
3000m級の稜線では、霧などで太陽が隠され、さらにそこに風が吹くと体感温度は夏でも氷点下まで下がることもあります。
 
 
そんな時は、UL.ダウンガイドパーカを着て、その上にレインウェアを着れば、たいていの寒さをしのぐことができます。
 
 
また、テント泊をしていて寝袋だけでは寒いという危機的な状況になってしまった時、ダウンジャケットを持っていれば安心です。
 
 
ダウンの品質はFP(フィルパワー)という単位であらわされます。
 
 
これは、いわゆる「かさ高さ」のことで、簡単に言うと、同じ重さで、どれだけ体積に違いがあるかを比べる単位です。
 
 
モンベルでは、800FP、900FP、1000FPのダウンが商品化されています。
  
 同じ重さでのかさ高さを比べた場合、800FP<900FP<1000FPの順となり、数字が大きいほど、保温力が増します。
 
保温力も増しますが、値段も増します 笑
 
 
モンベル、ユニクロともに、ホームページで550FP以上のダウンが上質と説明しています。
 
 
ちなみに、ユニクロのプレミアムダウンウルトラライトジャケットは640FPと、ユニクロのHPに記載されています。
 
 
モンベルUL.ダウンガイドパーカは800FPです。
 
 
自分はUL.ダウンガイドパーカを、家の近所にちょっとした買い物に出かけるときにも着ています。
 
 
自分の暮らす松本市の1月の平均最低気温は、およそマイナス5度です。
 
 
タンクトップ、長袖ドライシャツ、フリースの順に着て、アウターにUL.ダウンガイドパーカとネックウォーマーをすれば、マイナス5度でもポカポカです。
 
 
UL.ダウンガイドパーカを付属のスタッフバックに入れるとこの大きさに。
 
モンベルのダウンジャケットの収納サイズを500mlペットボトルと比較
 
重量は277グラムです。
 
 
350ml缶のビールより100グラム近く軽いです。
 
 
スタッフバックに入れるときのたたみ方はこんな感じです。
 
モンベルのダウンジャケットのたたみ方
 
 
モンベルのダウンジャケットのたたみ方
 
 
モンベルのダウンジャケットのたたみ方
 
 
あとは下から上に丸めていけば小さく収まるので、そのままスタッフバックに入れます。
 
 
レインウェアなどと同じたたみ方です。
 
モンベルのダウンジャケットのたたみ方
 
 
ポケットはジッパーになっているので、小物や大事なものを落とす心配がありません。
 
 
UL.ダウンガイドパーカダウンガイドパーカは、軽くて、かさばらず、温かい、おすすめの登山用ダウンジャケットです。
 
 
小屋泊り、テント泊の時の朝晩、ご来光を見るときなどに大活躍するのはもちろん、山の中で寒くて仕方がない状況になってしまった時に頼ることができるダウンジャケットです。
 
 
自分は夏冬問わず、山に入るときには必ずザックに入れてます。
 
 
 
 
 
登山のウェアリングをより快適にする方法について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
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辰野勇 モンベルの原点、山の美学
 
辰野勇:株式会社モンベルの創業者
 
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モンベルのトレントフライヤー(登山用レインウェア)で雨の日も風の日も登山してます。

 
 
 
 
 
モンベルのトレントフライヤージャケットは、世界最軽量、最小収納サイズの登山用のカッパ(レインウェア)です。
 
 
※2014年1月モンベル調べ。
 
※ゴアテックスメンブレンを使用したレインウェアにおいて。
 
 
収納サイズが小さいので、ザックの雨蓋に余裕を持って入れることができます。
 
 
雨具、風よけ、防寒のためのウェアとして、着たいときにはザックの雨蓋からすぐに出すことができます。
 
 
しまう時も、何も考えずにクルクルまるめればすぐに雨蓋に収納することができます。
 
 
トレントフライヤーの写真集(僕の登山での活躍の様子)をこちらでブログ投稿しています。
 
 
モンベル トレントフライヤー
 
 
モンベルの登山用レインウェアであるトレントフライヤー 
 
 
 
収納時はとてもコンパクト。
 
 
スタッフバックに入れる際のたたみ方はダウンジャケットと同じです。
 
 
モンベルのレインウェアであるトレントフライヤーの収納サイズを350ml缶と比較
 
 
収納サイズは7×7×14cmです(モンベル公式HP)。
 
 
ダウンジャケットのたたみ方については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
山行中、着ているレインウェアを脱ぐ時は、僕はいちいちたたまずにザックの雨蓋に入れてしまいます 笑
 
