日本百名山登山 詳細(完登)」カテゴリーアーカイブ

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、南アルプスの聖岳登山をした際に山頂で撮影

97座目 聖岳登山(ひじりだけ) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年10月18日に聖岳(ひじりだけ)を日帰り登山済
 
メモ:聖岳は日本アルプス最南の3000m峰。
 
標高3013m
 
静岡県と長野県にまたがる山
 
 
登山ルート
 
芝沢ゲートからの日帰りピストン。
 
 
 
 
駐車場
 
20台前後 トイレ無し
 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
樹林帯歩きが長く、森林限界を越えてからも長かった聖岳。
 
日本百名山である聖岳の日帰り登山を達成
 
 
 
登山口へと向かう林道の崩壊が激しいという情報だったので、長雨の影響で駐車場までたどり着けるかがまずは不安でした。
 
易老渡と便ヶ島へ向かう林道の北又渡の芝沢ゲート
 
終盤は未舗装箇所もあり、ここまでの百名山登山でも最も運転に神経を使うレベルの道でした。
 
とは言え、僕のハイブリッドカー(FF車)でも通れるには通れたので、ゆっくりと慎重に運転をすれば問題ないレベルです。
 
上の写真のゲートが一般車が入れる終点で、北又渡の芝沢ゲートということになるのだと思います。
 
芝沢ゲートよりも少し手前に駐車場の看板と駐車スペース、別のゲートがありますが、そちらは発電所駐車スペース(登山者用)になるのかなと思います。
 
芝沢ゲートの駐車場が満車の時に発電所の駐車スペースに停めるように看板に書かれていました。
 
ちなみに芝沢ゲートの駐車場にも発電所の駐車場にもトイレはありません。
 
 
2017年の夏は本当に雨が多かったように思います。
 
雨と雨の間の本当に貴重な晴れの日に聖岳に登ることにしました。
 

 
真夏であれば雨でも登山を決行することもありますが、10月も中旬で、例年よりも気温が低い日が続いていたので雨の日の3000m級登山は避けるようにしました。
 
 
易老渡(いろうど)の手前50mほどのところにある橋。
 
易老岳~光岳(てかりだけ)の登山道入口となる橋です。
 

 
光岳には聖岳を登山後に別日に登る予定でした。
 
その時には再び、芝沢ゲート駐車場までの神経を使う長い道のりを運転し、林道をここまで歩かねばなりません。
 
 
聖岳も長丁場ですが、光岳もひけをとらない長丁場です。
 
登山口にある易老岳と光岳のコースタイム看板
 
易老岳までは6時間、光岳までは8時間のようです。
 
 
ちなみに、光岳小屋は9月中旬までの営業のようです。
 
光岳小屋からのお知らせの看板
 
看板によると、食事の提供に年齢制限があったりするので、宿泊する場合には要事前確認です。
 
 
易老渡のあまやどり処と仮設トイレ。
 
易老渡のトイレとあまやどり処
 
芝沢ゲートの看板によると、芝沢ゲートから易老渡駐車場までは5.5kmとのことです。
 
林道はほぼフラットで、トレラン装備であれば走れます。
 
 
物理的には車も問題なく通れると思いましたが、車の通行を易老渡まで許可したとすると、易老渡の駐車スペースでは収容しきれないと思うので、そんな要因もあって一般車進入禁止になっているのかなと思いました。
 
 
芝沢ゲートの看板によると、芝沢ゲートから便ヶ島(たよりがしま:聖岳登山口)までは7.5km。
 
易老渡から進むことさらに2kmで便ヶ島ということになります。
 
便ヶ島の聖光小屋
 
便ヶ島の聖光小屋(休業中)。
 
易老渡から便ヶ島も物理的には普通車でも通れると思いましたが、易老渡と同じく、駐車場のキャパが十分ではないように思いました。
 
 
便ヶ島のトイレ。
 
便ヶ島広場のトイレ
 
水も流れ使用可能でした。
 
ただ、前に掃除がされてから1ヶ月以上は経っているような印象でした。
 
恐らく、トイレの前がテント場だと思われます。
 
ちなみにテント場と思われる場所にはヘビがいたので、僕のような軟弱登山者にはテント泊は厳しいと思いました。
 
 
水道は水が出ましたが、
 
便ヶ島広場の水道
 
 
「当分の間飲用禁止」とのことです。
 

 
 
便ヶ島広場の片隅に聖岳方面登山道入口がありました。
 
便ヶ島の登山口
 
ここまでは林道歩きだったので、ここからが登山開始だと思いましたが、便ヶ島から西沢渡(にしざわど)までは遊歩道歩きといった感じで、登るというよりは平行移動でした。
 
 
トンネル
 

 
赤石岳・悪沢岳の時に歩いた、畑薙ダム~椹島間の、夜明け前の出口の見えないトンネルを思えば可愛いもんです。
 
 
滝の沢橋
 

 
 
滝の沢橋のすぐ脇の滝
 

 
 
土砂が押し出されている箇所がいくつかありましたが、しっかりと踏まれており、それほど問題はありませんでした。
 

 
 
西沢渡のロープウェイ
 
聖岳の便ヶ島ルートの西沢渡のロープウェイ
 
事前リサーチで、手動であるこのロープウェイを使っての川渡りが、とてつもなく疲れたという感想を複数、目にしましたが、ロープウェイのすぐ横に木の橋がありました。
 

 
木の橋を渡った方が断然、楽だと思います。
 
ロープウェイを使う人はアドベンチャー気分を味わうために使うのではないかなと思いました。
 
 
ちなみに、ワイヤーロープウェイ使用上の注意によると、ロープウェイは荷物専用とのことです。
 

 
川を渡り、斜面を少し登ると造林小屋跡があるので、当時、ロープウェイを使って、造林小屋に荷物を運び入れたり運び出したりしていたのかなと思いましたが、ロープウェイは新しい感じだったので、何のために作られたのか腑に落ちませんでした。
 
 
西沢渡で川を渡り、「聖岳」の看板を過ぎると本格的なきつい登りが始まりました。
 

 
 
とてつもなく大きなキノコ?でしょうか。
 

 
 
右の西沢渡方向から来て、左の聖岳方面へと進みます。
 
便ヶ島~西沢渡~聖岳という経路になります。
 

 
危険区域の注意喚起看板には岩場と記載されていましたが、岩場と言った感じとは少し違うように思いました。
 
ただ、危険区域であることに違いは無く、注意が必要でした。
 
幅の狭い登山道のすぐ脇が急斜面になっており、注意して歩けば問題ありませんが、万が一、バランスを崩し斜面側に落ちてしまうと無事では済まないと思いました。
 
 
苔が綺麗な登山道だな~と思って歩いていると、
 

 
 
苔平という名前が付けられていました。
 
聖岳の便ヶ島ルートの苔平
 
 
苔が綺麗な樹林帯です。
 

 
芝沢ゲートの駐車場には車が7~8台停められていましたが、ここまで、他の登山者は一人もいませんでした。
 
静かな樹林帯歩き(登り)を満喫できましたが、広大な南アルプスの聖岳で誰にも会わないというのはなかなか心細い面もありました。
 
 
 
