登山ルート・ノウハウ紹介」カテゴリーアーカイブ

新穂高からの飛騨沢ルートでの槍ヶ岳登山

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日本のマッターホルンとも呼ばれ登山者であればだれもが憧れる山と言ってもよい槍ヶ岳。
槍ヶ岳山荘で売られている手拭いに書かれている通り、僕にとっては「槍は心のふるさと」であります。
 

 
毎年必ず登っている槍ヶ岳について、新穂高ルートでの登山をまとめてみました。
右俣林道ルート、飛騨沢ルートと呼ばれることもあります。
 
初めて槍ヶ岳に登った時、飛騨乗越から槍ヶ岳を見上げたときの感動は今でもはっきりと覚えています。
 
 
 

新穂高からの槍ヶ岳登山を端的に言うと

激混みの駐車場、延々と続く右俣林道、滝谷を渡って、飛騨乗越を見上げながら登り、槍様(タイミングによっては激混み)!!といった感じです。
穂先へのアタック以外には岩場、鎖場はありません。体力的には槍平小屋で全行程の半分ほどといったところでしょうか。
 
 
 

登山の起点となる新穂高センター

松本インターから車で約1時間30分の場所に位置する岐阜県の新穂高ロープウェイ(新穂高センター)が槍ヶ岳登山の起点となります。登山者無料駐車場から徒歩10分ほどです。
 

 
 
 
新穂高センター全景
奥に見えている稜線は笠ヶ岳のものです。
 

 
新穂高には、登山指導センターがあり、登山届、下山届を記載することができます。ここから右に歩いて5分ほどで新穂高ロープウェイの乗り場があり、そのすぐ先に右俣林道の入口があります。新穂高センター前を左側に進むと北アルプス裏銀座方面(笠ヶ岳、双六岳、鷲羽岳、水晶岳など)への左俣林道へと向かうことになります。
 
 
 

登山口駐車場

新穂高からの槍ヶ岳登山の第一の関門は駐車場です。
ハイシーズンには新穂高の登山者駐車場は飽和状態であり、夕方の段階で満車になることもざらにあります。山に入っていた登山者が下山して帰っていくタイミングでしか駐車場に空きはできず、その空きは夕方暗くなるころには埋まります。登山者無料駐車場に車を停めて登山をスタートするには、駐車場での登山前日からの車中泊をするのが無難です。
登山者無料駐車場が満車の場合には鍋平の駐車場に車を停めることになりますが、無料駐車場からはだいぶ離れています。鍋平~新穂高は下りなので歩いて30~40分ほどですが、新穂高~鍋平は登りとなります。登山で体力を消耗した体で1時間ほど歩くことになります。
ちなみに、駐車場に停まっている車の大部分は、テント泊や山小屋泊で既に山に入っている登山者のものです。登山を開始するときは、わいわいがやがやとしている中でというよりは、ひっそりとした始まりとなることが多いです。沢山の車が停まっている割には登り始めが一緒になる登山者は少ないです。
 
 
 

登山口~右股林道~槍平小屋

新穂高の登山口からしばらくは右股林道(未舗装の砂利道)をコースタイムで1時間30分ほど歩くことになります。林道はゆるやかな登り基調で、河川工事のための大型車両も通行するので、歩きやすいです。林道のほぼ中間点に穂高平小屋があり、おそらくですが槍ヶ岳を見ることができます(僕は槍ヶ岳が見えていると思っています。)。穂高平小屋には年季が入っているものの外トイレがあります。登山口~穂高平小屋には林道ではない夏道もありますが、林道を歩くのが無難だと思います。

穂高平小屋から先は振り返ると、時折、笠ヶ岳を見上げることができます。林道の終点の白出沢出合で、槍ヶ岳に続く登山道と穂高岳の白出沢ルートとの分岐があります。白出沢からはジャンダルム方面を見上げることができます。

白出沢から槍平小屋までは登山道となりますがそれほど標高差は無くサクサクと進むことができます。道中では、滝谷や南沢を渡ることになりますが、降雨中や降雨後でなければ基本的には水につかることはありません。ただし、増水時には重大事故も発生しており、無理は禁物です。滝谷からは雄滝、雌滝の向こうに荘厳な滝谷ドームを見上げることができます。
 
 
 

槍平小屋~千丈分岐~飛騨乗越 

槍平小屋にはテント場、外トイレ、水場(蛇口からの水)があります。
槍平小屋から先は飛騨乗越に向けて本格的な登りが始まります。槍平小屋から千丈分岐の道中には最終水場の看板がある水場があり、登山道からは焼岳の向こうに乗鞍岳を眺めることができます。(最終水場の看板は土砂崩れ?で無くなったかもしれません。)

千丈分岐には赤十字マークの箱が置かれています(緊急用のサバイバルシートなどが入っています)。千丈分岐からは飛騨乗越を見上げながら飛騨沢カールをジグザグにひたすら登ることとなります。飛騨沢カールはシーズン中には沢山の花々が咲き、運が良ければ雷鳥に遭遇できることもあります。
 
 
 

飛騨乗越~槍ヶ岳山荘

飛騨乗越まで登りつめると槍ヶ岳の穂先を目にすることができます。飛騨乗越からは15分ほど登ると槍ヶ岳山荘にたどり着くことができます。

槍ヶ岳山荘にはテント場、外トイレ、山荘内に水場があります。また、槍Tシャツが売られています。ハイシーズンには槍ヶ岳山荘前のテラスは登山者で大賑わいとなっています。槍ヶ岳山荘の営業期間はは4月の下旬から11月初旬(第一日曜日)までであることが多いです。

ちなみに、飛騨乗越付近から槍ヶ岳山荘までは風の通り道であり、吹きさらされることが多い場所です。吹きさらされる距離はそれほど長くないので、気合で乗り切りましょう。
 
 
 

槍ヶ岳山荘~槍ヶ岳山頂

ハイシーズンには槍ヶ岳山荘から槍ヶ岳の穂先まで登山者の列が続き、登って下りてくるのに4時間を要したこともあるようです。(登山道と下山同に分かれていますがそれでも大渋滞となることがあります。)
槍ヶ岳山荘から穂先を見上げると、登山者はすごいところを登っているように見えますが、実際に登ってみるとそれほど難易度の高い登山道ではありません。下から見上げると、一歩間違えると数十メートル滑落してしまう状況のように見えますが、実際にはそのような場所はほとんどなく、冷静に昇り降りすればさほど難易度は高くありません。(もちろん細心の注意が必要です。)
最も高度間があるのは穂先へと続く梯子だと思います。
 

 
梯子は頑丈で、岩場にしっかりと固定されているので落ち着いて昇り降りすれば問題はありません。ただ、一部、岸壁に密着して梯子が固定されている箇所があり、本当につま先のわずかな部分だけで梯子のステップを登るところがあるので注意が必要です。
また、登山者渋滞をしている際、風に吹きさらされることもあるので、槍ヶ岳山荘にザックなどをデポする場合には厚着で穂先へのアタックをした方が良いです。
 
 
 

槍ヶ岳山頂からの眺め

槍ヶ岳山頂からは北アルプス裏銀座方面、笠ヶ岳、穂高岳方面、常念岳方面、白馬方面と360度の展望を満喫することができます。ちなみに、難ルートとして知られる北鎌尾根は山頂の祠の裏側方面から登ってくることとなります。
 
 
 

アルプス一万尺

「アルプス一万尺、小槍の上でアルペン踊りを~」は実際には気軽にできるものではありません。そもそも小槍に登れるのはクライミングギア、クライミング技術のある上級者のみです。
 

 
穂先の左側のちょこんとした部分が小槍です。
 
 
 

大喰岳から槍ヶ岳を眺める

飛騨乗越から大キレット、穂高岳方面へ縦走をするとき、ひとつめのピークとなるのが大喰岳です。穂先と槍ヶ岳山荘を綺麗に見ることができるのでおすすめの眺望スポットです。飛騨乗越から30分ほどで登れます。
 
 
 

槍ヶ岳登山におすすめの時期

ハイシーズンは新穂高の駐車場、穂先への登り下りと激混みとなる槍ヶ岳登山ですが、雪が完全に無くなる7月初旬(その年にによって異なります。)、槍ヶ岳山荘の小屋締め前の10月下旬が登山者が少なくおすすめです。ただし、気温が低いことと、登山者が少ないということで、アクシデント発生時のリスクは高まります。
 
 
 

新穂高からの槍ヶ岳登山の魅力

新穂高からの槍ヶ岳登山の魅力は、静かな中での山歩きをできることだと思います。また、飛騨沢カールの登りは目標の飛騨乗越の稜線を見上げながらひたすらに登ることができます。上高地からのルートと違い、バスの時間などに拘束されることもありません。静かな登山道を槍ヶ岳に向け自分のペースで黙々と歩き、黙々と登ることができるのが新穂高ルートの魅力だと思います。
 
 
 
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奥三河パワートレイルの受付から完走までのポイント2019

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プロトレイルランナーの石川弘樹さんプロデュースで、完走率が低いことで知られる奥三河パワートレイル70k。実際の距離は65km~66kmだと思われますが、東海自然歩道を舞台としたこのレースは本当にハードなものでした。完走から2日たちましたが、太ももの筋肉痛に悶えているさなかにレポをしておきます。
 

 
 

選手受付

選手受付は前日のみです。
受付会場(湯谷大駐車場)から離れたところにある、ふれあいパークほうらいに車を停め、無料シャトルバスで受付会場へと向かいます。(バスで15分ほど)
受付時には必携装備のチェックが行われます。形式的なチェックではなく厳密なチェックが行われます。
 
 
 

スタート地点への移動

スタート地点(茶臼山高原スキー場)までは、ふれあいパークほうらいから有料バス(3000円)で1時間30分ほどかかります。有料バスは事前に大会ホームページから申し込みをする必要がありますが、選手受付時や当日バスに乗る際に手続きを行うこともできます。(事前に大会HPから申し込んでおくのが無難です。)
 
 
 

ゴール後の移動とお風呂

ゴールはレース前日に受付会場となっていた湯谷大駐車場となります。湯谷大駐車場から選手駐車場であるふれあいパークほうらいまでは無料シャトルバスに乗って移動(約15分)することになります。ゴール後は、湯谷大駐車場から歩いて10分かからずに行くことができる「ゆうゆうアリーナ」(温泉)に入るのがおすすめです。水風呂があるのでレース後のアイシングを行うことができます。スタート前に、茶臼山高原スキー場で荷物を預けることができ、預けた荷物はゴール後に湯谷大駐車場で受け取ることができるので、温泉セットと着替えを預けておくのが良いです。
 
 
 

レース前日の宿

レース当日の選手駐車場となるふれあいパークほうらいから約20分のルートイン新城に宿泊しました。新しいホテルで、大浴場もあり快適でした。
 
ホテルルートイン新城
 
 
 

UTMF(ITRA)ポイント

完走するとウルトラトレイルマントフジのエントリーのために必要なポイントの3ポイントが得られます。ポイント稼ぎ目当ての大会としてとらえるとすれば、割に合わない大会であると思います。(きついレースの割に3ポイントという意味で。)
 
 
 

実際に完走してみてのコースの感想

奥三河パワートレイルはかなりのハードコースであることを実感しました。
イメージとしては前半が下り基調のロードと林道がメイン。後半はアップダウンのあるトレイルといった感じです。もちろん、全般的にロード、林道、トレイルが織り交ぜられていますが、個人的に思うこのレースの特徴は、前半の下り基調のアスファルト区間にあると思います。おそらく距離にして10kmほどだと思いますが、ちょうどハイペースで走ることができる良い感じの傾斜なので、太ももの筋肉に相当な負荷がかかります。
 