 
モンベルのレインウェアであるトレントフライヤーをザックの雨蓋に入れた様子
 
 
トレントフライヤーは適当に丸めていくと、コンパクトに雨蓋に入れることができてとても便利です。
 
 
ゴアテックスでない登山用レインウェアで登山をする仲間もいますが、
 
 
「雨がしみてくる気が・・・」とのことです。
 
 
(非ゴアテックスの全てがそうだというわけではないと思いますが。)
 
 
レインウェアは登山の必携装備です。
 
 
横殴りの雨、下から吹き上がってくる雨。
 
 
下界で大型台風が直撃した時のような凄まじい雨となるのが山の雨です。
 
 
そんな雨にも対応できるように作られているのがゴア製の登山用レインウェア。
 
 
山の雨に近いものとして台風の雨が挙げられますが、台風の暴風雨にさらされているニュースレポーターのウェアを見ると、ほぼ全員が登山用品メーカーのゴアテックス性レインウェアを着ています。
 
 
トレントフライヤーを着ているレポーターも多く見かけます。
 
 
ゴアテックスメンブレンとは、「水蒸気を通し、雨風は通さない」防水透湿性素材です。
 
 
1平方センチメートルに約14億個もある微細な孔(0.2ミクロン)がそれを可能にしています。
 
 
僕は春、秋の大雨の日はトレントフライヤーを着てランニングをします。
 
 
1キロ5分前後のランニングペースで走ることが多いので、さすがにトレントフライヤーの下が全く蒸れないとは言えませんが、
不快なほど蒸れることはありません。
 
 
また、ウェアが雨、汗を吸って重くなるという事も当然ありません。
 
 
2013年に出場したOSJ氷ノ山山系トレイルレースは雨の中でのレースとなりましたが、トレントフライヤーを着て70kmを超えるコースを完走しました。
 
 
トレランレースにもおすすめのレインウェアです。
 
 
自分はモンベルのストームクルーザーも持っていますが、トレントフライヤーの方が走りやすいです。
 
 
ランニングフォームを邪魔されることなく走ることができます。
 
 
ストームクルーザーの方が着ていて安心感はありますが、速攻登山、長距離日帰り登山をするような方にはトレントフライヤーが特におすすめです。
 
 
トレントフライヤーは、
日本で最も過酷な山岳レースといわれるTJARで多くの選手が使用しています。
 
 
TJARについてはこちらでブログ投稿をしています。
 
 
2014年現在、TJARを3連覇中の望月将悟選手も使用しています。
 
 
トレントフライヤーは実績も申し分ありません。
 
 
ザックの雨蓋からすぐに出せ、雨具、風除け、防寒具として、頼りがいのあるおすすめのレインウェアです。
 
モンベルのトレントフライヤーを着て鹿島槍ヶ岳南峰で記念撮影
 
  
10月中旬の鹿島槍ヶ岳で記念撮影。
 
 
デザインもカッコイイです。
 
 
トレントフライヤーの写真集(僕の登山での活躍の様子)を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
モンベルトレントフライヤージャケット
 
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レザーマンのマルチツール(スクォートPS4)は登山装備におすすめです【プライヤーがあるのがポイントです】

 
 
 
僕はレザーマンのマルチツール(スクォートPS4)を登山で愛用しています。
 
 
レザーマンのマルチツール(十徳ナイフ)の売りと言えば、何と言ってもプライヤー(ペンチ)です。
 
 
レザーマンのマルチツールであるスクォートPS4のプライヤー
 
 
 
山の中にいるときに、
 
プライヤー(ペンチ)さえあれば・・・
 
と後悔しないよう、僕は登山に必ずレザーマンスクォートps4を携行しています。
 
 
山では指の力ではどうしようもないということが十分に起こりえます。
 
 
・抜けなくなったペグを抜く。
 
・閉まらなくなったファスナーを閉める。
 
・固い結び目をほぐす。
 
 
以上のように、プライヤーさえあればという場面は 山の中で結構、有り得ます。
 
とは言え、
 
毎回毎回、ごつくて重いマルチツールを持つのも大変ですし、大きいサイズのマルチツールは結構いいお値段なので・・・。
 
お財布にも優しく、コンパクトで軽量な、レザーマンスクォートps4を僕の相棒にしています。
 
 
 