長い樹林帯を抜け薊畑(あざみばた)に到着。
 

 
薊畑からは、登ってきた道とは別の方向に20分ほど下ると聖平小屋、2時間30分ほど登ると聖岳山頂となります。
 
 
薊畑まで来て初めて人の気配が。ザックをデポして聖岳山頂に登っているようです。
 
聖岳の便ヶ島ルートの薊畑
 
偉そうなことを言える立場ではありませんが、綺麗にパッキングされたザックで置き方も綺麗なので、強者登山者だなと思いました。
 
前日は雨だったので、雨の中を登り、聖平小屋のテント場でテント泊をしたものと思われます。
 
 
薊畑から見上げる聖岳山頂方向
 

 
 
薊畑からではまだその全容が明らかにならない聖岳。
 

 
 
枯れた草が秋を実感させます。
 

 
 
南アルプス南部の聖岳といえども霜柱が。
 

 
 
富士山が近く大きく見えます。
 
聖岳から見る富士山
 
 
小聖岳に到着。標が雨風雪ですっかり浸食されています。
 
小聖岳から見る聖岳
 
小聖岳でやっと聖岳の全容を見ることができました。
山頂まではまだまだ遠く、標高差もありますが、山頂をロックオンすることができました。
 
 
小聖岳からは兎岳を綺麗に見ることができました。
 

 
兎岳は聖岳山頂から稜線でつながっています。
 
 
雄大な聖岳
 
小聖岳付近から見上げる聖岳
 
左側に広範囲にわたって岩壁のように見えているのが、聖岳大崩壊地のようです。
 
 
振り返ると上河内岳。
 
聖岳から見る上河内岳
 
とても存在感がある山で、はじめは光岳だと思っていました。
 
聖岳登山道から見る分には、上河内岳の方が百名山である光岳よりも存在感があるように思えました。
 
 
岩がむき出しです(登山ルート外)
 

 
 
わかりづらいですが、登山道を外れるように踏み跡がありました。
 
山と高原地図には記載されていませんが、水場のようです。
(飲用可なのかどうかは不明。特に表示なし。)
 

 
 
飲めるかどうかはわかりませんが、汲めるだけの水量はあるように思いました。
 

 
今回は10月も半ばということでそれほど喉は乾きませんでしたが、7~8月に聖岳に登るとなると相当量の水が必要だと思います。
 
便ヶ島から薊畑までは水場は無く、水場がある聖平小屋までは薊畑から往復50分(コースタイム)。
 
水の補給だけを考えても夏場の聖岳日帰り登山はハードなものだと思います。
 
 
登っているうちにどこが山頂なのだかわからなくなってきます。
 

 
それだけの懐の深さがある聖岳でした。
 
 
上河内岳がだいぶ低くなってきました。
 
聖岳から見る上河内岳
 
あわよくば、聖岳~上河内岳~光岳を1日で周遊しようと思って今したが、聖岳を登っているうちに、それは無謀だと実感いたしました・・・。
 
挑戦するとなると僕の登山ペースだと、午前3時には芝沢ゲートを出発しないと厳しいなと思います。
 
それに、聖岳山頂からの展望はとても素晴らしかったので、短時間で聖岳山頂を後にして上河内岳へと向かうのはもったいないと思いました。
 
 
 
救助ヘリのように見えましたが、
 

 
救助のためではなくパトロールをしているような感じでした。
 
いくつかの山の山頂を周っているように見えました。
 
僕の近くも通ったので、手を振りたいところでしたが、遭難者が救助を求めているように見えてはいけないので止めておきました。
 
 
 
聖岳山頂に到着。長くきつかったです。
 
聖岳山頂
 
 
聖岳山頂から見る赤石岳。左奥に仙丈ヶ岳。
 
聖岳から見る赤石岳
 
聖岳登山の1週間ほど前に赤石岳・悪沢岳を日帰りしましたが、展望が無かったので、登っていても全く山容がわかりませんでした。
 
 
赤石岳も聖岳に負けない雄大な山だということがわかりました。
 
聖岳から見る赤石岳
 
 
仙丈ヶ岳にズーム
 
聖岳から見る仙丈ヶ岳
 
 
写真中央に小屋のような建物と登山道?が横に走っているように見えましたが、地図を見てもよく解らずでした。
 

 
 
彼方には北アルプス。
 
聖岳山頂から見る北アルプス
 
 
中央アルプスと御嶽山(左奥)
 
聖岳山頂から見る中央アルプスと御嶽山
 
 
聖岳山頂標と赤石岳
 
聖岳山頂標と赤石岳
 
 
写真中央右の丘のてっぺんから赤石岳山頂に向かって続いている尾根が、1週間ほど前に登った大倉尾根だと思われます。
 
聖岳から見る赤石岳の大倉尾根
 
肉眼では赤石小屋が見えました。
 
 
仙丈ヶ岳(中央奥)
 
聖岳山頂から見る仙丈ヶ岳
 
 
記念自撮りミステイク。
 
聖岳山頂で記念撮影
 
 
聖岳山頂での記念自撮り。
 
聖岳山頂で記念撮影
 
薊畑から聖岳山頂までの登りで薊畑にザックをデポしていた登山者2人組とすれ違いましたが、この日に会った登山者はその2人だけで、山頂と稜線は独り占めでした。
 
 
そうそう来ることはないであろう聖岳山頂。
 
家からの道のりも、登山道も長い、遠い遠い山頂なのでよ~く触っておきます。
 

 
 
上河内岳方面
 
聖岳山頂から見る上河内岳方向
 
一番左が上河内岳で一番右が光岳?
 
 
それにしても赤石岳の存在感が際立ちます。
 
聖岳山頂からだと悪沢岳は赤石岳に隠れてしまっているようです。
 
聖岳山頂から見る赤石岳
 
 
聖岳山頂と富士山
 
聖岳山頂から見る富士山
 
 
時間が押していましたが、せっかくなので奥聖岳にも行ってみました。
 

 
往復で45分のようです。
 
 
奥聖岳までは富士山に向かって歩くような感じでした。
 
奥聖岳から見る富士山
 
 
富士山でもまだ雪は積もっていないようです。
 
聖岳から見る富士山
 
 
中央のピークが奥聖岳山頂です。
 
奥聖岳山頂方向
 
 
奥聖岳山頂と富士山
 
奥聖岳と富士山
 
 
振り返る聖岳山頂
 
奥聖岳方向から見る聖岳山頂
 
聖岳山頂から奥聖岳への登山道は雷鳥がいそうな雰囲気でしたが、残念ながら姿を見ることはできませんでした。
 
 
奥聖岳山頂標と富士山
 

 
山頂標にはしっかりと、特殊東海製紙の社有林アピールがされています。
 
聖岳山頂も特殊東海製紙の社有林のようです。
 
 
奥聖岳からは悪沢岳も見ることができました。
 
聖岳から見る赤石岳
 
赤石岳の一部のようにも見えますが、中央右奥が悪沢岳だと思われます。
 
 
赤石岳山頂をズーム。右奥は悪沢岳だと思われます。
 
赤石岳山頂の赤石岳避難小屋
 
わかりづらいですが、中央に赤石岳避難小屋と思われる建物が写っています。
 
赤石岳に登った時は展望が無かったので、山頂からですら避難小屋を見ることはできませんでした。
 
この時は遥か遠くの聖岳山頂からでも避難小屋を見ることができました。
 
 
特殊東海製紙のものとは別の山頂標。
 
奥聖岳山頂
 
 
奥聖岳からの富士山。
 
奥聖岳付近から見る富士山
 
 
赤石岳(左)と悪沢岳(右)
 