前半の走れる下り基調で足の筋肉を消耗し、その消耗した状態で後半のアップダウンの激しいハードなトレイルをこなすというのが奥三河パワートレイルの構図だと思います。
 
レース終盤の四谷千枚田から棚山高原への登り、そしてさらにその後に待ち構える鳳来寺山への登りのきつさは覚悟をしておいた方が良いです。(山の中で足をつりそうになるなんてことは無いに等しい僕ですが、奥三河パワートレイルでは何度も太ももをつりそうになりました・・・。)
 
最後の極め付きとしては、レース最終盤の鳳来寺に入ってからも少しばかりの登りが待ち構えています。
 
口で言うのは簡単ですが・・・、レースを完走するためのポイントとしては、関門の時間を意識しながらも、前半の下り基調でいかに足の筋肉を温存できるかにかかっていると思います。
 
 
 

レース中に印象的だったできごと

レースの中盤で女子の先頭争いのお二人と合計で5kmほどを先行したりされたりで一緒に走らせてもらいました。なぜか2人ともから「コースあってますよね?」と聞かれました。確かにコース上にサインの少ない区間ではありましたが、僕からはルートを不安にさせるようなオーラが出ていたのでしょうか・・・。Oさんに至っては、「合ってると思いますよ。」と僕がちゃんとお答えしたのに、200mほどコースを引き返されていきました。結局、後続の男子選手たちが来たのでOさんは再び引き返してきましたが。
 
 
 

大会としての感想

トレランを知り尽くされている石川弘樹さんプロデュースの大会ということで、ハードなコースレイアウトの中にもどことなく安心感のある大会でした。エイドや沿道の応援からは地元、奥三河の方々のもてなしの温かさが伝わってきました。また、それほど高くない標高の割にはコース上からの眺めは雄大で、特に、終盤の鳳来寺山稜線からの眺めが印象的でした。
 
トレラン好きであるならば、一度は経験した方が良い、きつさ苦しさがある素晴らしい大会だと思いました。今まで参加してきたレースの中で、太ももに負担がかかったレース堂々の第一位です。
 
 
 

 
 
 
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幌尻岳登山(振内コース)のポイント 日本百名山最難関レベル

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2017年の8月4日に日本百名山である北海道の幌尻岳を振内コース(渡渉ルート)で日帰り登山をした経験から、幌尻岳振内コース登山のポイントをまとめてみました。
 
 
日本百名山である幌尻岳山頂での記念写真
 
 
日本百名山で最難関レベルと言われる幌尻岳。登山距離が長く、他の百名山のノーマルルートにはない膝丈ほどの水位の沢の渡渉が十数回あります。ヒグマも多く生息している山域と言われており、登山中も常にその重圧にさらされていたように思います。
 
 
 

幌尻岳登山の各区間のイメージ

幌尻岳登山の区間ごとのイメージとしては、序盤は林道歩き、中盤は沢の渡渉、終盤は難易度低めの北アルプス登山といった感じでした。幌尻岳~戸蔦別岳~幌尻山荘の周遊ルートは、最高難易度の登山といった感じでした。(詳細は後述)
序盤の林道歩きの距離はそこそこありますが、新穂高~槍ヶ岳や、新穂高~双六岳方面への林道歩きに比べれば短いように思いました。
 
 
 

登山の起点となるとよぬか山荘

幌尻岳の振内(ふれない)コースの登山の起点は、とよぬか山荘となります。
とよぬか山荘は、千歳空港から車で1時間30分ほどの場所に位置しています。
(北海道沙流郡平取町豊糠:ほっかいどう さるぐん びらどりちょう とよぬか)
廃校となった小学校の建物がとよぬか山荘となっており、外見は完全に小学校です。
 
 
幌尻岳の振内コース登山の起点となるとよぬか山荘
 
 

とよぬか山荘からはシャトルバスで林道第二ゲートまで進みます(1時間前後かかったと思います)。シャトルバスは要事前予約です。バスの乗車券はとよぬか山荘内の券売機で購入します。(記憶が曖昧ではありますが・・・)。
とよぬか山荘は早い時間(午前2時頃)は施錠がされていて中に入れませんでしたが、シャトルバスが来る頃には開錠されており、中に入ることができトイレをお借りしました。ちなみに、とよぬか山荘には外トイレはありません。
 
 
 

林道第二ゲートまでの送迎バスの時間

振内コースでの幌尻岳登山は送迎シャトルバスの時間に拘束されることとなります。2019年時点のバスのダイヤで幌尻岳の日帰り登山をするのであれば、往路は午前4時発のバスに乗り、復路は午後5時のバスに乗る以外に選択肢はありません。
 
 
 

バス停留所

バス停留所にはプレハブ小屋と仮設トイレがあります。プレハブ小屋は、清潔とは言えませんが、色々と気にしなければ、なにも敷かずに横にはなれるレベルです。ただし・・・、出入りにどんなに気を付けても、大量発生しているアブがプレハブ内に入ってしまいます。プレハブ内のアブはなぜか人には寄ってきませんでしたが、常にブンブンと羽音がしていたので心が休まる状況ではありませんでした・・・。最終バスに間に合わず、プレハブで一夜を過ごしたという登山者もいるのではないでしょうか。僕がバスに乗せてもらったときは一応、運転手さんと幌尻山荘の方が無線で登山者の動向の確認(乗り遅れている登山者がいないかどうか)をしていましたが、あくまでも形式的なもののように感じました。
 
 
幌尻岳の振内コースの林道第二ゲートバス停留場のプレハブと仮設トイレ

 
 
 

沢の渡渉

幌尻岳の振内コースでは、膝丈くらいまでの水深の沢を十数回渡渉します。登山靴は確実に、完全に浸水します。道中でお話をした登山者の方々は全員、登山靴に加え、沢靴や沢足袋または簡易的な長靴を利用したといわれていました。僕はというと、トレランシューズにアンダータイツで沢へと突っ込みました。結果的に渡渉自体は問題なくできましたが、その後の登山に影響がでました。完全に浸水したシューズとアンダーウェアが水を含むので、足に重りを付けられた状態で登山をするような感覚になります。また、濡れた状態での登山になるので体温が逃げていきました・・・。渡渉後も快適に登山をしたいということであれば、登山用とは別に沢用の履物を携行した方が確実に良いです。また、渡渉~登山道(アップダウンはほとんど無し)~渡渉が続くので、どちらも歩くことができる履物が良いと思います。ウェアは渡渉エリアではレインウェアパンツをはくのが良いかもしれません。僕は登山の最初から最後までトレランシューズにアンダーウェアでした。帰りのバスも濡れたままのトレランシューズ、ソックス、アンダーウェアだったので、ボディーブローのように体力が奪われました・・・。
 
 
幌尻岳の振内コースの沢をトレランシューズで渡渉する様子
 
 
 
 

渡渉箇所

沢を渡り始める場所、沢を渡って上陸する場所は、踏み跡が明確だったり、ピンクテープなどがあるので落ち着いていけばルートロスをする危険性は低いと思いました。
 
 

 
 
 

渡渉ルートで最も気を付けないといけないこと

渡渉ルートで最も気を付けないといけないことは天候です。増水時の沢を渡渉するのは極めて危険で、実際に振内コースでも増水時に事故が起きています。往路は良くても登山中の雨により沢が増水するケースもあるので、終日に渡り天候が安定する予報の日を登山日にするのが重要だと思います。
 
 
増水時の渡渉を控えるよう注意喚起する幌尻岳の振内コースの看板
 
 
 
 

高山植物

命ノ水(水場)から幌尻岳山頂にかけては沢山の花々が咲いていました。幌尻岳に登った当時はそれほど高山植物に詳しくありませんでしたが、花々が綺麗に咲き乱れていた光景が印象に残っています。

 
 
 

水場

山と高原地図には幌尻山荘~幌尻岳山頂の水場として「命ノ水(命の泉)」が記載されており、登山中に看板を確認することはできましたが、気軽に水をゲットできる感じではありませんでした。(ルートはら少し外れる感じ?)
また、幌尻山荘の外には蛇口があり、水をゲットすることができます(煮沸なしに飲めるかは不明)。煮沸せずに飲んでいる登山者もいましたが、心配性な僕はエキノコックスが不安だったのでスルーしました。
 
幌尻岳の振内コースの幌尻山荘
 
 
 
命の泉の看板。稜線上にありますが、稜線から水場まで下降しないといけない感じだったと思います。
 
幌尻岳の振内コースの水場である命ノ水(命の泉)の看板
 
 
 
 

幌尻岳~戸蔦別岳(とったべつだけ)~幌尻山荘のルート

幌尻山荘~幌尻岳のピストンではなく幌尻岳から戸蔦別岳を経由して幌尻山荘まで戻る周遊ルートです。僕は幌尻岳山頂に到着した時、帰りのバスの時間まで余裕があったので、周遊ルートを歩きました。軽い気持ちで周遊ルートを選びましたが、なかなか手ごわいルートでした。まず、幌尻岳から戸蔦別岳までですが、高いところだと腰の高さまであるハイマツ帯を歩きます。ところどころ、ハイマツに覆われていて地面が見えないところがありました。
ハイマツを手でかき分ける必要があったりします。
 
 
正面が戸蔦別岳になります。写真の目の前に広がっているハイマツをかき分けて戸蔦別岳へと向かいました。
 
幌尻岳から戸蔦別岳へと続くハイマツに覆われた登山道
 
 
 

戸蔦別岳~幌尻山荘は分岐を示す看板が無い

戸蔦別岳~北戸蔦別岳の稜線の中ほどに幌尻山荘へと下降していくルートがあるのですが、幌尻山荘分岐を示す看板がありませんでした。しかも、稜線から幌尻山荘へと続くルートの序盤はハイマツが登山道を覆っており、廃道?と思わせるような状態でした。間違っていたらどうしよう?と非常に不安な思いにかられながら、急斜面を下山しました。
 
 
たしか、この看板の正面に幌尻山荘へと続くルートがあったはずです。看板には幌尻山荘を示す表記はありませんでした。
 
戸蔦別岳稜線の看板
 
 
 

渡渉回数が多い

山と高原地図には渡渉は数回程度と記載されていましたが、10回以上は渡渉をしました。しかも、林道第二ゲート~幌尻山荘までの渡渉ルートに比べて、目印が解りづらくルートが不明瞭でした。
 
 

戸蔦別岳からの眺め

戸蔦別岳からは雄大な幌尻岳を見渡すことができ、景色は文句なしでした。
 
 

幌尻岳~戸蔦別岳(とったべつだけ)~幌尻山荘のルートのまとめ

このルートでは戸蔦別岳から幌尻岳を見渡すことができとても素晴らしい景色が待っています。ただし、ハイマツこぎ、ルートが不明瞭な渡渉、稜線上の分岐に看板が無い、など難ルートと言えると思います。また、山と高原地図に「ヒグマ出没注意」の文字があります。
 
 
 