僕は登山中に、
 
「もしプライヤーが無かったら・・・」という場面は今までに2回あります。
 
スクォートps4があって本当に助かりました。
 
 
1回目は、富士山登山の時にスバルライン5合目駐車場で準備を済ませ、
 
「 さあ登ろう!!」
 
とテンション最高潮の中、 トレッキングポールを伸ばそうと思いましたが・・・
 
トレッキングポールが回らない・・・。
 
自分は回転式のトレッキングポールを使っていますが、ロックをした時に締めすぎたのか・・・
 
フルパワーで回そうとしても、全く回らず・・・
 
手の力ではどうしようもない・・・(いちおう、握力は60キロほどあります)
 
そんな時にレザーマンスクォートps4プライヤーのおかげでポールを回すことができました。
 
 
 
レザーマンのマルチツールであるスクォートPS4のプライヤーでトレッキングポールをつかむ
 
 
 
スクォートPS4はコンパクトではありますが、ポールをしっかりとグリップできました。
 
今となっては山行中にポールは全く使わなくなりましたが(笑)
(緊急時やツェルトを設営するためにトレッキングポールは必ず携行しています)
 
当時は本当に助かりました。
 
 
スクォートps4のおかげで事なきを得た2回目は、10月下旬の槍ヶ岳山荘テント場でテント泊をした時のこと。
 
体がもっていかれそうなほどの強風が吹いている中、テントの入口のジッパーを開けて中に入るまでは良かったのですが・・・
 
入口のジッパーを閉めようとするも閉まらない・・・
 
ジッパーをよくよく見ると、フライシートを噛みこんでしまっており、手ではいくらやってもダメでした。
 
スクォートps4プライヤーがなければ、 強風に身をさらし一夜を過ごさなければならなかったもしれません(汗)
 
 
プライヤー以外にも、スクォートps4のナイフ、ハサミは頻繁に使っています。
(開封口に切込みのない包装ビニールに包まれた食材を使うことが多いので。 笑)
 
 
スクォートps4をクレジットカードサイズと比べるとこんな感じです。
 
長さは97mm、重量は55gで。軽量、コンパクトです。
 
 
レザーマンのマルチツールであるスクォートPS4の大きさをクレジットカードサイズと比較
 
 
 
キーチェーン取り付け用のリングが付いているので、 僕は細引きを通して首にさげれるようにしています。
 
ちなみに、キーチェーン取り付け用のリングが付いてはいますが、街中で持っていると軽犯罪法の規制対象になる場合もあるようです(汗)
 
街中では持たない方が無難かもしれません。
 
話がそれましたが(汗)
 
このプライヤーのためにスクォートps4を購入したといっても過言ではありません。
 
スプリングが付いているので、自分で開いてくれます。
 
レザーマンのマルチツールであるスクォートPS4のプライヤー
 
 
 
ハサミも結構な切れ味です。
 
ハサミにはスプリングが付いているので自分で開いてくれます。
 
レザーマンのマルチツールであるスクォートPS4のハサミ
 
食材の袋を切るハサミです(笑)
 
 
 
左が大きめのドライバー。右が小さめのドライバー。
 
レザーマンのマルチツールであるスクォートPS4のドライバー
 
 
 
大きめのドライバーの根元には栓抜きがついています。
 
レザーマンのマルチツールであるスクォートPS4の栓抜き
 
 
 
目の荒い方が木工用のやすりで、
 
レザーマンのマルチツールであるスクォートPS4のヤスリ
 
 
 
目の細かい方が金属用のやすりです。
 
レザーマンのマルチツールであるスクォートPS4の金属用のヤスリ
 
 
 
ナイフの長さはカードの縦の長さとほぼ同じ
 
レザーマンのマルチツールであるスクォートPS4のナイフ
 
 
 
プライヤー、ドライバー、ハサミ、ヤスリ、ナイフ。
 
無ければそれまでのものばかりです。
 
手ではどうしようもありません。
 
 
レザーマンスクォートps4は、
 
コンパクトで軽量でありながらも、
 
山の中で、いざという時に頼ることができる頼もしいマルチツールです。
 
 
 
レザーマン スクォートps4
 
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ファイントラックのシェル(登山ウェア)をご紹介【日本百名山の完登(146日間で達成)の際に大活躍しました】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、ファイントラックのシェルについて山トークをしていきます。
 
 
 