奥聖岳付近から見る赤石岳と悪沢岳
 
左奥に仙丈ヶ岳
 
 
上河内岳方面は、
 

 
 
雲に動きが合って綺麗でした。
 

 
 
赤石岳の脇に見えた、中央の双耳峰が気になりましたがよくわかりませんでした。
 

 
 
奥聖岳山頂標と富士山
 
奥聖岳から見る富士山
 
 
聖岳山頂へと戻ります。
 
奥聖岳方向から見る聖岳山頂
 
 
むき出しの岩の上を歩きます。
 

 
 
稜線上のケルンと赤石岳。
 
聖岳稜線上のケルンと赤石岳
 
確かこの場所だったと思いますが、聖岳の山頂標がある場所よりも高いように思えました。
 
 
百名山登山1座目の丹沢から日本全国の百名山を一緒に歩いてきたモンベルクマ。
 
聖岳山頂
 
 
百名山の山旅も終盤になったので記念撮影です。
 
聖岳山頂
 
 
だいぶ雨風にもさらされたはずですが、山の住人であるクマだけに何の問題も無いようです。
 

 
百名山登山直前まで勤めていた職場のお姉さまに餞別でいただいたクマさんです。
 
 
 
登山口は長野県ですが、稜線上の黄色い看板には静岡県の遭対協(山岳遭難防止対策協議会)の名が記されていました。
 

 
山が別の県にまたがっていることは多いので、よくあることです。
 
矢印に従い、登ってきた道を下山します。
 
 
だんだんと上河内岳と同じ高さを歩くようになってきます。
 

 
 
薊畑へと続く尾根上の登山道が見えます。
 

 
 
砂礫の斜面なので気を付けないと滑ります。
 

 
気を付けていても時々滑りますが・・・。
 
 
尾根上の登山道がだいぶ近づいてきました。
 

 
 
上河内岳もだいぶ近くに見えるようになりました。
 
聖岳山頂へと向かう登山道から見る上河内岳
 
 
水が流れる岩の斜面。
 

 
真ん中で白くなっているのは、流れ落ちる水が凍ったものです。
 
流れている水が凍るということは、夜間は相当気温が低かったのだと思います。
 
万が一、行動不能となりビバーク(野宿)することになった場合、非常に厳しい状況下に置かれることになります。
(氷点下のビバークでもなんとか耐えられる装備は携行しているつもりですが。)
 
 
 
離れていく聖岳山頂。
 

 
 
本当にきつい登りでした。
 
聖岳の便ヶ島ルートの小聖岳付近から見上げる聖岳山頂
 
 
兎岳
 
聖岳の便ヶ島ルートの小聖岳付近から見る兎岳
 
 
兎岳をズーム
 
聖岳の便ヶ島ルートの小聖岳付近から見る兎岳
 
 
聖岳左側の崩壊部分は本当に見応えがありました。
 
聖岳の便ヶ島ルートの小聖岳付近から見上げる聖岳山頂
 
 
太陽が雲に隠れたせいか、上の写真とは明るさがだいぶ違います。
 
聖岳の便ヶ島ルートの小聖岳付近から見上げる聖岳山頂
 
 
真ん中に映っている山が恐らく光岳ではないかと思います。
 
稜線をずっと左に進んでいくと上河内岳となります。
 

 
目立った感じの山ではないようです。
 
標高も、上河内岳が2803mなのに対し、光岳は2591mと200mほど低いようです。
 
 
登山口側から見て、聖岳から、
 
聖岳の便ヶ島ルートの小聖岳付近から見る聖岳大崩壊地
 
 
左に視線を移していくと
 
聖岳の便ヶ島ルートの小聖岳付近から見る聖岳大崩壊地
 
 
兎岳となります。
 
聖岳の便ヶ島ルートの小聖岳付近から見る聖岳大崩壊地
 
聖岳から兎岳にかけて聖岳大崩壊地が広がっていますが、広大過ぎて1枚の写真には収まり切りませんでした。
 
 
小聖岳からみる兎岳
 
聖岳の便ヶ島ルートの小聖岳から見る兎岳
 
 
薊畑付近から見おろす聖平小屋。
 
聖岳の便ヶ島ルートの薊畑付近から見おろす聖平小屋
 
 
振り返る聖岳山頂方向
 
聖岳の便ヶ島ルートの薊畑付近から見上げる聖岳山頂方向
 
だいぶ雲が湧いてきました。
 
 
自分がいる場所よりも上河内岳の方が高くなりました。
 
聖岳の便ヶ島ルートの薊畑から見る上河内岳
 
きつそうではありますが聖岳から見ると、薊畑~上河内岳~易老岳~光岳は歩いてみたくなる稜線でした。
 
 
帰りの樹林帯は、重力に身を任せて降りれる感じで、サクサクと下山することができました。
 

 
登山道には落ち葉が降り積もっています。
 
 
往路では気が付かなかった、
 
聖岳の便ヶ島ルート登山道の西沢三角点
 
 
西沢三角点
 
聖岳の便ヶ島ルート登山道の西沢三角点
 
 
苔の綺麗な登山道です。
 

 
 
ジブリ的な雰囲気です。
 

 
もののけ姫のコダマ(木霊)が登場してきそうです。
 
 

 

 
身を屈めなくても良い高さにあったので楽々と撮影することができました。
 
 
標高2000m。
 

 
1800m、2000m、2200mの表示があったと思います。
 
 
確かに滑落注意です。
 

 
ネットはところどころ切れていたのであまり頼ることはできない雰囲気でした。
 
そもそも頼ってはいけないものですが。
 
 
中央の枝に黒いリスが。
 
聖岳の便ヶ島ルート登山道のリス
 
北海道の百名山で遭遇したリスたちは、僕の1~2m先でも平気で餌を食べていましたが、本州のリスは姿すらなかなか見せてくれません。
 
 
紅葉と苔
 

 
自然に苔の上に落ちていたものです。
 
 
登山道を覆う落ち葉
 

 
 
上を見上げると赤と緑が入り混じっています。
 
聖岳の便ヶ島ルート登山道の紅葉
 
 
何やら罠が・・・。
 

 
 