他の百名山と比べた幌尻岳登山の難易度

実際に幌尻岳登山をしてみて、難易度を考えてみると、体力的には、槍ヶ岳や剱岳早月尾根よりは楽だと感じました。体力度、危険度だけを考えると、北アルプスや南アルプスの山々の方が上だとも思えますが、幌尻岳の振内コースの難関は何と言っても膝丈まである沢の渡渉です。逆に言えば、渡渉をこなすことさえできれば登山難易度としては上の下くらいではないかなと思います。あとは、何となくルート上にヒグマのオーラが漂っている気がしたので、熊鈴や熊スプレーを携行した上で、熊オーラがある中でも冷静に行動ができる経験も大事だと思いました。

 
 
 

アブ?への対策

バスを降りた林道第二ゲートから幌尻山荘の手前くらいまではアブが大量にいます。このアブはウェアの上からでも噛んできて、そこそこの痛みを感じるので、とんでもなくストレスになります。バスの運転手さんいわく、人が吐く二酸化炭素に寄ってくるようなので、足を止めることなくハイペースで歩いていたとしても、たかられます。午前4時から6時ごろまでかけて歩いた往路では、アブの被害に会うことはありませんでしたが、12時から15時頃までかけて歩いた復路では、何回もアブに噛まれました。道中で話した他の登山者の方によると、僕よりも1本遅いバス(始発の次のバス)に乗った登山者は往路でもアブの被害にあったようです。気温が低ければレインウェアなどを着こむのも対策の1つだと思いますが、レインウェアを着ても暑さを感じない気候ということは水温が低い中で渡渉をするということになります・・・。アブに効くのかは定かではありませんが、やはり、こまめに虫よけを使うのが最も有効な対策ではないでしょうか。(僕は虫よけを持っていませんでした・・・。) 僕は8月の登山だったので、7月や9月の登山であればアブの発生状況も変わるのかもしれません。幌尻岳登山の思い出の一つとして、アブは欠かせない要因になっております・・・。
 
 
 

入れ食い状態の川魚

 
渡渉をしている際、幾度となく川魚を目にしました。また、幌尻山荘泊だった幌尻岳ツアーのガイドさんは、川で釣った魚を串焼きにしてツアー参加者に振る舞っていたそうです。法的に問題が無いのかは不明ですが、釣竿を持っていけば容易に川魚をつることができるのではないでしょうか。
 
 
 

幌尻岳登山(振内コース)のポイントのまとめ

・増水時の渡渉を避けるために天候を見て登山日を決める。
・登山靴とは別に渡渉のための沢足袋などを準備。
・アブ対策のために虫よけなどを準備。(ウェアの上からも噛んできます。)
・ヒグマ対策の熊鈴と熊スプレーを携行
・幌尻岳~戸蔦別岳~幌尻山荘の周遊ルートは絶景が広がっているが難易度が高い。
 
 
渡渉あり、ハイマツ漕ぎあり(戸蔦別岳周遊ルート)、アブの襲撃あり、ヒグマのオーラありと、印象に残ることが満載の幌尻岳。困難なルートではありましたが、戸蔦別岳から見る幌尻岳の雄大さはとても印象的でした。日本百名山を完登した中でも、良い意味でトップ3に入る思い出の山となっています。できることなら毎年登りたい幌尻岳です。
 
 
 
 
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雪山登山入門におすすめの冬の北八ヶ岳の北横岳

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冬山登山デビューにおすすめの北八ヶ岳の北横岳。
 
冬の北八ヶ岳の北横岳山頂とエビのシッポ
 
 
冬山登山デビューにおすすめの北横岳は、登山の起点となる北八ヶ岳ロープウェイまでの車でのアクセスもしやすく、登山開始地点までもロープウェイでお手軽に行くことができます。登山ルートは見た目にも明瞭であり、序盤にはわかりやすい竹竿の目印が備え付けられています。油断は禁物ですが、滑落すると命取りになるような場所や、雪崩の危険は無いに等しく、アイゼンやピッケルを使う雪山登山の入門として最適な山です。
 
 
 

基本ルート

北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅(ピラタス蓼科)~山頂駅~坪庭~北横岳ヒュッテ~北横岳南峰~北横岳北峰の往復

コースタイム
山頂駅から北横岳は1時間30分ほどです。
 
 
 

北八ヶ岳ロープウェイへのアクセス

諏訪インターから車で約40分。スタッドレスタイヤまたはチェーン必須。道中にはコンビニが4~5軒あります。
 
 
 

アイゼン・ピッケルの着脱場所

北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅を出てすぐの坪庭の看板前でアイゼンの装着とピッケルの準備をするのが一般的です。
 
 
 

スノーシューの使いどころ

ロープウェイ山頂駅から北横岳ヒュッテまではスノーシューでも問題ありませんが、北横岳ヒュッテから北横岳南峰までは急な登りとなるためアイゼンの方が歩きやすいです。スノーシュートレッキングを楽しむのであればロープウェイ山頂駅~坪庭~縞枯山方面がおすすめです。ただ、モフモフの雪面をスノーシュートレッキングするというスポットはありません。ロープウェイ山麓駅でスノーシューのレンタルがされているので、スタッフにおすすめのスポットを聞いてみるのが良いと思います。僕は登山専門なので、スノーシュートレッキングルートには詳しくありません・・・。
 
 
 

必要な装備

雪山入門の北横岳とはいえ、アイゼン、ピッケル、冬山用登山靴はもちろん、登山ウェアについてもハードシェルなどの雪山装備が必要です。
 
 
 

北横岳登山の見どころ

北横岳南峰・北峰山頂からの景色

プリンのような形をした蓼科山や、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、南八ヶ岳(天狗岳・赤岳・阿弥陀岳など)などなど、絶景を見渡すことができます。浅間山や谷川岳なども眺めることができます。
 
 

キツツキ

坪庭の入口では坪庭の看板と、キツツキが出迎えてくれます。
 
 

北八ヶ岳南峰山頂標のエビのシッポ

ないこともありますが、成長していることが多いです。
 
 

スノーモンスター

木々に着雪がある樹氷。それほど大きなものはありませんが、北八ヶ岳の名物です。坪庭から北横岳ヒュッテへの登り区間で見れることが多いように思います。
 
 

坪庭

風に吹かれることによってできる雪の模様や、その向こうに見える縞枯山(ロープウェイ山頂駅からみて右手)などが美しいです。また、北横岳への登山道から見おろす坪庭も、その広大さを実感することができ、見応えがあります。
 
 

縞枯現象

北横岳から縞枯山などを見ると、所々、木々が枯れて山肌が見えるような箇所があります。メカニズムは解明されていないようですが、その様は縞枯現象と呼ばれており、北八ヶ岳の特徴的な現象のようです。
 
 
 

北横岳登山のトイレ

トイレは北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅と山頂駅、北横岳ヒュッテ、縞枯山荘にあります。
 
 

北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅トイレ

24時間利用可で無料。平地とそれほど変わらない綺麗なトイレです。
 
 

北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅トイレ

チップ制です。山麓駅のトイレほどではありませんが、平地とそれほど変わらない綺麗なトイレです。アイゼンを装着したままでの利用は不可です。
 
 

北横岳ヒュッテ

チップ制です。外トイレなので登山靴を脱ぐ必要はありませんが、アイゼンを装着しての利用は不可です。山小屋のトイレです。
 
 

縞枯山荘

チップ制ではなく、強制的に利用料400円?だったと思います。使わせてもらったことがないので詳細は不明です。
 
 
 

近隣の登山ルート

縞枯山

ロープウェイ山頂駅から北横岳山頂までと同じくらいのコースタイムで登ることができます。ただ、北横岳よりも登山道が急です。山頂標は急斜面を登り切ったところにある道標です。道標だと思いきや実は山頂標のようです。道標から30分ほど歩いたところに縞枯山展望台があり、見晴らしが良いです。
 
 

茶臼山

縞枯山からさらに1時間ほど歩くと茶臼山展望台となります。茶臼山展望台からは見おろした樹林帯の向こうに蓼科山(山頂一帯だけ)を見ることができます。北アルプスや南アルプスの眺めも良く、南八ヶ岳を間近に見ることができます。縞枯山~茶臼山は往路、復路ともに登り返す必要があります。縞枯山と茶臼山の鞍部から五辻経由で北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅へと歩くことができるルートもあります。
 
 
 

まとめ

雪山であるということを肝に銘じておかなければなりませんが、車でのアクセスも良く、雪山入門に最適な北横岳。僕の雪山デビューも北横岳でした。(モンベルの雪山講習に参加。)
 
ロープウェイを使い、お手軽に雪山の魅力を味わうことができる北横岳です。
 
 
 
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登山初心者が富士山に登頂するためのポイント

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はじめに

 
富士山は言わずと知れた日本一の山、日本一の標高を誇る山であり、日本の象徴の一つと言っても過言ではないと思います。テレビの天気予報や正月番組で映し出されることも多く、1日に1回はどこかしらのテレビ局の放送で映し出されているのではないでしょうか。
テレビに映し出される富士山、実際に目の前に眺める富士山を登った山として見る時、その見え方は大きく変わると思います。
 
このブログ投稿では、自分なりに初心者が富士山に登るためのポイントをまとめてみました。あくまでも個人的な見解ですので、この投稿で記していることを採用するか否かは自己責任でお願いします。
ただ、僕自身が20回近く足を運んでいる富士山登山の経験を元に記していることですので、少しばかりは参考にしていただくことができると信じております。
なお、この投稿は晴れの日に富士山に登ることを前提に記しています。雨の富士山、強風の富士山は真夏といえども命の危険にさらされることになりますので、荒天時の富士山登山は潔く諦めることが大事です。
 
 
☆僕の富士山登山歴はこちら☆
 
 
 
 

富士山に登るためのポイント

 
1.登山ルート選択
 
2.山小屋泊か日帰り登山にするか
 
3.標高に体を慣らす
 
4.登りはイーブンペースで
 
5.呼吸で意識すること。
 
6.行動食と水分補給
 
7.休憩時間
 
8.富士山登山前日の食事
 
9.装備
 
 
 

1.登山ルート選択

富士山には以下の4つのルートがあります。
 
 
吉田口登山道ルート(富士スバルライン5合目)
 
御殿場ルート
 
須走ルート
 
富士宮ルート
 
 
一番お勧めで最も登山者が多いメジャールートは吉田口登山道ルートです。吉田口登山道ルートは1合目より下の富士山のふもとに起点がありますが、6合目で富士スバルライン5合目からのルートと合流します。つまり、おすすめルートでありメジャーなルートは、富士スバルライン5合目から登り、6合目で吉田口登山道ルートと合流。6合目からは吉田登山道ルートで登るというものになります。
勧める理由としては、飲み物、食べ物の補給ができ、トイレ(有料)がある山小屋が多いということと、メジャールートであるので登山道が整備されているということです。また、本当に最悪の場合、ブルドーザーに乗って下山をすることができるというのもあります。(ブルドーザーは吉田口山頂まで入ることができます。ただし、タクシー感覚でブルドーザーに乗ることはできません。乗車には4万円?ほどかかり、常駐しているわけではありません。)
このルートの難点としては、メジャールートであるがゆえに混雑をする場合があるということです。場合によっては8合目から登山者渋滞が発生することもあります。
 
 
 
 

2.山小屋泊か日帰りか

 
個人的には山小屋には泊まらずに、日帰りで富士山に登るのが良いと思います。以前に両親を連れて富士山登山(吉田口山頂まで)をしたことがありますが、その際は日帰りで登りました。ちなみに、両親ともに60代で運動不足、肥満体系です。
僕は富士山登山で実際に山小屋に泊まったことがないので聞く限りの話ですが、吉田ルートの山小屋は基本的にはどこも大混雑をしているようです。1枚の布団に3~4人が寝る場合もあるという話も聞きます。大混雑の中では大部分の人が熟睡をすることができないと思います。また、山小屋は標高が3000m前後あるので、山小屋に泊まっているうちに高山病にかかってしまうという可能性もあります。
 