雪山での行動着として購入したファイントラックのニュウモラップフーディ。
 
ファイントラックのニュウモラップフーディ
 
 
ニュウモラップフーディはファイントラックのシェルです。
 
2014年までの厳冬期の僕のウェアリングは、
 
 
①アンダーウェア  ファイントラック フラッドラッシュスキンメッシュノンスリーブシャツ
 
※販売終了のため、次に購入するウェアの検索結果になります。
 
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②保温着  モンベル ジオラインMWラウンドネックシャツ
 
 
③中間着  ランニング用ロングTシャツ
 
 
④アウター ハードシェル  モンベル ストリームジャケット
 
 
 
でした。
 
 
このレイヤリングの場合、行動中は良いのですが、止まっているときに汗冷えをするという事と、もし万が一、寒さを感じた場合の調整が難しいという課題がありました。
 
 
そこで、2015年の雪山シーズンからソフトシェルである、ファイントラックのニュウモラップフーディをアウターとして使用しています。
 
 
ハードシェルに比べ、ニュウモラップフーディは通気性が良いので、汗をかきにくいです。
 
 
中から外への通気性は良いですが、それでいて、外からの風はしっかりとシャットアウトしてくれます。
 
 
自分の感覚では、ハードシェルを着ているときより、ニュウモラップフーディを着ているときの方が、頂上や稜線で強風に吹かれたときも寒さを感じません。
 
 
寒さを感じない理由は、汗をかきにくい=汗冷えしないことと、ニュウモラップフーディが風をしっかりと遮断してくれるからだと思います。
 
 
登っているときなど、暑さを感じる時は両サイドにあるベンチレーターをあけることで、内部にこもる熱を外へと出してくれます。
 
 
このベンチレーターは厳冬期の登山でも開ける機会が結構あります。
 
 
また、ニュウモラップフーディーはハードシェルに比べごわつきが無く、伸縮性があるのでとても動きやすいです。
 
 
肌触りも良く、着ていてストレスを感じることがありません。
 
 
ニュウモラップフーディーの重量は、僕のハードシェル(モンベルストリームジャケット)が494gなのにたいして、250gとほぼ半分です。
 
 
雪山でのレイヤリングは命に関わるので、簡単に「アウターとしてニュウモラップフーディを着るのがおすすめです」とは言えませんが、(万が一、滑落した場合、滑り落ちる際の摩擦への強さはハードシェルの方がある等)
 
 
自分はニュウモラップフーディーをアウターとして雪山に臨んでいます。
(雨、雪、寒さ対策としてハードシェルをザックの雨蓋に常に携行しつつ。)
 
 
強風吹き荒れる冬の3000m級稜線でもアウターとして活躍しています。
 
ファイントラックのニュウモラップフーディを富士山の標高3000m付近で着ている写真
 
11月下旬の富士山3000m付近でもニュウモラップフーディ
 
 
☆雪山でのニュウモラップフーディの活躍の様子はこちら
 
(2017年3月25日以前の登山はすべてニュウモラップフーディで行っています。)
 
 
 
また、ニュウモラップフーディーは、冬山だけでなく、夏山でも、稜線上の風対策として活躍してくれます。
 
トレランにも十分に対応できるシェルです。
画像があらいですが・・・
 
ファイントラックのニュウモラップフーディを着て里山をトレランした時の写真
 
年が明けてすぐに里山をガンガン走った時の写真です。
 
 
ファイントラックのニュウモラップフーディを着て里山をトレランした時の写真
 
 
ニュウモラップフーディーを着ていると、 暖かい、でも、それでいて暑くない。
 
 
矛盾しているように思えますが 笑
 
 
ニュウモラップフーディーは、本当に快適なシェルです。
 
 
ニュウモラップフーディーは夏山から冬山まで、登り始め、休憩中、稜線、山頂、テント・小屋内でと、オールラウンドに24時間活躍してくれるシェルです。
 
 
 
 
ニュウモラップは販売が終了しています。僕が次にシェルを購入するとしたら、フロウラップを購入します。
 
フロウラップフーディ ファイントラック
 
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スポルティバのトレランシューズ ミュータントで軽快登山

 
 
この夏、7月24日の新穂高~雲ノ平の日帰り登山から履き始めた、
スポルティバの トレランシューズ ミュータント

長距離の日帰り登山からテント泊での北アルプス縦走まで幅広く活躍してくれています。

 
2016年に登った山で、ミュータントで歩いた長丁場の山々です。
 

新穂高から雲ノ平の日帰り往復。
(新穂高~双六岳~三俣蓮華岳~雲ノ平)