随所に休猟区の看板があったので、罠には動物をとらえる仕掛けはされていないようでした。
 

 
以前に使われていたものがそのまま残置されている感じでした。
 
 
廃墟チックな西沢渡の造林小屋跡
 
西沢渡の造林小屋跡
 
 
昔使われていたと思われる、荷揚げ用?のワイヤー。
 

 
 
帰りもロープウェイは使わず、
 
聖岳登山道の西沢渡のロープウェイ
 
 
木の橋を渡りました。
 
聖岳登山道の西沢渡の橋
 
 
雷鳥の生息環境を守るためペットは持込禁止です。
 
便ヶ島のペット持込禁止の看板
 
法的拘束力は無さそうですが。
 
 
便ヶ島の登山者カード投函所
 
便ヶ島の登山者カード投函所
 
雨の時でも登山届を濡らすことなく書くことができます。
 
 
帰りもテント場と思われる場所にはテントは張られておらず。
 
便ヶ島のテント場
 
 
長野県でも南部の飯田市ともなると浜松(静岡県)方面という表記が。
 

 
ああいい湯だな かぐらの湯
 
 
易老渡から道の駅遠山郷まで特定タクシーの送迎があるようです。(途中下車不可)
 
易老渡駐車場特定タクシーについての情報
 
便ヶ島には衛星公衆電話がありましたが、タクシーを利用する場合には前日の午後4時までに予約するようにと書かれていました。
 
利用をする場合には、飯田市観光課 遠山郷観光振興係に事前に確認をした方が間違いなさそうです。
 
 
易老岳・光岳へと向かう時に渡る橋。
 
易老渡から易老岳へと向かう分岐の橋
 
なかなかの高度感です。
 
 
易老渡~芝沢ゲート間には光橋(てかりばし)が。
 
易老渡へと続く林道にある光橋
 
何故、「ひかり」ではなく、「てかり」と読むのか謎ですが、それは光岳登山のブログ投稿をする時に調べようと思います。
 
 
 
事前リサーチではなかなかとらえどころが無かった、芝沢ゲート~易老渡~便ヶ島でしたが、
 
実際に歩いてみてその様子をつかむことができてスッキリしました。
 
何となく秘密のベールに包まれた区間と言うイメージでした。(個人的イメージ)
 
聖岳は樹林帯も森林限界を越えてからも長くキツイ登山道が続きましたが、そのきつさも納得の雄大さ、展望の良さがある山でした。
 
山中で会ったのは1組の登山者のみだったので、心細さはあったものの、広大な登山ルートに自分一人のみという、孤独な時間、孤独な空間を満喫することができた聖岳登山でした。
 
 
 
 
 
聖岳が掲載された『山と高原地図』
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
Amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら

 
 
 
 
 
『日本百名山の100座すべての登山所要時間(登山レポート)』を、こちらで一覧にしています。
 
 ↑ 146日間で日本百名山を完登したときの登山所要時間(登山レポート)になります。
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』を、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
僕はこの地図帳があったから、日本百名山を完登してみたいと思い、実際に完登をすることができました。 
 
日本百名山の登山をされる方におすすめ!
 
『日本百名山地図帳』山と渓谷社
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら
 
 
「日本百名山地図帳」は、登山ルートやコースタイムなどの確認に大活躍し、ボロボロになるまで使いました。

 
『日本百名山登山地図帳をどのように使ったか』こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、南アルプスの悪沢岳登山をした際に山頂で撮影

96座目 悪沢岳(東岳) と赤石岳の2座周遊を日帰り登山で達成(すべて徒歩)【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
悪沢岳(東岳)を2017年10月13日に日帰り登山済
 
 
畑薙第一ダムからの赤石岳と悪沢岳(東岳)の2座の周遊登山は、日本百名山の中でコースタイムが最長で、日帰り最難関と言われています。
 
 
標高3141m
 
静岡県の山
 
 
登山ルート
 
畑薙第一ダム(沼平)~椹島~赤石岳~悪沢岳(東岳)~椹島~畑薙第一ダム(沼平)の日帰り周遊登山
 
 
駐車場(畑薙ダムの沼平)
 
10台前後 トイレ無し
 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
すっかり忘れていましたが、だいぶ前に畑薙第一ダムからの赤石岳・悪沢岳の日帰り登山についてメモを残してありました。
 
続きを読む

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、南アルプスの赤石岳登山をした際に山頂で撮影

95座目 赤石岳登山 日帰り最難関の悪沢岳との2座周遊登山【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
赤石岳(あかいしだけ)を2017年10月13日に日帰り登山済。
 
 
メモ:赤石山脈の名前になっている赤石岳。
 
 

 
 
標高3121m
 
静岡県と長野県にまたがる山
 
 
登山ルート
 
畑薙第一ダム(徒歩)~椹島~赤石岳~東岳(悪沢岳)~千枚岳~椹島の日帰り周遊
 
 
 
 
駐車場(畑薙ダムの沼平)
 
10台前後 トイレ無し
 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
最も不安であり、最も楽しみにしていた、日本百名山日帰り難易度ナンバー1である畑薙第一ダムからの赤石岳・悪沢岳の日帰り登山。
(コースタイムはざっくり計算で29時間ほどだと思います。)
 
日本百名山である赤石岳の日帰り登山を達成
 
 
畑薙第一ダムからの赤石岳・悪沢岳完全日帰り登山の行程は、畑薙第一ダム(沼平:ぬまだいら)のゲートから椹島までの約16kmを歩くことから始まります。
 
百名山登山で南アルプスを歩いてみて初めて知りましたが、南アルプスの多くの山域は特殊東海製紙株式会社の社有林となっています。
 
南アルプスでは至る所で、「ようこそ特殊東海製紙株式会社社有林へ」といった標を見かけます。
 
登山者は特殊東海製紙株式会社社有林を歩かせていただいているわけです。
 
そして、畑薙第一ダムから椹島までも特殊東海製紙株式会社の社有林の一部であり、特殊東海製紙株式会社は畑薙第一ダムから椹島までの区間の移動は徒歩か自転車しか認めていません。
 
ただし、特殊東海フォレスト(特殊東海製紙株式会社社有林を管理する会社)が運営する山小屋などに宿泊する場合のみ、畑薙第一ダムから椹島または二軒茶屋までバスで送迎してもらうことができます。
 
山小屋に泊まっては日帰り登山をしたことにならないので、赤石岳・悪沢岳の日帰り登山に挑戦する登山者は、畑薙第一ダムから椹島までを自転車または徒歩で行くことになります。
 
ヤマレコなどを見ると自転車を使う登山者が圧倒的に多いですが、どうせなら完全制覇をしようと思い、
 
畑薙第一ダムから徒歩での赤石岳・悪沢岳の日帰り登山に臨むことにしました。
 
 
登山開始地点となる沼平(ぬまだいら)
 