 
 
 

3.標高に体を慣らす(高山病対策)

 
登山口としておすすめをしているスバルライン5合目は標高が約2300mあります。登山口の段階で、我々が日常生活をしている標高よりもはるか高い場所に身を置くことになります。
標高に体を慣らすため、車で5合目に着いたらすぐに登山を開始するのではなく、1時間程とどまる(高所順応)のが良いです。朝食(持参)を5合目でとるように段取り、ゆっくりと朝食をとり、ゆっくりと登山装備、準備を整えていれば1時間はたつので、登山開始予定時刻よりも早めに5合目に着くように予定をたてると良いと思います。そして、高所に順応しているという意識を持ち1時間ほどを過ごすのが良いと思います。
また、富士山登山のために前日入りをする場合には、可能であれば、登山前日にスバルライン5合目まで行き、1~2時間を過ごすと良いと思います(富士スバルラインの通行料はかかりますが。)。恐らく、登山当日はスバルライン5合目のおみやげ屋を見ている余裕はないと思います(登山開始前におみやげを買うわけにはいきませんし、下山後は疲労のためおみやげ屋に寄る余裕はないと思います。)。前日にスバルライン5合目まで行きおみやげ屋を見て、登山口を確認して、標高に体を慣らすというのがベストです。
 
 
 
 

4.登りはイーブンペースで

 
富士山登頂をできるかできないかを分ける大きなポイントの1つが登山ペースです。息が上がらないくらいの一定のペースでコツコツと登ることが重要です。
スバルライン5合目から20分ほどは、登山道はゆるやかな下り基調です。下りだからといって調子に乗ってオーバーペースになりがちですが、ゆっくりすぎるくらいにゆっくり歩くことが重要です。
序盤の登りではたいていの登山者はオーバーペースで歩いています。特に外国人登山者はものすごいハイペースで歩いていますが、7~8合目まで登ったあたりで青い顔をしてしゃがみこんでいる光景を見かけることがあります。
周りに流されることなく、息があがらない程度のペースでコツコツと登ることが重要です。
 
 
 
 

5.呼吸で意識すること。

 
登山中は息を吐くことに意識をおくと良いと思います。 人間は息を吸うことよりも吐くことの方が得意といわれています。息を吐いたら、あとは吸うしかないのでおのずとしっかりと呼吸をすることができます。
 
 
 
 

6.行動食と水分補給

 
登山中は、こまめにエネルギー補給をすることが大切です。登山では、平地で言うところのおやつを行動食と呼びます。簡単に言えば登るためのエネルギー補給です。行動食は、30分から1時間に1回ほど、飴をなめたり、カロリーメイトなどの栄養補助食品を食べるのが良いと思います。
登山で疲労している筋肉に直接的にエネルギー補給をするためのアミノバイタルなどのサプリもおすすめです。
飲み物は個人的にはポカリスエットを水で薄めたものを飲むのがおすすめです。僕は水とポカリを1:1にして飲むことが多いです。ポカリスエットには体のコンディションを維持するために必要な電解質が含まれています。
 
 
 
 

7.休憩時間と食事のタイミング

 
休憩は1時間に5分から10分くらいが良いと思います。休憩回数が多過ぎたり、休憩時間が長すぎると登山のリズムやペースが乱れてしまいます。ザックを降ろし、腰を下ろしての休憩は極力、少なくした方が良いと思います。呼吸を整えるため、景色を眺めるため、写真を撮るためなど、立ち止まっている時が休憩だと意識すると良いと思います。
食事のタイミングについては山頂で食べるのが良いと思います。食事をするとどうしてもだるくなるので、登っている途中ではなく、あとは下山をするのみというところで食事をするのが良いかなと思います。
 
 
 
 

8.富士山登山前日の食事

 
登山の原動力となるのは炭水化物です。カーボローディングと呼ばれることもありますが、登山前日はお米やパスタなどの炭水化物をいつもよりも多めにとると良いです。僕の場合、富士山登山に限らず登山前日はパスタを2玉にプラスαでお米を茶碗に軽く一杯など、炭水化物を多くとるようにしています。
 
 
 
 

9.絶対に必要な装備(ギア)

 
登山装備(ギア)について説明をし始めるとキリがありませんので、本当に必要最低限の装備についてのみを記します。必要と感じる装備、考え方は人それぞれなので、装備についての答えは無いと思います。また、装備を新調する場合、富士山にのみ登ることを目的とするのか、富士山以降も登山をするのかでだいぶ違ってきます。富士山以降も登山をしようと考えている方は、なるべくハイスペックな装備を購入すると良いと思います。そこそこのスペックのギアを使っていると、最上位のギアが欲しくなり、結局、買い直すということがあったりします。富士山のみを目的とする方は登山装備のレンタルも視野に検討をするとよいかもしれません。いずれにしても、実際に店頭でモノを手に取って確認し、店員さんにアドバイスを聞いてというのが重要です。また、富士山登山で初めて装備を使用するというのは避け、平地での散歩でも構わないので、実際に装備を身につけて歩いてみる(フィールドテスト)ことが重要です。フィールドテストによりどこにストレスがかかるか、ストレスを感じるかがわかるので、ストレスを軽減するための対策を検討することができます。
前置きが長くなりましたが・・・。装備の説明です。
 
 

 
ハイカットの登山靴が望ましいですが、ローカットのハイキングシューズ、トレイルランニングシューズでも登れないことはありません。
 
 

ザック(リュック)

 
30ℓから40ℓの日帰り登山用ザックで充分だと思います。腰のハーネスにポケットがついているもの、ザックのサイドにポケットがついているものなどがおすすめです。登山中に、ザックを降ろして、ジッパーを空けてというのは思っている以上に時間と労力を必要とします。ザックを降ろさなくても手が届くところに行動食などを入れることができるもの、ザックを降ろさなくても飲み物をいれたボトルに手が届くものなどがおすすめです。
 
 

カッパ上下

 
雨対策と寒さ対策のためにカッパ(レインウェア)が必要です。ゴアテックスのものが望ましいですが上下をそろえると4万円ほどするのが一般的です。ゴアテックスとはレインウェア内の蒸れなどは外に出し、雨や冷気はシャットアウトする素材です。また、ゴアテックスのレインは軽量で、ザックへの収納時にはコンパクトに収めることができます。ゴアテックス素材のレインは高価なので、上下で1万円前後のカッパを用意するのが良いかなと思います。
 
 

重ね着ができる上着

 
ベストなものはソフトシェルと呼ばれる登山ウェアですが、ウィンドブレーカーやヤッケでも構いません。登山では重ね着をして体温を保つのが一般的です。重ね着ができる上着を着て、それでも寒ければカッパを着るというように保温をします。
 
 

グローブ(手袋)

 
軍手でも十分かなと思います。夏といえども、山では太陽が隠れると体感温度は一気に下がります。低温と風から手を守る保温のためと、富士山では岩をつかむシーンが時々あるので、擦り傷などを負わないようにグローブが必要です。(岩をつかむ場面が時々ありますが、危険度は低いです。)
 
 

帽子

 
日差し対策だけでなく、それなりに頭を守ってくれます。山では風が強いことが多いので、あごひも付きの帽子がおすすめです。
 
 

時計

 
日が暮れる前に下山をするために、常に時間を確認することが大切です。一般的には15時には登山口に下山をするのが望ましいと言われています。
 
 

お昼、行動食(おやつ)、飲料

 
6.行動食と水分補給でも触れましたが、カロリーメイトやアミノバイタルなどがおすすめです。他にも菓子パン、チョコレート、スナック菓子など、食べたいものを持って登山のモチベーションにするのも良いと思います。
 
 

ヘッドライト

 
予想外のトラブルなどにより、登山時間が大幅にずれこみ、日が暮れてしまうということは十分に起こりえます。人間、暗闇の中ではヘッドライトなしには行動することはできません。暗い時間帯に登山をする計画では無いにしても、ヘッドライトは必携です。
 
 

地図

 
登山に地図は必携です。山と高原地図を携行するのが一般的です。自分の歩くルートやコースタイムなどを事前に把握しておきましょう。
 
 

お金(千円札と小銭)

 
富士山の登山道にあるトイレはすべて有料です。小銭での支払いになるので100円玉、500円玉を多めに持つことをおすすめします。また、山小屋で飲み物や食料を買う場合、食事を注文する場合、5000円札や1万円札での支払いは嫌がられます。1000円札を多めにもつことをお勧めします。山小屋はトラックなどでの物流ができないので、販売しているものは平地の2~3倍からそれ以上することが一般的です。また、平地と違い、買い手よりも売り手が強い立場にあることが多いです。
 
 
装備や持ち物についてでした。富士山装備のために登山装備を新調する場合、登山用品メーカーとして、ノースフェイス、パタゴニア、マムート、ファイントラックなどなどがあります。これらのメーカーの登山用品は性能とファッション性を兼ね備えたものがおおいですが、その分、割高です。ファイントラックは日本のメーカーであり、性能はピカイチという評価を聞くことが多いですし、僕自身もそう思います。お金に余裕がある方は、これらのメーカーの中からじっくりと選んで購入すると良いと思いますが、低予算でそろえようとする場合にはmont-bell(モンベル)がおすすめです。モンベルは前述のメーカーに比べて価格が安く、性能は申し分ありません。
 
 
 
 

服装について

 
下着も含め、速乾性のものが望ましいです。ユニクロ製品を使用しているという登山者をSNSで見かけることも時々あります。最低でも、ランニングなどの運動ができる服装、可能であれば登山用品店などで売られているウェアが望ましいです。速乾性、収縮性、擦れなどへの耐性があるものを選びましょう。また、下半身は長ズボン、上半身は半そでにアームカバーなど、基本的には肌を露出しないようにした方が良いです。肌を隠すことにより、紫外線、寒さ、岩場などでの擦れから体を守ることができます。
 
 
 

まとめ(富士山に登頂するために)

 
富士山は登山道がとても整備されており、何件もの山小屋が営業しているので北アルプスをはじめとした日本アルプスほどの登山難易度はありません。ただ、日本一の標高を誇っていることは間違いなく、最も高山病に陥りやすい山と言えると思います。上述したとおり、標高に体を慣らし、オーバーペースになることなく、着実に1歩1歩を進めれば登頂の可能性を大きく高めることができると思います。

 
 
 
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登山初心者や子供連れの登山におすすめの山々(松本市周辺)

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職場などで、松本市周辺に住む方々から「登山の入門に良い山はありますか?」「子供を連れて歩ける山はありますか?」と聞かれることが時々あります。自分の登山ではついつい北アルプスに目が向いてしまうので、軽登山、トレッキングに良い松本市周辺の山をまとめてみました。
 
松本市周辺では次の①から③が、軽登山、トレッキングにおすすめかなと思います。
 
 
 
①美ヶ原(長野県松本市など)

②霧ヶ峰・車山(長野県茅野市など)

③光城山(長野県安曇野市)
 
 
 
美ヶ原と霧ヶ峰は日本百名山に選定されています。日本百名山とは、小説家、登山家であった深田久弥が実際に登った日本各地の山々の中から独自の基準で選定した素晴らしき100の山々です。新潮社から出版されている「日本百名山」に詳しく記されており、深田久弥の「日本百名山」は昨今の登山ブームの火付け役となったと言っても良いと思います。
 