雲ノ平登山で履いたスポルティバのトレランシューズであるミュータント

 
新穂高から鷲羽岳・水晶岳の日帰り往復。

(新穂高~双六岳~三俣蓮華岳~鷲羽岳・水晶岳)

新穂高かから水晶岳を日帰り往復した時に履いたスポルティバのトレランシューズであるミュータント

 
室堂から新穂高までの3泊4日縦走。

(室堂~立山~五色ヶ原~薬師岳~黒部五郎岳~三俣蓮華岳~双六岳~新穂高)

室堂から新穂高までを大縦走した時に履いたスポルティバのトレランシューズであるミュータント

 
高尾山・陣馬山縦走(日帰り往復)

高尾山から陣馬山を日帰り往復したときに履いたスポルティバのトレランシューズであるミュータント

 
 
室堂から新穂高まで縦走をしたときはザックの重さが17~18kgありましたが、

トレランシューズであるミュータントで問題なく快適に歩くことができました。

トレランシューズで登山をすることに慣れている人であれば、
ミュータントでのテント泊縦走も充分に可能です。

※10kg以上の装備で、トレランシューズで日ごろから登山をしていることが前提。
※岩場、鎖場、危険箇所は細心の注意が必要。

ソールの減りも今のところそれほど無いので、
来年の夏山もミュータントで歩きます☆

 
 
スポルティバ ミュータント
 
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【手持ちライト】ジェントス 閃325は夜間登山や夜間のトレランで大活躍してます【ほどよいサイズ】

 
 
 
 
ジェントス 閃325は、コストパフォーマンスが最強と言っても良い手持ちライトだと思います。
 
 
値段は2000円を切り、軽量コンパクトで光量は申し分ありません。(2014年9月時点)
 
 
ジェントス 閃325長さは10.4センチ。
 
ジェントス閃325を横から見た様子
 
モンベルカード(クレジットカードサイズ)と大きさ比較。
 
 
ほとんど拳に収まります。
 
ジェントス閃325のサイズを拳と比較
 
 
 
ジェントス閃325のサイズを拳と比較
 
 
 
電池は単4電池3本
 
ジェントス閃325の電池本数
 
 
 
実用点灯で約10時間です。
(新品電池に交換した時の明るさを10時間持続できるということを意味します。)
 
 
重量は電池込みで102グラム。
 
ジェントス閃325への電池の入れ方
 
 
PCのマウスくらいの重さです。
 
 
オレンジ色のテールスイッチを押すと点灯します。
 
ジェントス閃325のスイッチ
 
 
光源タイプはチップタイプの白色LEDです。防滴仕様。
 
ジェントス閃325のLED部分
 
 
 
明るさは150ルーメン。
 
 
最大照射距離は138メートルです。
 
 
矢印部分の2か所を持ち、ねじるようにするとフォーカスをコントロールすることができます。
 
ジェントス閃325のフォーカスコントロール方法
 
 
 
スポットビームからノーマルビームまで、無段階の調整が可能です。
 
 
 
下の写真はスポットビーム最大にした状態です。
 
 
上の写真に比べ、矢印部分が伸びています。
 
ジェントス閃325のフォーカスコントロール方法
 
 
 
自分はハセツネ(日本山岳耐久レース)で、ヘッドライトと併せて ジェントス 閃325を使用しました。
 
 
ハセツネは夜の登山道がコースとなるレースです。
 
 
自分の感覚では、単4電池4つ使用のヘッドライトに負けない力強い明るさでした。
 
 
ちなみに、順位は2300人中300位くらい(2014年)、120位くらい(2015年)。
 
 
登り以外はほとんど走るレベルです。
 
 
レース後半は霧が出ており、ジェントス 閃325が無かったらペースを落として走らざるを得なかったと思います。
 
 
ヘッドライトは霧に吸収?反射?してしまうせいか、あまり効果を発揮しませんでした。
 
 
ジェントス 閃325は霧の中でも足元や進む先を力強くしっかりと照らしてくれました。
 
 
本当に大活躍です!!
 
 
他の選手もジェントス率が高かったです。
 
 
 
ジェントス 閃325の使用用途
 
・登山の予備ライト
 
・夜間登山や夜間のトレランレース(ハセツネなど)
 
・自転車のライト(ロードバイクで使えるかどうかは未検証)
 
・災害時のエマージェンシーキット
 
などなど。
 
 
 
ジェントス 閃325は、様々なシーンで大活躍してくれること間違いなしのライトです。
 
 
 
 
ジェントス 閃
 
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