 
わたくし、まず、自宅のある松本市から畑薙第一ダムまでの移動を侮っておりました 汗

午前11時頃に自宅を出発して、畑薙第一ダムに着いたのが19時を過ぎていました・・・。
(途中で温泉に入ったのと、食事をしましたがトータル1時間30分ほどです。)
 
誤算だったのが、静岡の市街地から畑薙第一ダムまでが3時間ほどかかったことでした。
 
それでも一応、車中泊で横になる時間を4時間ほど確保できましたが、駐車場がダムの堰堤と言うこともあり、熟睡することができませんでした・・・。
 
風ふょう被害かもしれませんが、ダムの堰堤と言うと霊的なパワーがありそうな気が・・・。ダム自体にも本能的になんとなく恐怖を感じますし。
 
しかも、他に車中泊している登山者がおらず、なかなか雰囲気のある駐車場で一人ぼっちだったので・・・。
 
あとから考えれば畑薙第一ダムの駐車場ではなく、沼平の駐車場で車中泊をすればよかったと思います。
 
畑薙第一ダムの駐車場にはトイレがあるという情報だったので車中泊場所に選びましたが、暗くなってからの到着だったのもあってか結局トイレを見つけることはできませんでした。
(後に調べてみると、建物自体は認識していましたが、それがトイレであるということが解っていませんでした。)
 
そんなこんなで色々とありまして、2時間しっかりと寝れたか寝れなかったかというフワフワした状態で、日本百名山日帰り最難関の赤石岳・悪沢岳に臨むこととなりました。
 
 
沼平ゲート前の南アルプス登山指導センター
 
沼平にある南アルプス登山指導センター
 
今までの登山歴でも最速の午前1時に登山を開始しました。
 
畑薙第一ダム~椹島は林道なので暗い時間の移動でも物理的にはほとんど問題ありません。
(精神的にはだいぶきつかったです・・・。)
 
10月の中旬も近づき、日もだいぶ短くなっていたので、明るい時間を少しでも登山道を歩く時間に当てようと考えました。
 
当初、赤石岳・悪沢岳の日帰りはもっと早い時期に挑戦しようと思っていましたが、登山前後にそれぞれ2~3日の休息日を設けたかったことと、超長丁場の山行で足が壊れる可能性もあったので、
 
百名山全山日帰り登山達成の見通しがある程度たってからの終盤に挑戦することにしました。
 
 
同じ志を持った、一緒に歩ける登山者がゲートにいたりしないかな~と思いましたが、車中泊をしている人がまずいなかったので、そんな同志はいるわけもなく・・・。
 
畑薙第一ダムの沼平ゲート
 
看板にあるように自転車の利用は認められています。
 
 
思ったよりも早く畑薙大吊橋に到着。
(別の山へのルートであり、椹島に行く場合には渡る必要はありません。)
 
茶臼岳登山口の畑薙大吊橋
 
暗くて吊り橋の様子は全くわからずでした。
 
 
笏ヶ岳(ざるがたけ)登山口
(今回の登山ルートではありません。)
 
笏ヶ岳登山口
 
ツイッターでやり取りさせていただいた方に、笊ヶ岳は南アルプスの展望が素晴らしいと教えていただきました。
 
しかしながら、ここまでも来るのに1時間30分ほどを要しました。
 
また、山と高原地図で破線を含むルートなので、別のルートから入るのが一般的なのではないかなと思います。
 
 
聖岳の聖沢登山口
 
聖岳の聖沢登山口
 
ここまで2時間30分ほどかかりました。
 
椹島に泊まって、椹島からここまで歩くのが一般的なのでしょうか。
 
 
3時間ほどかけて椹島入口に到着しました。
 

 
新穂高から鷲羽岳・水晶岳へと向かう左俣林道や、同じく、槍ヶ岳へと向かう右俣林道も暗い時間に歩くことはありますが、せいぜい1時間から1時間30分ほどです。
 
3時間も暗闇の中、1人で林道を歩くのは精神的にきついものがありました。
 
ギャーギャーといった獣?鳥?の鳴き声はするは、ワサワサと葉を揺らす音が聞こえてきたり、獣の臭いがしたり。
 
カラカラと音を立てて落石が起きたり・・・。
(ヘッドライトの灯りでは全く持って発生源、落石が向かう場所を特定できず・・・。)
 
あとは、基本的に、ダム、川の横を歩くので霊的なプレッシャーも・・・。
 
川沿いなのでいくつか発電所があり、何とも言えないブーン、ブーンという日常生活では聞くことが無い音がしてきたり。
 
1時間ほどならまあ、耐えれますが、暗闇の中、3時間も色々なイベントが続くというのはなかなかしんどかったです。
 
 
椹島までは林道を外れ、登山道を少し下りました。
 

 
 
椹島ロッジの水場
 
椹島の水場
 
精神的な余裕が無かったせいか、椹島ロッジの写真を撮り忘れました・・・。
 
施錠されていなかったので、少しだけロッジの中をのぞかせてもらいましたが、山小屋のような感じではなく、合宿所のようか感じでとても快適そうでした。
 
 
ロッジからは少し離れますが、外トイレもありました。
 
椹島の外トイレ
 
 
登る山(赤石岳)と降りてくる山(千枚岳)が同一方向になっていますが、とりあえず道標に従って進みます。
 

 
 
登山基地というのもうなずける椹島でした。
 
南アルプス国立公園登山基地椹島の看板
 
 
恐らく、歩いてきた林道に戻るような感じの場所に赤石岳登山口があったものと思われます。
 
椹島の赤石岳登山口
 
 
 
登山道も1時間ほどは暗い中を歩きましたが、やはり登山道の方が雑念がわくことも無く集中して歩けます。
 
赤石岳の東尾根ルート登山道
 
登山道には、赤石小屋まで母数5の看板がありましたが、5分の2から先が全く現れませんでした。
 
 
結局4~5時間は暗い中で行動したので、
 

 
 
いつにもなく光に暖かみを感じます。
 
赤石岳の東尾根ルート登山道
 
人間はやはり昼行性の生き物です。
 
 
歩荷返し
 
赤石岳登山道の歩荷返しの看板
 
馬返し、行者返しは時々見ますが、歩荷返しは初めて見ました。
 
 
返されることなく、歩荷返し終了。
 
赤石岳登山道の歩荷返し終了の看板
 
歩荷とは、水や食料などを山小屋に上げる、言ってみれば荷上げをする人のことです。
 
看板が目に入った時は、「あと30歩」だと思いましたが、よくよく見ると、「あと30分」でした・・・。
 
先に待ち構えているであろう長丁場に気が急いていたようです。
 
 
小屋だと思ったら赤石小屋の倉庫でした。
 

 
赤石小屋も、この先の荒川小屋も立派な倉庫がありました。
(冬は無人の冬季小屋として開放されるようです。)
 