ちなみに、美ヶ原、霧ヶ峰ともに、日本百名山の中でもトップクラスにお手軽に歩くことができる山域です。
 
おすすめの3つをひとつずつ簡単に紹介します。
 
 

①美ヶ原(長野県松本市など)

美ヶ原のシンボルである美しの塔
 

 
 
 

美ヶ原登山について

美ヶ原は、いわゆる1つの山の山頂を目指して登山道を登って下りてというよりは、起伏・標高差のそれほどない高原をトレッキングするといったイメージです。標高は2000mほどあるので、平地より気温は低く、風を遮るものがないので風が強い時には風の直撃を受けます。低温、強風対策として重ね着をできるようにしていくことが大切です。
 

美ヶ原のおすすめルート(コースタイム約3時間)

山本小屋ふる里館~美しの塔~王ヶ頭ホテル~王ヶ頭~王ヶ鼻の往復
(復路ではアルプス展望コースを歩くのがおすすめです。)
 
このルートには標高差はそれほどありません。夏には牛が放牧されているので、のどかな高原の景色と気持ちの良い風を満喫することができます。子どもを連れてのトレッキングの場合には上記ルートでは距離が長いので、山本小屋ふる里館~王ヶ頭(往復コースタイム約2時間30分)までにとどめるのも良いと思います。
 
 
 

美ヶ原の見どころ

・広大な美ヶ原高原。
・美ヶ原のシンボルである「美しの塔」
・夏には美しの塔周辺の牧場に牛とポニーが放牧されています。
・美ヶ原牧場から見る王ヶ頭ホテルとテレビ・ラジオの電波塔
・晴れていて条件が良ければ富士山を眺めることができます。
・美ヶ原高原からは条件が良ければ日本百名山を41座眺めることができます。王ヶ鼻に山の形と名前が記された案内板が設置されています。また、王ヶ頭ホテルで販売しているパンフレットにも美ヶ原から見える山々の名前と形が掲載されています。
 
 
 

美ヶ原へのアクセス・駐車場

美ヶ原の台上の駐車場までは、「美ヶ原スカイライン」と「よもぎこば林道~ビーナスライン」を通る2つのルートがあります。「美ヶ原スカイライン」は美ヶ原自然保護センター駐車場(無料)に車を停めることになり、「よもぎこば林道~ビーナスライン」を使うと「山本小屋ふる里館」の駐車場(無料)に車を停めることになります。この2つの駐車場は美ヶ原の山頂である王ヶ頭をはさんで全く別々の場所にあります。軽登山、トレッキングを考えた場合、車のルートのおすすめとしては、断然、「よもぎこば林道~ビーナスライン」です。よもぎこば林道から行く美ヶ原は松本インターから車で約1時間です。
 
 
 

トイレ

山本小屋ふる里館と王ヶ頭ホテルにあります。どちらのトイレもチップ制(100円程度)です。牧場内にもトイレがありますが、美しの塔~王ヶ頭ホテルのルートから数百メートル外れることとなります。
 
 
 

美ヶ原についての補足

・美ヶ原から霧ヶ峰まではビーナスラインを車で40分ほどで行くことができます。道中には、国の天然記念物の八島ヶ原湿原があります。
・本格的な登山をしたい場合は、よもぎこば林道を車で山本小屋ふるさと館まで行かず、三城いこいの広場に駐車します(登山者用無料駐車場とチップ制トイレあり。)。三城いこいの広場から美ヶ原の台上まではいくつかの登山道がありますが、百曲を登るルートがおすすめです。
 
 
 
美ヶ原山頂の王ヶ頭の石碑
 

 
 
 

美ヶ原の登山ルートについて詳しく掲載されている
『山と高原地図 八ヶ岳(蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰)』

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②霧ヶ峰(長野県茅野市など)

車山山頂の看板
 

 
 
 

霧ヶ峰登山について

霧ヶ峰登山も美ヶ原と同様に、いわゆる1つの山の山頂を目指して登山道を登って下りてというよりは、起伏・標高差のそれほどない高原をトレッキングするといったイメージです。標高も美ヶ原と同じく2000mほどあるので、平地より気温は低く、風を遮るものがないので風が強い時には風の直撃を受けます。低温、強風対策として重ね着をできるようにしていくことが大切です。
 
 
 

おすすめルート(コースタイム約1時間30分)

車山肩~車山の往復
 
 
 

見どころ

・広大な霧ヶ峰高原
・車山山頂の気象レーダードーム
・蓼科山と白樺湖
・八ヶ岳
・晴れていて条件が良ければ富士山を眺めることができます。
・ニッコウキスゲの群生(7~8月)
 
 
時間的、体力的に余裕があれば、蝶々深山、南の耳、北の耳まで足を伸ばしてみるのもおすすめです。さらに足を伸ばすと、国の天然記念物に指定されている八島ヶ原湿原まで歩くことができますが、八島ヶ原湿原へ行くのであれば車で移動をするのが無難です。ただし、夏場のハイシーズンには八島ヶ原湿原は観光客で大混雑し、駐車場待ちも発生します。
 
 
 

アクセス・駐車場

諏訪インターから車で約30分の車山肩の駐車場(無料)に車を停めます。
 
 
 

トイレ

車山肩の駐車場から1~2分のところにチップ制トイレがあります(100円程度)。
 
 
 

霧ヶ峰についての補足

・諏訪インター側から見て車山肩の手前にある霧ヶ峰インターチェンジのじゃがバターがおすすめです。
・霧ヶ峰は人気のドライブコースでもあるので、登山だけでなく気持ちの良いドライブも満喫することができます。
・スカイシティービジターセンターからリフトで車山山頂まで登ることもできます。
 
 
 
車山山頂の気象レーダードーム
 

 
 
 

霧ヶ峰の登山ルートについて詳しく掲載されている
『山と高原地図 八ヶ岳(蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰)』

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美ヶ原と霧ヶ峰のハシゴ

 
・美ヶ原~霧ヶ峰はビーナスラインを使って車で約40分です。登山口~山頂の最短ルートであれば、車の移動をはさんで1日に両方を歩くことが十分に可能です。
・美ヶ原と霧ヶ峰は分水嶺トレイルで結ばれているので歩いて行き来することもできます。ただし、距離が20km~30kmあるので上級者向けです。
 
 
 
 
 

③光城山・長峰山(長野県安曇野市)

長峰山山頂の展望台
 

 
 
 

光城山・長峰山登山について

美ヶ原、霧ヶ峰とは違い、登山道をしっかりと登ることになります。危険度は低く、初級レベルですがきつい登りです。登山道は樹林帯なので、風の直撃を受けることはほとんどありません。
 
 
 

おすすめルート(コースタイム約4時間)

光城山登山口~光城山~天平の森~長峰山の往復

光城山登山口~光城山はコースタイムで約1時間。光城山から長峰山まではコースタイムで約1時間です。光城山~長峰山はほとんど高低差(アップダウン)はありません。
 
 
 

光城山の見どころ

・松本市・安曇野市の平地を見渡すことができます。
・常念岳などを眺めることができ、北アルプスの主峰である槍ヶ岳の穂先を見ることができます。
・光城山は登山口から山頂まで桜が植えられており、桜のシーズンには桜を見ながらの登山を楽しむことができます。
・桜の季節には登山口から山頂まで、夜間に電球がつけられ夜間登山を楽しむことができます。
 
 
 

長峰山の見どころ

・山頂に安曇野市と常念岳などの北アルプスを一望できる展望台があります。(光城山からは槍ヶ岳を見ることができますが、長峰山からは槍ヶ岳を見るこてはできません。)
・展望台の前からはパラグライダーなどが飛び立つことがあります。
・かつて、ノーベル文学賞作家の川端康成、作家の井上靖、画家の東山魁夷が長峰山に集い、長峰山からの眺望を絶賛したそうです。天平の森(無料で入場可)で詳しく紹介されています。天平の森には展望風呂(有料)があります。
・長峰山は乙一の小説が原作の「きみにしか聞こえない」の映画ロケ地です。
 
 
 

アクセス・駐車場

安曇野インターから車で約10分
 
 
 

トイレ

光城山登山口と山頂に無料トイレがあります。また、長峰山にも山頂の展望台近くにトイレがあります。
 
 
 

光城山・長峰山についての補足

・光城山、長峰山ともに車で登ることもできます。また、光城山~長峰山の間も車での移動が可能です。
・近年、光城山では熊が出没しているようですので、熊鈴などを携行した方が良いです。ちなみに、僕自身、光城山でニホンカモシカ、鹿、キジ、リスを目撃したことがあります。
・光城山は毎日登山をされる地元の方も多いです。
・桜の時期に平地から光城山を見ると、登山口から山頂まで桜の花が続いており、その様は登り竜に例えられることもあります。
 
 
 
光城山山頂から見た常念岳(写真左)。写真中央にかすかに槍ヶ岳の穂先が写っています。
 

 
 
 

まとめ

登山初心者&子供連れにおすすめの登山ルート3つを紹介しましたが、体力的に考えると楽な方から、霧ヶ峰、美ヶ原、光城山・長峰山かなと思います。霧ヶ峰、美ヶ原は小学生であれば問題なく歩くことができると思いますし、実際に子供連れのハイカーをよく目にします。北アルプスに登るとなると少し敷居が高いですが、紹介した3つのルートであれば、登山装備を完璧にそろえなくても充分に歩くことができます。夏であれば、運動靴に動きやすい服装、重ね着をできるものと、おやつorお弁当をリュックに入れておけば高原でのハイキングを充分に満喫することができると思います。
 
 
 
 
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冬に単独での六甲全山縦走(須磨浦公園~宝塚駅) 
2018年12月29日

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単独行の加藤文太郎が最初に歩いたとも言われる六甲全山縦走路。
単独登山が好きな僕にとって加藤文太郎は最も尊敬する登山家の1人です。
 
 
六甲全山縦走路の標識
 
 
 
記憶が定かではありませんが、新田次郎が加藤文太郎をモデルとして描いたとされる「孤高の人」によると、加藤文太郎先生は六甲全山縦走をしたあとに歩いて家まで帰り、翌日は普通に出勤したという場面があった気がします。(総距離100km以上。)
 
そんな、超人、加藤文太郎先生の面影に触れるべく、冬の六甲全山縦走をしてまいりました。
 
 
 

六甲全山縦走ルートの確認

六甲全山縦走のルートを確認するために、株式会社武揚堂(ぶようどう)から公式のマップを購入しました。価格は1部400円です。
 
 
六甲全山縦走マップと山と高原地図の六甲摩耶
 
 
六甲全山縦走の公式HPにはコースマップはありません。武揚堂以外でマップを購入するには神戸市に出向く以外に方法はありません。武揚堂からの購入も、郵便局から振り込みをする必要があります。

ヤマレコには六甲全山縦走を踏破したユーザーにより複数のアップがされているものの、それのみでルートを100%把握するのは実質的には不可能だと思います。

上記のような理由から、ルートを確認するには六甲全山縦走の公式マップを購入するのが無難だと思います。

僕は公式マップでコースを確認し、山と高原地図の『六甲・摩耶』にルートをマーキングしました。公式マップは山と高原地図より一回り大きいのでかさばるのと、山と高原地図の方が見慣れているので山と高原地図を使って六甲全山縦走をしました。
 
 
山と高原地図『六甲・摩耶』
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六甲全山縦走のスタートとゴール

六甲全山縦走のスタートは須磨浦公園駅(山陽電車)で、ゴールは宝塚駅(阪急)です。
 
 
午前2時10分
六甲全山縦走(須磨浦公園~宝塚駅)をスタートした山陽電車の須磨浦公園駅
午前2時でも特にシャッターなどはおろされていませんでした。
もちろん改札の中へは向かいません。
 
六甲全山縦走のスタートとなる須磨浦公園駅
 
 
 
 
住宅街を歩いてたどり着いたゴールの阪急宝塚駅
登山ウェア・装備でかなり浮きましたが、宝塚駅から電車を2回ほど乗り継ぎ、宿をとった新長田駅まで戻りました。本当は宝塚大劇場を見てみたかったですが完全登山装備だったのでさすがにやめておきました。
 
六甲全山縦走路のゴールとなる宝塚駅
 
 
 
 
 

スタートとなる須磨浦公園駅までのアクセスと下山後の宝塚駅からの戻り

 
新長田駅近くに宿をとりタクシーで須磨浦公園駅まで移動。タクシー料金は2200円。移動時間は15分ほど。
下山後の宝塚駅から新長田駅までは電車で1時間弱(乗り換え2~3回)
下山後に兵庫の一大観光地である有馬温泉に行くには電車で1時間弱。(縦走路からの宝塚駅手前に入浴施設あり。)
新長田駅周辺はコンビニも複数あり、食事処に困ることも無い。
新長田駅から歩いて5~10分ほどのところにある若松公園には鉄人28号の巨大なモニュメントがあります。
 
 
 
 

六甲全山縦走路の具体的なルート

 
正直、僕が実際に歩いたルートは六甲全山縦走のルートを100%なぞれたかはわかりませんが・・・、おおまかな六甲全山縦走路です。
 
 
須磨浦公園駅~鉢伏山~旗振山~鉄拐山(てっかいざん)~栂尾山(つがおやま)~横尾山~馬の背~東山~妙法寺~高取山~菊水山~天王吊橋~鍋蓋山~再度山~天狗道~摩耶山~アゴニー坂~丁字ヶ辻~自然保護センター~みよし観音~六甲山最高峰~船坂峠~大谷乗越~宝塚駅
 
 
 
 
六甲全山縦走をスタートして25分ほどでたどりついた鉢伏山(須磨アルプス)
北アルプスばかり登っているのでなかなか目にすることが無い260mの標高
 
六甲全山縦走路の鉢伏山
 
 
 
 
鉢伏山から10分かからずにたどり着いた旗振山(須磨アルプス)
 
六甲全山縦走路の旗振山
 
 
 
 
夜景が綺麗だった鉄拐山(須磨アルプス)
 
六甲全山縦走路の鉄拐山
 
 
 
 
高倉山(須磨アルプス)
 
六甲全山縦走路の高倉山
 
 
 
 
栂尾山の山頂(須磨アルプス)
 
六甲全山縦走路の栂尾山
 
 
 
 
横尾山の山頂(須磨アルプス)
 
六甲全山縦走路の横尾山
 
 
 
 
高取山の荒熊山?
 
六甲全山縦走路の高取山
 
 
 
 
高取山の説明
 
六甲全山縦走路の高尾山
 
 
 
 
菊水山の山頂
石碑は立派ですが、どうしても鉄塔が写真に入ってしまうのが少し残念。
鉄塔の下には展望台があり、須磨浦公園駅から歩いてきたルートと、明石海峡大橋を眺めることができました。
 
六甲全山縦走路の菊水山
 
 
 
 
鍋蓋山からは神戸の街を見渡すことができました。
 
六甲全山縦走路の鍋蓋山
 
 
 
 
六甲全山縦走の中で最も登山道らしい登りだった摩耶山
トレイルランナーが何人かいました。
摩耶山の山頂標付近は展望はありませんが、歩いて5分ほどの掬星台(きくせいだい)は神戸の街と海を見渡すことができる素晴らしい展望でした。(掬星台は日本三大夜景の1つです。)
 
六甲全山縦走路の摩耶山
 
 
 
 
思っていた以上に摩耶山から時間がかかった六甲山。気温も思っていた以上に低かったです。
(10月下旬の北アルプス3000m級よりは温かかったですが。)
六甲最高峰には車でもアクセスできるようで、沢山の登山者がいました。
(正規の駐車場かは不明ですが、車を停めて5~10分ほどなんだと思います。)
 
六甲全山縦走路の六甲山最高峰
 
 
縦走路には山頂標以外にも、展望台やお寺などなど沢山の見どころがあります。
 
 
 
 

六甲全山縦走路の道標、標識

 
六甲全山縦走路には道標や標識が豊富に備え付けられているので、見過ごすことさえなければ道標をたどって踏破することも不可能ではないと思います。ただ、特に、住宅街やアスファルト道などは道標と道標の間の距離がはなれている箇所もあるので、初見で迷わずに踏破するのは難しいと思います。僕自身、迷ったり不安だったりした箇所がいくつもありました。僕の場合、六甲の山中で迷うことは無いに等しかったですが、住宅街やアスファルト道で何度か迷って引き返したりということがありました。
 
 
 
縦走路にある一番オーソドックスであり、一番お世話になった道標。
 
六甲全山縦走の道標
 
 
 
登山道上の分岐点にはほぼ全ての場所にあります。
 
オーソドックスな六甲全山縦走路の道標
 
 
 
万が一、避難要請などをするときは黄色いプレートに書かれたナンバーを伝えると良いとのこと。
 
六甲全山縦走路の道標
 
 
 
白いペナント型?の看板もちょこちょことありました。
 
白いペナント形の六甲全山縦走路の道標
 
 
 
高速道路の看板の色合いのものもちらほらと。
 
緑色の六甲全山縦走路の看板
 
 
 
住宅街の橋の欄干などにも道標はあります。(距離を置いての設置だった印象。)
 
ペナント形の六甲全山縦走路の道標
 
 
 
住宅街の電柱に備え付けられたサイン。
 
電柱に備え付けられた六甲全縦の旗
 
 
六甲山の縦走路には様々な看板がありましたが、どの看板にも大変お世話になり、また、看板を見ることによって六甲山を歩いているんだな~と実感することができました。
 
 
 

六甲全山縦走路の中で迷った場所

 

その① 横尾(馬ノ背~東山と高取山の間)

 
思っていた以上に完全なる住宅街と幹線道路を歩きます。
 

 
 
住宅街の欄干の標識
 
六甲全山縦走路の欄干につけられた標識
 
 
横尾までの前には高倉台の団地を通過します。(鉄拐山と栂尾山の間)
高倉台の団地は六甲全山縦走路の標識に従って難なく歩くことができたので油断していましたが、横尾では迷いました。北アルプスでは使うことは無いに等しいコンパスを使いました。
 
横尾で迷わないようにするためには、事前に山と高原地図とgooglemapを照らし合わせて経路を確認するなどをした方が良いと思います。
 
 
 

その② 摩耶山~六甲最高峰

 
 
摩耶山と六甲山の間はトレッキングコースとアスファルト道を交互に歩いたような印象でした。僕の場合、アスファルト道の標識を見逃してしまったような気がします。この区間は、正直、正確に六甲全山縦走路をたどることができたか怪しいです・・・。
 
 
記念碑台
六甲山ガイドハウス、自然保護センター、記念碑台が一色端になっていたようなイメージ。
車向けの看板が目立つため、縦走路の看板を見逃してしまったのかもしれません。
 
六甲山の記念碑
 
 
 
六甲枝垂れ
記念碑台周辺と同じく、観光客向けの看板が目立つため、縦走路の看板を見逃してしまったかもしれません。
 
六甲ガーデンテラスの六甲枝垂れ
 
 
 
摩耶山~六甲最高峰は、アスファルト道を歩いているのが正解なのか、はたまた実はトレイルがあるのにそれを見逃しているのかがわかりづらかったです。
 
 
六甲全山縦走では、山を出ると迷うという、登山者にありがちな状況にわたくしも陥ってしまいました。とはいえ、わたくし山行前にろくに地図を見ておらず、縦走中も迷ってから地図を見るという感じだったので、事前にしっかりと山と高原地図を見ておけばだいぶ違うと思います。少なくとも、地形が複雑だとか、トレースが不明瞭だとか、そういった要因で道迷いをすることは山慣れしている登山者であればないと思います。
 
 
 
 

六甲全山縦走路のアルバム

 
六甲山を踏破した中で、印象的だった場所などをピックアップしてみました。
思っていた以上に見どころ満載の六甲全山縦走でした。
 
 
鉄拐山~高倉山
正月気分を味わうことができた「おらが山」の東屋
 

 
 
 
おらが山毎日登山会の登山記録
15806回ということは毎日登ったとしても、43年かかりますが・・・。
 

 
 
 
おらが山にあった神戸のビューポイントサイン。
神戸市民から募集して選定した「神戸らしい眺望景観50選.10選」のうちの15箇所に設置されているようです。
 

 
 
 
鉄拐山~高倉山
高倉台の団地
 

 
 
 
団地の中のちょっとした商店?
まさか、こんなところを通過するとは思っていませんでしたが新鮮でした。
 

 
 
 
鉄拐山~高倉山
343STP
階段は得意な方ですが、なかなかな階段地獄でした。
 

 
 
 
横尾山~東山
名勝馬ノ背
 
六甲全山縦走路の馬ノ背
 
 
 
暗かったのでわかりませんでしたが、視界があれば間違いなく見応えがあるだろう馬ノ背。
六甲全山縦走路の中では異質な地形でした。
 

 
 
 
イノシシは夜間行動をするようなので、少しばかりその陰に怯えながらの山行でした。
北アルプスでは熊注意ですが、六甲ではイノシシ注意です。
 

 
 
 
スルーでしたが、午前6時ごろに安井茶屋に到着。
安井茶屋までで須磨浦公園から14km。4時間弱かかり、思っていたより距離をかせげていないことを実感。
 

 
 
 
鵯越駅~菊水山
ひよどりこえ駅と読むらしいです。
六甲全山縦走路でマムシ注意の看板があったのはこの区間だけだったと思います。
 

 
 
 
登山をしながら電車を見ることになるとは思っていませんでした。
 

 
 
 
菊水山で朝日を迎えました。
 

 
 
 
長野県松本市よりはだいぶ温かいだろうと油断して六甲へとやってきましたが、縦走路から見おろす家々は軒並み霜に覆われていました・・・。
 

 
 
 
菊水山~鍋蓋山
天王吊橋
道路と川を渡るための吊り橋でした。
 

 
 
 
鉄塔の真下を通過。インフラマニアが喜びそうです。
 

 
 
 
再度山(ふたたびさん)
善助茶屋跡の毎日登山発祥の碑
 

 
 
 
通過した再度山大龍寺の立派な山門
 

 
 
 
鍋蓋山~摩耶山
正直、新神戸駅にエスケープして早く呑んだくれたいと思わなくもありませんでした。
 

 
 
 
摩耶山の掬星台(きくせいだい)
 

 
 
 
掬星台でカップヌードルをチャージ。
 
六甲全山縦走の時に掬星台で食べたカップラーメン
 
☆登山で食べたカップヌードルアルバムはこちら☆
 
 
 
 
掬星台にありましたが、タイムカプセルのようなものでしょうか。埋蔵、開封とあります。
 

 
 
 
掬星台は日本三大夜景に挙げられているだけあって、昼間の眺望も最高でした。
神戸の街と大阪湾?
 