 
事前リサーチでは営業は終了しているようでしたが、まだ従業員の方はいらっしゃるようでした。
 
赤石小屋
 
 
赤石小屋はスルーして先を急ぎます。
 
赤石小屋
 
 
道標によると、椹島から赤石岳山頂までの半分は過ぎている感じです。
 
赤石小屋前の道標
 
イメージとしては、
新穂高~鷲羽岳・水晶岳の日帰り登山に約32キロの林道歩きをプラスαすると、畑薙ダム~赤石岳・悪沢岳の日帰り登山の距離、所要時間になると胸算用していましたが、どうやら思っていたよりも時間はかからなそうな雰囲気です。
 
 
夜明け前は星空を見上げながらの林道歩き、日が昇り明るくなった時は青空でしたが、雲行きが怪しくなってきました・・・。
 

 
紅葉が綺麗でした。
 
 
富士見平に到着。
 
赤石岳登山道の富士見平
 
地図によると、荒沢、赤石、聖、富士山などなど、
 
「全て見える」と書いてありましたが、
 
全て見えませんでした・・・。
 
 
水場
 
赤石岳のラクダの背の水場
 
 
長丁場の山行なので序盤から積極的に行動食を食べます。
 

 
ちなみに、最近は10時間を超えるような山行でも、水で薄めたポカリとカップヌードルビックがあれば、行動食を食べなくてもハンガーノック(シャリバテ)になることはありません。
 
槍、剱、甲斐駒あたりであれば行動食不要で歩き切ることができます。
 
ただ、登山前日はかなり食べます。
 
 
稜線に到着。
 
赤石岳稜線の分岐
 
ここで世界が一変し、冷たい風が吹き荒れていました。
 
稜線から登山道を登ってきた方に4~5m戻れば風の影響は受けないパターンだったので、一旦、退却して装備を整えました。
 
厳冬期にアウターとして使用しているソフトシェルをレインウェアと重ね着しました。
 
そして、体温を維持するための燃料となる水分(ポカリを水で薄めたもの)と行動食(カロリーメイト)を補給し、強風吹き荒れる稜線に突入です。
 
 
赤石岳山頂は装備を整えた分岐からそれほど時間がかからずにつきました。
 
赤石岳山頂の雷鳥
 
山頂では雷鳥がお出迎えしてくれました。
 
 
一般的には雷鳥は荒天の日に遭遇することが多いと言われています。
(晴れの日でも遭遇できることはよくあります。)
 
赤石岳山頂の雷鳥
 
その愛くるしさから癒しをくれる雷鳥ですが、荒天の稜線で、何食わぬ顔で佇んでいる雷鳥からは逞しさを感じます。
 
せっかく姿を現してくれても、じっくりと写真を撮っている余裕はこちらにはありません。
 
冷たい風が吹き荒れています。
 
 
赤石岳山頂では自撮りをしている余裕はありませんでした。
 
赤石岳山頂
 
 
 
とりあえず、一旦、分岐まで戻り悪沢岳方面に向かうかどうかを考えることにしました。
 
 
赤石岳から先(悪沢岳)のブログ投稿はこちら
 
 
 
 
 
赤石岳が掲載された『山と高原地図』
 
楽天市場での検索結果
 
Amazonでの検索結果
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果

 
 
 
 
 
『日本百名山の100座すべての登山所要時間(登山レポート)』を、こちらで一覧にしています。
 
 ↑ 146日間で日本百名山を完登したときの登山所要時間(登山レポート)になります。
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』を、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
僕はこの地図帳があったから、日本百名山を完登してみたいと思い、実際に完登をすることができました。 
 
日本百名山の登山をされる方におすすめ!
 
『日本百名山地図帳』山と渓谷社
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら
 
 
「日本百名山地図帳」は、登山ルートやコースタイムなどの確認に大活躍し、ボロボロになるまで使いました。

 
『日本百名山登山地図帳をどのように使ったか』こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、北アルプスの水晶岳登山をした際に山頂で撮影

94座目 水晶岳登山(すいしょうだけ) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年10月8日に水晶岳(すいしょうだけ)を日帰り登山済

標高2986m

富山県の山

 
登山ルート

新穂高~双六岳~三俣蓮華岳~鷲羽岳~水晶岳の日帰りピストン
※復路の三俣山荘~双六小屋は巻道。からの日帰りピストン

 
メモ:別名は黒岳。昨年、一昨年と上記ルートの日帰りを経験済み。

 
駐車場(新穂高)

50台以上 トイレ有り(仮設トイレ)
※新穂高センターにトイレ有。駐車場からは徒歩10分ほど。

※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。

 
 
毎年恒例の新穂高~鷲羽岳・水晶岳の日帰り登山。
北アルプスの絶景を眺めながら歩くことができる最高のルートです。

日本百名山である水晶岳の日帰り登山を達成

ちなみに、コースタイムは畑薙第一ダムからの赤石岳・悪沢岳に次いで、日本百名山の中では第二位です。

続きを読む

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、北アルプスの鷲羽岳登山をした際に山頂で撮影

93座目 鷲羽岳登山(わしばだけ) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年10月8日に鷲羽岳(わしばだけ)を日帰り登山済

標高2924m

長野県と富山県にまたがる山

 
登山ルート

新穂高~双六岳~三俣蓮華岳~鷲羽岳~水晶岳の日帰りピストン
※復路の三俣山荘~双六小屋は巻道。

 
メモ:裏銀座縦走路上の山。昨年、一昨年と上記ルートの日帰りを経験済み。

 
駐車場(新穂高)

50台以上 トイレ有り(仮設トイレ)
※新穂高センターにトイレ有。駐車場からは徒歩10分ほど。

※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。

 
 
毎年恒例の新穂高からの鷲羽岳・水晶岳の日帰り登山。
北アルプスの山々を眺めながら歩くことができる最高のルートです。

日本百名山である鷲羽岳の日帰り登山を達成
続きを読む

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、御嶽山登山をした際に撮影

92座目 御嶽山登山(おんたけさん) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年10月6日に御嶽山(おんたけさん)を日帰り登山済

標高3067m(剣ヶ峰)

長野県の山

 
登山ルート

王滝口から9合目避難小屋までの日帰りピストン
※火口から概ね1km以内は立ち入り禁止。

 
メモ:日本三大霊山(富士山・白山・御嶽山or立山)。噴火警戒レベル2(2017年4月現在)。

 
駐車場(田の原)

20台以上 トイレ有り

※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。

 
 
2014年9月27日に噴火をした御嶽山。

同年の8月24日におんたけスカイレースで駆け上ったルートを登りました。


 
続きを読む

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、白山登山をした際に山頂で撮影

91座目 白山登山(はくさん) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年10月4日に白山(はくさん)を日帰り登山済

白山の最高峰は御前峰で標高2702m

石川県と岐阜県にまたがる山

 
登山ルート

別当出合~観光新道~室堂~御前峰~大汝峰~お池めぐり~室堂~トンビ岩コース~砂防新道~別当出合の日帰り周遊

 
メモ:日本三霊山(白山・富士山・立山)
     火口湖が点在している。

 
駐車場(別当出合)

50台以上 トイレ無し(別当出合にあり:駐車場から徒歩約10分)