 
 
 
摩耶山~丁字ヶ辻
上高地の大正池に似ているということで名付けられたという穂高湖
 

 
 
 
ほんの少しだけ縦走路から外れましたが、寄らない訳にはいきませんでした。
 

 
 
 
記念碑台~極楽茶屋跡
ルートがわかりづらかった区間です。
六甲山ゴルフ場を通過。
 

 
 
 
トレイルを出たり入ったり。
 

 
 
 
六甲最高峰からガーデンテラス方向を撮影した写真だと思います。
樹氷を見ることになるとは思っていませんでした。
 

 
 
 
六甲最高峰付近から宝塚までは15km
思っていたよりも距離がありました・・・。
 

 
 
 
六甲山頂一見茶屋
 

 
 
 
寒い中でしたが、茶屋の中では観光客もちらほらと暖をとっていました。
せっかくなので六甲全山縦走56kのピンバッチを購入しました。
そして、エネルギーと温かい飲み物をチャージ。
水分以外で六甲全山縦走で口にしたものは、この他には掬星台で食べたいつものカップヌードルビックのみでした。
 
六甲山頂一見茶屋
 
 
 
少しだけですが歩道の無い道路も歩きました。
路面が凍っている箇所もあったので車がスリップして突っ込んでこないか不安でした・・・。
 

 
 
 
アスファルト道を歩く区間もありますが、一見茶屋から宝塚までは小刻みなアップダウンがある静かなトレイルで、トレランをするのに良さそうでした。
 

 
 
 
大阪の中心街でしょうか。
縦走路から眼下に眺めていた街並みがだいぶ近づいてきました。
 

 
 
 
ほぼゴールの塩尾寺(えんぺいじ)
ルートとしては、塩尾寺には入らずに道路を下ります。
 

 
 
 
宝塚駅手前の宝塚温泉
宝塚駅から歩いて5分もあれば着くでしょうか。
 

 
 
 
無事に宝塚駅に到着
宝塚大劇場に行ってみたかったですが、完全登山装備、ピッケルを外付けしたザックで駅ビル内を歩くのが憚られたので止めておきました。
 

 
 
 
実を言うと、年末に血尿が出たため、六甲全山縦走の前日に造影CT検査をしておりました・・・。
造影CT検査と言うのは、造影剤を点滴で体内に注入しながらのCT撮影です。造影剤のアレルギー反応でまれに重篤な状況に陥ることがあるようで、アレルギー反応が起きなくても異物が体に入ることには変わりはないので体にはそれなりのストレスがかかっております。(ちなみに検査結果は異状なし。特に理由なく血尿がでることもあるようです。)
 
そんなわけで、前々から楽しみにしていた六甲全山縦走を決行するか否か迷いましたが、結果的には決行して良かったです。そして、思っていた以上に六甲山山縦走路を大満喫することができた山旅でした。
 
六甲全山縦走で記念撮影したモンベルの登山用ザックであるバーサライトパック
 
ピッケルは飾り&重りなので使うことはありませんでした。
 
 
 
六甲全山縦走を年末の恒例登山にするのもありかなと思いました。
 
冬に六甲全山縦走をした際の六甲山最高峰での記念撮影
 
 
 
宝塚駅から新長田駅まで電車を乗り継ぐこと1時間ほど。
登山装備のまま入った吉野家。この生中から年末年始の呑んだくれ生活が始まったのでした。
 

 
 
 
 

冬の六甲全山縦走の所要時間と水場について

 
僕のペースでの六甲全山縦走の所要時間は約13時間20分でした。
日本百名山で実際にかかった日帰り所要時間と比較すると、第3位にランクインする所要時間です。
ちなみに1位は畑薙ダムからの赤石岳・悪沢岳の日帰り周遊で16時間30分。2位は新穂高からの鷲羽岳・水晶岳日帰り登山で14時間40分です。危険度、標高差などを除外して、単純に時間のみで比較すると、槍ヶ岳や剱岳早月尾根、甲斐駒ヶ岳黒戸尾根よりも時間を要しました。
 
今回は冬の登山だったのでそれほど水分を必要としませんでしたが、夏の六甲山はかなり暑いのではないでしょうか。そして、縦走路には水場が少ないように思えたので、夏の六甲全山縦走では水のチャージがひとつのポイントになるのかなと思いました。天然の水場はない?ものの、茶屋や時にはコンビニ、自販機、おみやげ屋もあるので困ることはないと思いますが。
 
 
 
 

所要時間で見る六甲全山縦走路の距離感

 
各地点の到着時間はこんな感じでした。
 
須磨浦公園駅:2時10分発
 
摩耶山:10時着
 
六甲山最高峰:12時45分着
 
宝塚駅:15時30分着
 
 
須磨浦公園から摩耶山までで全行程の5分の3ほどと言ったところでしょうか。
ざっくりでいうと、
須磨浦公園駅から摩耶山までに8時間かかり、
摩耶山から六甲山まで3時間、
六甲山から宝塚駅までで3時間といったところでしょうか。
(全行程、確実にコースタイムより速いペースで歩いています。)
 
 
須磨浦公園を出発してお昼に摩耶山に着いていなければ、目的地を宝塚駅とせずにエスケープを検討したほうが良いのかなと思います。
 
 
 
 

まとめ・冬に六甲全山縦走路を歩いてみて

 
夏に六甲山を歩いたことがないので比較はできませんが・・・、冬の六甲山は登山者もそれほどおらず静かな山歩きを満喫することができました。午前2時からの登山開始と言うことで時間的に登山者が少なかったというのもあるかもません。年季の入った六甲全山縦走路の標識を頼りに歩いた56km。毎日登山の記録では10000回以上登っている方が何人もいらっしゃいました。加藤文太郎が歩いた六甲山、人々に愛される六甲山を満喫することができたとても良い山旅でした。造影検査にもめげずに決行して良かったです 笑
 
 
 
 
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夜間登山(ナイトハイク) その魅力と注意をしていることなど

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気が付けば、明るくなってから登山口を出発するということがほとんどなくなった今日この頃。
メインはもちろん日中の登山ですが、夜間登山(ナイトハイク)をしているトータルタイムもだいぶ長くなってきたので、夜間登山について少し考えてみました。
 

 
 
 

夜間登山をする理由

 
夜間登山をする理由は大きく分けると次の3つくらいかなと思います。
 
①目的の山頂まで早く着くためにする夜間登山。
 
②夜しか登ることができないからする夜間登山。
 
③トレイルランニングのレースなどでする夜間登山。
 
 
①から③をひとつづつ考えてみたいと思います。
 
 
 

①目的の山頂まで早く着くためにする夜間登山。

 
ここでいう夜間登山は、深夜から夜明け前までの暗い時間帯にする登山です。
 
僕の好きなロングトレイル(長距離日帰り登山)の場合、遥か彼方の目的地を目指すにあたり、少しでも早く登山を開始した方が成功率、安全性が増すと思っています。「登山の鉄則である早く出発して早く帰る」を守るため暗い時間帯から歩きます。暗い時間帯に歩くことにより危険度が増しているのでは?という見方もできますが・・・。また、長距離の行程自体が危険だと言われればそれまでですが・・・。
 
 
無茶な行程と言われたらそれまでの「新穂高からの鷲羽岳・水晶岳の日帰り登山」
ブログ投稿はこちら
 
 
 

②夜しか登ることができないからする夜間登山。

 
仕事やプライベートで週末に登ることができない時、強引に平日の仕事後に里山で夜間登山をしています。これにより毎週登山を維持しているつもりです。
 
登山開始から登山終了まで完全なる夜間なので、①の夜間登山とは違い完全なる夜間登山です。
 
光城山夜間登山のブログ投稿はこちら
 
 
 

③トレイルランニングのレースなどでする夜間登山。

 
日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)やツールド長野といった夜間を含むトレランレース・イベントの中でする夜間登山です。同じ時間帯に同じルートを多数の出場者が通ることとなるので、前述の②、③に比べると安心感があります。夜間の山中を走っている時は獣になったような気分になることもあります。
 
ツールド長野のブログ投稿はこちら
 
 
 

夜間登山(ナイトハイク)の魅力

 
夜間登山の魅力を思いつくままに挙げてみました。
 
◆夜景を見ることができる。
 夜景は綺麗ではありますが、夜間登山の真の醍醐味は夜景を見るためにあらずだと思ってます。
 
◆日帰り登山なのにご来光を拝むことができることもある。
 標高が高い場所であればあるほど、得した気分になります。
 
◆人間の潜在能力を発揮する心地よさを味わうことができる。
 
 これが僕にとっては夜間登山の1番の魅力だと思います。
 
 暗闇に恐怖を感じるのが人間の本能だと思います。なぜ恐怖を感じるかと言うと、暗闇は人間にとって危険だからだと思います。しかしながら、危険な場所に身を置いているからこそ、五感は研ぎ澄まされ、心身ともに潜在能力が発揮することができるのではないかなと思います。暗闇の恐怖に押しつぶされないように強い心を持つこと。ルートロスはしていないか?野生動物は近くにいないか?異変をすぐに察知するために視覚、聴覚、嗅覚などは研ぎ澄まされます。文明社会に生きる人間ではなく、人間という生き物として、生きることに全力を尽くす心地よさを夜間登山のなかで味わうことができると思います。
 
◆まだ誰も歩いていない、その日、最も美しい空気の登山道を歩くことができる。
 登山道も一番風呂と同じだと思います。
 
◆他の登山者はあまり見ることがないであろう光景を見ることができる。
 山小屋付近からの朝の山景色は沢山の登山者が見ることができますが、山小屋からはるか遠くの稜線や山頂からの景色は、夜間登山をしたもののみが見ることができる光景だと思います。朝日が登る前~朝日が登った直後の得も言われぬ山景色は筆舌に尽くしがたいです。
 
◆暗闇を切り抜け、高揚感の中で見る山景色
 暗闇の中の恐怖心を乗り越えた解放感、登山口から稜線まで高揚状態登り切った達成感、そんな精神状態で見る山景色は格別です。
 
 

 
 
 
 

夜間登山で注意していること

◆明るい時に歩いたことがあるルートを歩く
基本的には、明るい時間帯に歩いたことがあるルートを歩きます。明るい時間帯の登山であれば、足元も前方の視野が効く範囲も満遍なく見ることができます。しかし、夜間登山ではヘッドライトに照らされた足元のみを見がちになりルートロスをしやすい状況となります。明るい時に歩いたことがあるルートであれば、ルートロスをしたときなど異変に気が付きやすいです。
 
◆ヘッドライト、予備電池、予備のライトを持つ。
光は夜間登山の生命線です。電池残量がわかる機能をもったヘッドライトを携行するのが望ましいです。また、いくら予備電池を持っていようとも、ヘッドライトの電池が切れた状態で暗闇の中で電池交換をするのは至難の業です。そんな状況を回避するため、僕はタグライトをザックに外付けしています。
 
タグライト
☆楽天市場での検索結果
☆amazonでの検索結果
☆Yahooショッピングでの検索結果
 
また、夜間登山に慣れていない方や、初めて歩くルートで夜間登山をする場合には、ヘッドライトと手持ちライトの両方を使うのがおすすめです。
 
☆おすすめの手持ちライトのブログ投稿はこちら☆
 
 
◆野生動物対策
熊やイノシシは夜間行動をする動物です。遭遇を回避するため熊鈴を使い、万が一に備え熊スプレーを必ず携行しています。
 
☆熊対策についてのブログ投稿はこちら☆
 
 
 

夜間登山の恐怖

 
◆野生動物との遭遇
ヘッドライトがあるとはいえ視野が狭いため、夜間登山では野生動物との接近に気が付きにくいと思います。今のところ、熊鈴の効果もあってか出合い頭での遭遇を含め、近距離・遠距離ともに熊やイノシシなどの野生動物に遭遇したことはありません。
 
◆超常現象
遭難事故などで何人もの方が命を落としている登山道。今のところ霊的な現象に遭遇したことは無いですが・・・。夜間登山をしている時にフラッシュバックすると嫌なので、心霊番組などは絶対に見ません。
 
◆沢の渡渉や沢の近くを歩くときの恐怖心。
沢を流れる水の音が大きい時などは、暗闇で視覚が制限されている中で聴覚までもが効かなくなるので非常にストレスを感じます。いわば目隠しと耳栓をして歩くような状況です。回避策は冷静になること、慣れることのみです。
 
 
 

改めて、なぜ夜間登山をするか

改めて考えてみると、夜間登山をする最大の理由は、暗闇の中に進むという恐怖心よりも、早く目的の場所に向けて登山をしたいという気持ちが勝るからだと思います。要は、早く登山をしたいという気持ちを抑えられないということだと思います。
 
 
僕の夜間登山の記録はこちら
 
 
 
 
 
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冬の乗鞍岳剣ヶ峰に登るためのポイント

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僕の冬のホームマウンテンである厳冬期の乗鞍岳登山についてまとめてみました。

僕の個人的見解であるということと、
天候、雪質などのコンディションにより状況は一変するということにご留意ください。

また、積雪期の剣ヶ峰を目指すには完全雪山装備が必要です(軽アイゼン不可)。
 
 

冬の乗鞍岳最高峰剣ヶ峰は登頂できるチャンスに恵まれることはそうはありません。

乗鞍岳に限ったことでは無いと思いますが冬山登山は、
登山直前の積雪の有無、天候、雪のコンディションに大きく左右される山行となります。

特に乗鞍岳剣ヶ峰は、晴れた日でないと登ることはまずできないと思った方が良いです。

少なくとも、僕は快晴の日以外の冬の乗鞍岳に登れたことはありません。

また、例え晴れていたとしても、
尋常でない強さの風が吹くこともあれば、
スノーシューを履いていても進むことがままならないラッセルとなることもあります。

剣ヶ峰登頂のためには晴れていることが絶対条件であり、
風や雪質など、他にも条件に恵まれなければ登るのは非常に困難です。

僕の感覚的なものですが、
冬の間に松本市から乗鞍岳を望むことができる日は1週間に1日~2日ほどだと思います。

その1~2回が週末に重なることはそうは無いように思うので、
晴れた日の登山という条件を満たすだけでもそうそうあることではないです。

 
4月の残雪期になると割と登りやすくはなりますが、
スキー場の営業が終了しているのでリフトの利用ができません。
(残雪期でも剣ヶ峰に登るには完全雪山装備が必要です。)

 
雪がある時期の乗鞍岳は登山者よりも、
バックカントリースキーヤー&スノーボーダーで賑わっていることが多いように思います。
(厳冬期に剣ヶ峰まで登るスキーヤー&ボーダーは少ないように思います。)

剣ヶ峰まで登る時期と、ツアーコースから先でバックカントリーをする時期としては、
12月初旬以降が良いかなと思います。

11月下旬は雪が積もり切っておらず、
ツアーコースを進む際、樹林をかき分けながら進まなければならない場合があります。

ちなみにMt乗鞍スノーリゾートは12月初旬に営業開始となることが多いと思います。
(スキー場の営業期間開始直後のカモシカゲレンデは非圧雪でリフトは動いていません。)
 
 

ルートの概要

休暇村乗鞍高原~ゲレンデ~三本滝レストハウス~カモシカゲレンデ~ツアーコース~トイレ小屋~肩の小屋~蚕玉岳~剣ヶ峰

※リフトを使用する場合は休暇村乗鞍高原よりも下の駐車場に停めた方が良いと思います。
 
 

乗鞍岳剣ヶ峰への所要時間

休暇村乗鞍高原からリフトを使わず、休憩をせずで、
剣ヶ峰までは、僕のペースで5時間ほどかかります。

往復の所要時間は僕のペースで約8時間30分です。

※25キロオーバーの装備ですが恐らく一般的な所要時間よりはだいぶ早く歩けていると思います。

 
 

基本的な装着物

スノーシュー : 三本滝レストハウスから肩の小屋まで

アイゼン・ピッケル : 肩の小屋~剣ヶ峰の往復

復路は肩の小屋から休暇村乗鞍高原までスノーシュー
 
 

休暇村乗鞍高原~ゲレンデ~三本滝レストハウス~カモシカゲレンデトップ

 
カモシカゲレンデのトップまではリフトを使用することも可能だが、
リフトの営業時間を待つと登山開始が遅くなる。

各リフトの始動時間は午前9時前後。(2018年時点)

厳冬期に日帰りでの剣ヶ峰アタックをする登山者は暗いうちから登山を開始するケースが多い。

三本滝レストハウスまではゲレンデが分岐している箇所があるが、
基本的にはなだらかな方を選んで登っていくのが良い。
(初めての場合は先行者のトレースを辿るのが無難。)

下山時はリフトに乗ることができないので、
復路のためにゲレンデの分岐を覚えながら進んだ方が良い。
(僕自身、車を停めた駐車場とは別の駐車場に下山してしまった経験あり。)

スキー場の営業期間内はゲレンデが圧雪されているためそれほど苦労せずに登ることができる。

カモシカゲレンデはスキー場の営業開始期間直後(プレオープン期間など)は、
圧雪されていない場合がある。

圧雪されていないカモシカゲレンデはスノーシューを履いていても登るのが困難。

カモシカゲレンデは、
圧雪された状態でも斜度があるためスノーシューを履いた方が登りやすい。
(浮力を得るためでなく、滑り止めとしての効果。)

リフトが動き始めてからのカモシカゲレンデクライムは、
スキーヤー、スノーボーダーと交錯する可能性があるのでやめたほうが良い。
 

三本滝レストハウス

Mt乗鞍スノーリゾートの三本滝レストハウス

営業時間外はトイレ使用不可。営業時間は午前9時~15時30分。(2018年時点)
 
 

カモシカゲレンデトップ~バックカントリーコース(ツアーコース)

 
カモシカゲレンデ

Mt乗鞍スノーリゾートのカモシカゲレンデ

圧雪された部分を歩くのが良い。

上級者向けコースなので斜度がある。
(写真で見る以上の斜度がある。)

 
ゲレンデトップから先はスキー場外となる。
 

ゲレンデトップの看板

スキー場の営業開始期間直後(12月初旬)はまだ看板が設置されていない場合あり。
 

看板右上の木の無い斜面を登ってツアーコースへと入る。

この斜面を登るのが非常にきつい。急登ラッセルとなることが多い。
 

ツアーコースには①から⑥までのナンバリングがある。

乗鞍のバックカントリーコース(ツアーコース)のナンバリング
 

所々に急斜面があるが滑落の恐れがある斜面ではない。
 

バックカントリーコース(ツアーコース)

乗鞍のバックカントリーコース(ツアーコース)

両サイドが樹林帯なので風の直撃を免れることができ、
ルートロスをする心配がほとんど無い。
(荒天時は風の直撃を受けることもある。)

 
ツアーコースの⑤から終点付近の間で幕営している登山者を時々見かける。

 
 

ツアーコース終点~肩の小屋

 
ツアーコース終点を直進すると肩の小屋方面、右に目印に沿って進むと位ヶ原山荘となる。
(位ヶ原山荘の営業状況は要事前確認)

 
必ず看板を一読。

乗鞍のバックカントリーコース(ツアーコース)終点の看板

看板は12月初旬に設置されていると思われる。

 
上の看板の右側に位ヶ原山荘へと続く目印あり。

乗鞍の位ヶ原山荘へと続く目印

12月初旬に設置されていると思われる。

 
剣ヶ峰を目指すには、目印側ではなく、看板を直進方向に進む。
 

ツアーコース終点から先は自分の判断で進路を決めることになる。

トレースはないと思った方が良い。

ツアーコース終点から雪原に出るまでは急登ラッセルとなることが多い。
(個人的な感覚では雪崩が起きてもおかしく無い地形のように思う)

ツアーコース終点から剣ヶ峰までは荒天の場合、吹きさらされることとなる。

目標物がない大雪原であるため、視界のない状況で歩くのは極めて危険。

復路の天候も考えながら進退の判断をする必要がある。

強風時は、スノーシューのトレースも消される。
 
 

トイレ小屋~肩の小屋

 
トイレ小屋

乗鞍のトイレ小屋

トイレの使用は不可。

時々、トイレ小屋周辺で幕営をしている登山者を見かけるが、
翌日が荒天となった場合、
視界のない中をツアーコース終点まで戻ることとなるので非常に危険だと思う。
 
トイレ小屋から肩の小屋までは、
岐阜方面から松本方面に向かって強風が吹いていることが多い。

そこそこの傾斜があるので地味にきつい。

肩の小屋を経由せずに稜線へと向かう登山者もいる。

肩の小屋は冬季は営業していない。

冬季小屋の有無は未確認。
 

肩の小屋(中央に肩の小屋)

 
左方向の剣ヶ峰と右方向の摩利支天(コロナ観測所のレーダードームあり)を結ぶ鞍部に肩の小屋がある。
 

肩の小屋付近には綺麗なシュカブラ(風紋)ができていることが多い。
(それだけ風が強いということを意味する。)

乗鞍岳のシュカブラ(風紋)

 
肩の小屋付近から真横に見る朝日岳がとても美しい。


 
 

肩の小屋~剣ヶ峰

 
トレースは無いと思った方が良い。

雪のコンディションを見極めて自分でルートを決める必要がある。

肩の小屋~剣ヶ峰は雪崩と滑落に注意が必要。

一般的には肩の小屋から朝日岳山頂を左に巻く形で稜線に出て、
蚕玉岳を経由して剣ヶ峰へと登ることが多いと思われる。

山頂からは槍ヶ岳、穂高岳、北アルプス裏銀座の山々、
白山、南アルプス、御嶽山、八ヶ岳などを見渡すことができる。
 
 

復路

 
剣ヶ峰からの下山は個人的には肩の小屋を経由せず、
蚕玉岳と朝日岳の間の斜面からトイレ小屋に下山することが多い。

 
復路はスキーヤー&スノーボーダーで賑わうゲレンデを下山させてもらうので、
交錯しないように注意が必要。

特にカモシカゲレンデを下山するときに注意が必要。
 
 
 
僕は我が家から1時間ほどで乗鞍岳に行くことができるので、
どんな天気予報であってもとりあえず乗鞍岳に向かい、
晴れていたら剣ヶ峰にアタックするといった感じで乗鞍岳登山に臨んでいます。

休暇村乗鞍高原からツアーコース終点まででも非常に良いトレーニングになるので、
晴れていない場合はツアーコース終点付近で引き返すことにしています。

 
 
晴れた日の乗鞍岳では、
剣ヶ峰まで登らずとも、バックカントリーコース終点の少し先まで登れば、
青い空のもと、白い大雪原の向こうに乗鞍岳を望むことができ、
すばらしい絶景を眺めることができます。

 
 
休暇村乗鞍高原

日帰り入浴可です☆

 
 
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