※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。

※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。

※トイレの使用可否は未確認の場合あり。

 
 
火口湖の他にも見どころが一杯だった白山。

日本百名山である白山の日帰り登山を達成
 
続きを読む

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、北アルプスの笠ヶ岳登山をした際に山頂で撮影

90座目 笠ヶ岳登山(かさがたけ) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
 
2017年10月1日に笠ヶ岳(かさがたけ)を日帰り登山済
 
標高2898m
 
岐阜県の山
 
 
登山ルート
 
新穂高~笠新道~笠ヶ岳の日帰りピストン
 
 
メモ:播隆上人(槍ヶ岳を開山)は笠ヶ岳から槍ヶ岳を眺め、開山を決意したと言われる。
 
 
駐車場(新穂高)
 
50台以上 トイレ有り
 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
新穂高からは槍ヶ岳、鷲羽・水晶、奥穂高岳などなど魅力的な山に行けるので、あまり足が向かない笠ヶ岳。
 
日本百名山である笠ヶ岳の日帰り登山を達成
 
 
 
新穂高センターは暗い時間に出発することが多いですが、珍しく明るくなってからの出発。
 

 
前々日に登った穂高岳の後も腹痛が続いていたので、お腹の様子をうかがっておりました。
(新穂高で車中泊している最中も何度か仮設トイレのお世話になりました・・・。)
 
 
雲ひとつない青空です。
 

 
以前に、新穂高~笠新道~笠ヶ岳~弓折乗越~鏡平~新穂高を日帰り周遊しましたが、霧雨の中、全く展望が無い登山でありました。
 
 
通り慣れた左俣林道。
 
新穂高の左俣林道入口
 
今シーズンは初めて通ります。
 
 
林道をしばらく歩き、笠新道入口に到着。
 
左俣林道の笠新道入口
 
 
笠新道入口の水場。
 
笠新道入口の水場
 
ここから笠ヶ岳山荘まで水場はありません。
 
 
石の上を歩くことが多い笠新道。
 
僕にとっては得意なタイプの登山道です。
 

 
 
笠新道入口から杓子平までの中間点。
 

 
杓子平まで登り1時間30分。笠新道入口まで下り1時間。
 
 
前回が全く展望が無かっただけに、目の前に広がる景色が一層、感動的です。
 

 
 
焼岳(左)と乗鞍岳(右)
 
笠新道から見る焼岳と乗鞍岳
 
 
「槍・穂高の眺めが一望できます。」と書かれた看板が何ヶ所かにありましたが、中には槍ヶ岳が見えない場所もありました。
 

 
しかしながら、笠新道は槍穂高を一望しながら登ることができる素晴らしい登山道です。
大変、きつい登山道ではありますが。
 
 
紅葉の登山道を登ります。
 
笠新道の紅葉
 
 
穂高岳山荘の屋根が太陽の光を反射しています。
 

 
 
杓子平に到着。
 

 
 
前回は、杓子平から雨が強まり、登山道が川と化していました。
 
雷鳥には会えましたがハードな登山でした。
 

 
 
杓子平に出ると笠ヶ岳がとても綺麗に見えました。
 

 
 
笠ヶ岳に続く稜線。
 

 
笠ヶ岳は写真の左側になります。(写っていません。)
 
 
左が笠ヶ岳です。
 

 
 
初氷を観測。
 

 
 
霜は、他の山で既に何度も見ています。
 

 
 
黄葉と笠ヶ岳
 

 
 
展望がある登山のすばらしさを実感です。
 

 
 
穂高岳
 

 
実際には、この場所に来るもっと前から槍穂高を見ることができていました。
 
 
素晴らしき槍穂高
 

 
 
黒部五郎岳(左)と薬師岳(右)
 

 
左奥には海も見えています。
 
 
稜線から見る笠ヶ岳がとても綺麗でした。
 

 
 
笠新道分岐に到着。
 
黒部五郎岳(中央左)と薬師岳(中央右)
 

 
前回に登った時は、杓子平から笠新道分岐までそれほどきつくなかった印象ですが、今回はとてもきつく感じました。
 
多分、今回は視界がある中で、ピークだと思って登った先にさらにピークがあったということが数回続いたからだと思います。
 
 
笠新道分岐で登りこそ落ち着きますが、笠ヶ岳までは意外と長く感じました。
 

 
 
晴れていても寒い登山が続いていましたが、この日はとても温かく霜柱を持ってみる気にもなりました。
 

 
 
岩と岩の間を進みます。
 

 
 
それにしてもなかなか山頂が近づきません。
 

 
笠ヶ岳の山容を眺めながら歩けるので苦ではありませんが。
 
 
甲斐駒ヶ岳にだいぶかぶっていますが富士山も見えました。
 
笠ヶ岳から見る富士山
 
 
新穂高が眼下に見えますが、幻を見ているんじゃないかと思うほどです。
 

 
近くに見えますが、出発してから3時間30分近く経過しています。
(多分、コースタイムの6~7割のペースです。)
 
 
中央に剱岳
 

 
 
近づいてきた笠ヶ岳山頂
 

 
 
笠ヶ岳山荘も見えてきました。(中央右)
 

 
 
雲がなかなかいい感じです。
 

 
 
山荘スグソコ
 

 
励みになります。
 
 
笠ヶ岳山荘のテント場
 

 
テント場から山荘まで5~10分ほどかかるものの、目の前に槍穂高を眺めることができます。
 
 
中には風よけバッチリな場所もありました。
 
笠ヶ岳山荘テント場
 
それにしても、笠新道をテント泊装備で登るというのは相当きついと思います。
 
 
ガンバレ あと一息
 

 
前回はテント場からですら山荘が見えませんでした。
 
 
青空でお出迎えの笠ヶ岳山荘
 
笠ヶ岳山荘
 
 
笠ヶ岳山荘入口
 
笠ヶ岳山荘入口
 
窓に、大キレットと写真を撮る僕が映り込んでいます。
 
山荘の外に無料の水場(水道)があります。(手洗い、洗い物不可)
 
 
山荘の前に無料の双眼鏡がありました。
 
笠ヶ岳山荘前の双眼鏡
 
槍穂高の稜線を歩く登山者まではっきりと見ることができました。
 
 
山頂へ向かいます。
 
くどいですが、前回は、視界が無く山荘からですら山頂を見ることができませんでした。
 
笠ヶ岳山荘から見る笠ヶ岳山頂
 
山荘から登り始めてすぐのところで、ウサギが猛スピードで登山道に向かって走ってきて、直角に曲がるような感じで登山道を駆け上がっていきました。
 
登山口に向かう林道を運転しているときに見かけることは時々ありますが、3000m級の山頂にいるとは思いませんでした。
 
猫よりもひと回り大きいサイズでした。
 
 
笠ヶ岳播隆堂
 
笠ヶ岳の播隆堂
 
槍ヶ岳を開山した播隆上人(ばんりゅうじょうにん・しょうにん)は、笠ヶ岳から見た槍ヶ岳に感動して槍ヶ岳開山を決意したといわれているようです。
 
ちなみに、松本駅の表口に播隆上人像が建立されています
 
我が家から松本駅までランニングをし、播隆上人にタッチして帰ってくるというのを時々やります。
 
 
北アルプス北部の山々
 

 
 
左側に黒部五郎岳と薬師岳、右奥に剱岳
 

 
 
黒部五郎岳(中央)、北ノ俣岳(左)、薬師岳(右)
 
笠ヶ岳から見る黒部五郎岳と薬師岳
 
約1ヶ月前、折立から登った思い出深き山域です。
 
 
剱岳(中央左)と、多分、立山(中央右)
 
笠ヶ岳から見る剱岳
 
剱岳と立山の前に広がる台地は雲ノ平です。
 
写真中央にかすかに見えている白い建物は雲ノ平山荘だと思われます。
 
 
水晶岳(中央)と鷲羽岳(右)
 
笠ヶ岳から見る水晶岳
 
 
歩いてきた稜線と槍ヶ岳。
 

 
こう見ると、左斜面は緑(主にハイマツ?)が生い茂っていますが、右斜面は山肌が見えている部分が多いです。
 
 
槍穂高
 

 
 
笠ヶ岳山頂と槍穂高
 
笠ヶ岳山頂から見る槍穂高
 
 
乗鞍(左)と御嶽山(右)
 
笠ヶ岳から見る乗鞍岳と御嶽山
 
 
大キレットにズーム。
 
笠ヶ岳から見る大キレット
 
 
穂高岳にズーム。
 

 
左から、北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳
 
 
再び槍穂高
 

 
 
槍穂高の稜線にかぶらないように記念自撮り。
 
笠ヶ岳山頂で記念撮影
 
山頂にいると、クリヤ谷の方から犬を連れて登ってきた登山者がいました。
 
剱岳の早月尾根も一緒に登ったと誇らしげに言っていましたが・・・。
 
法的拘束力があるかはよくわかりませんが、北アルプス(中部山岳国立公園)の登山口などでは、ペット同伴禁止、ペット同伴お断り、の看板が設置されていることが多いです。
 
雷鳥など日本アルプスに生息する動物や、高山植物に影響を与えるためとされています。
 
決まりやマナーはしっかりと守ってほしいものです。
 
 
ちなみに、2016年6月26日の笠ヶ岳山頂です。
 

 
手に持っている板が今回はなかったように思います。
 
 
何度でも槍穂高
 
笠ヶ岳から見る槍穂高
 
 
白山
 
笠ヶ岳から見る白山
 
 
歩いてきた稜線と槍ヶ岳
 
笠ヶ岳から見る弓折乗越方向
 
 
山頂から見て、笠ヶ岳山荘の右下に池がありました。
 

 
山と高原地図ではルートはありませんでしたが、人が2人いるのがわかりました。
 
 
わかりづらいですが、新穂高ロープウェイ。
 

 
 
焼岳
 
笠ヶ岳から見る焼岳
 
 
山頂からは新穂高が本当にすぐそこに見えます・・・。
 
笠ヶ岳から見おろす新穂高
 
実際には長い長い道のりです。
 
 
山頂に登る前に笠ヶ岳山荘でコーラを売っていることを確認しましたが、
 

 
山頂から下りて立ち寄るとコーラが無くなっていました・・・。
 
買おうと思っていたのに、ディスプレイではなく現品限りのパターン・・・。
 
後から山頂に登ってきたトレイルランナー集団の仕業に違いない 笑
 
 
サヨナラの文字が切ないです。
 
笠ヶ岳山荘テント場から見る槍穂高
 
槍穂高には近づいていくことになります。
 
 
わかりづらいですが、能登半島ではないかと思います。
 

 
 
笠ヶ岳を後にします。
 
抜戸岳方面から見る笠ヶ岳
 
 
だんだんと離れる笠ヶ岳。
 
抜戸岳方面から見る笠ヶ岳
 
 
笠新道分岐に到着。
 
笠新道分岐
 
デポザックが散乱しています。
 
笠新道を登り、ザックをデポして笠ヶ岳に。
 
その後、ザックを回収して双六岳方面に向かうといったところでしょうか。
 
 
この角度から見る笠ヶ岳は見納めです。
 
抜戸岳方面から見る笠ヶ岳
 
笠新道分岐からはすぐに抜戸岳に登れるはずですが今回はスルー。
 
それにしても、よくもまあ、前回は荒天の稜線を歩いたものだと我ながら感心しました。
 
笠新道分岐から笠ヶ岳に登り、再び笠新道分岐に戻ってから弓折乗越まで歩いたわけで、結構な距離があったはずです。
 
 
下山する方向。
 
笠新道から見る乗鞍岳方面
 
中央に焼岳、右に乗鞍岳、右奥に御嶽山。
 
中央下の尾根の斜面の紅葉が綺麗でしたが、写真に撮るとイマイチです。
 
 
槍穂高の全景。
 
笠ヶ岳から見る槍穂高
 
 
太陽が雲に隠れて日差しが弱まったこともあり、写真ではイマイチな紅葉。
 

 
 
振り返る稜線。
 

 
 
自信はありませんが、右側のピークに向かって登ったのだと思います。
 

 
 
稜線がだいぶ離れました。
 
笠新道の杓子岳から見る笠ヶ岳に続く稜線
 
 
杓子平の笠新道入口側に到着。
 
笠新道の杓子平
 
笠ヶ岳(左)の見納めです。
 
 
穂高岳をズーム。
 
笠新道から見る穂高岳
 
左上から右下に走っている灰色部分は奥穂高岳の白出沢ルートだと思われます。
 
凄いところを登ってるんだなと思いますが、歩いてみると見た目ほどではありません。(大変なルートではあります。)
 
 
黄葉と槍穂高
 
笠新道から見る槍穂高の稜線
 
 
笠新道は下山もきつかったですが、傾いた橋も無事に通過し、新穂高へと戻りました。
 

 
許可車両も渡る橋なので、歩いて渡る分には全く問題ないと思います。
 
 
 
前回、笠ヶ岳に登った時は最初から最後まで全く展望が無かったので、快晴のもとでの最高の笠ヶ岳登山となりました。
 
 
 
 
 
笠ヶ岳が掲載された山と高原地図
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
Amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら
 
 
 
 
 
『日本百名山の100座すべての登山所要時間(登山レポート)』を、こちらで一覧にしています。

 
 ↑ 146日間で日本百名山を完登したときの登山所要時間(登山レポート)になります。
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』を、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
僕はこの地図帳があったから、日本百名山を完登してみたいと思い、実際に完登をすることができました。 
 
日本百名山の登山をされる方におすすめ!
 
『日本百名山地図帳』山と渓谷社
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら
 
 
「日本百名山地図帳」は、登山ルートやコースタイムなどの確認に大活躍し、ボロボロになるまで使いました。

 
『日本百名山登山地図帳をどのように使ったか』こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。